大学の志望理由書 質問者/困人

以下は大学の志望理由書です。
※800字で将来の展望と志望の動機を盛り込んで書けという指示がついています。

私は将来、語学だけでなく、中国という国を総合的に教えられる教員になるため、貴校の***学部で学びたいと考えている。
教員になりたいと思うようになったのは、高校二年生で履修していた中国語の授業がきっかけだ。会話を中心に学び、常にきれいな発音を心がけながら先生が指導してくださった。おかげで×××主催のスピーチコンテストで優勝することができた。授業を受け、実践的な授業を行うことがどれだけ素晴らしいことか実感し、語学を教えたいと考えるようになった。
中国に興味を持ったのは高校二年生の修学旅行での体験からだ。北京を訪れ、 現地の高校生と交流活動をした。中国人とペアになり自己紹介から話を始め、?は様々な中国の姿を教えてくれた。聞いた話は、知らないことばかりだった。隣の国であるのに、多くを知らないのだと分かった。
また、最近行われた「中国に対する意識」全国世論調査では、中国を「信頼できない」という人が計65%にも上ったことを知り、友好を築いていくのであるならば「信頼できる」「信頼できない」という狭い考え方ではなく、もっと中国についての理解・友好を深めようとすべきだと考えた。そのため、社会の人々が中国への理解を深められるように、中国を総合的に教える語学の教員になりたいと思ったのだ。
貴校***学部では、「○○○」という、現地で実体験を通して文化や生活習慣を学ぶことができるカリキュラムがある。それだけでなく、中国の国際関係・政治・経済について学ぶ講義もあり、非常に中国を総合的に学ぶ上で充実している。そして、中国語で討論や発表を行う講義によって語学の定着度が増す。これらのことは将来中国を総合的に教える語学教員の立場に立つ上で学ぶ必要があると考えた。
以上より貴校***学部を志望する。

ご指摘お願い致します。
質問したいことを加筆させて頂きます。

◎文章展開に問題はございますか。
◎修学旅行での体験は将来の夢に結びつくように表現ができていますか。

以上の二点です。

“大学の志望理由書 質問者/困人” への7件の返信

  1. 管理人回答:将来の展望というのが、見当たらないようですが。

    中国という国を総合的に教える、ということ以外、将来展望に相当するものがないのですが、それで良いのでしょうか?
    大学で、コレコレを学びたいというのが将来展望であるとか、中国という国を総合的に教えるということが、自分の将来展望のすべてだというのなら、それで結構ですが。

    全体としての論旨には、それほど無理はないのですが、個々の段落におかしな表現があるために、スンナリと理解できず、全体も妙な印象ですね。
    たとえば、

    >会話を中心に学び、常にきれいな発音を心がけながら先生が指導してくださった。
    >おかげで×××主催の~~。授業を受け、実践的な授業を行うことがどれだけ
    >素晴らしいことか実感し、

    ここを読むと、「会話を中心に学び、常にきれいな発音を心がけ」たということが、実践的だと主張しておられるようですが、そういうことが「実践的」で「すばらしい」とまで言えるものでしょうか?単に、読み書きだけでなく、会話も熱心にやった、ということでしょう?すると、読み書きの勉強は実践的ではない、という主張になりませんか?

    >中国人とペアになり自己紹介から話を始め、?は様々な中国の姿を

    ここは意味不明ですから、無視します。ただ、将来の夢に結びついているかというお尋ねには、遺憾ながら…とお答えするほかありません。

    >友好を築いていくのであるならば「信頼できる」「信頼できない」という狭い考え方
    >ではなく、もっと中国についての理解・友好を深めようとすべきだと考えた。

    友好のためには、まず知ることからはじめるべきだという論旨は理解できます。
    しかし、「友好を築いていくのであるならば」、「理解・友好を深めようとすべきだ」というのは、論旨として変ですね?「友好を築きたいなら、友好を深めよ」と言っているのですよ。

    最後の一文に先立つ、
    >これらのことは将来中国を総合的に教える語学教員の立場に立つ上で学ぶ必要
    >があると考えた。
    のまとめ方も、変ですね。出だしの一文との対比を考えてみてください。

    >中国という国を総合的に教えられる教員になるため、貴校の***学部で学びた
    >いと考えている。

    >これらのことは将来中国を総合的に教える語学教員の立場に立つ上で学ぶ必要
    >があると考えた。

    論旨が一歩も進んでいませんね。

    ついでに言うと、「語学教員の立場に立つ上で学ぶ必要がある」という、持って回った表現は、論旨をわかりにくくするだけです。あまり、無理に格好をつけようとしないほうが良いでしょう。他にも似たような表現があります。

    それと3つめの段落の
    >聞いた話は、知らないことばかりだった。隣の国であるのに、多くを知らないのだと
    >分かった。

    ですが、具体性がありません。たとえばどんな話だったのか、たとえば何を知らなかったのかを書かないと、説得力が出ません。

  2. 添削ありがとうございます

    アドバイスをいただいて、書き直しました。再度添削をお願い致します。

     私は貴校の***学部で中国について学びたいと考えている。
     高校で履修していた「中国語会話」という授業がきっかけで、中国語が大好きになった。中国語に親しみを感じられる授業を行うことが素晴らしいと感じ、語学を教えたいと考えるようになった。
     中国に興味を持ったのは高校2年生の修学旅行での体験からだ。北京へ行き、故宮や天安門広場、頤和園などの歴史的な場所を訪れた。また、印象的だったのは現地の高校生とペアになり、3日間一緒に過ごしたことだ。コミュニケーション手段はすべて中国語で戸惑ったが、△△△(相手の名前)は気を遣ってゆっくり話してくれた。彼女は日本と中国との違いについて教えてくれた。「朋友」(友達という意味)という言葉の受け取り方の違い、接客意識の違い、教育制度の違いなどだ。聞いた話は自分の知らないことばかりだった。隣の国であるのに、多くを知らないのだと分かり、中国について深く掘り下げて学びたいと感じた。
     また、最近行われた「中国に対する意識」全国世論調査では、中国を信頼できないという人が計65パーセントにも上ったことを知り、友好を築いていくのであるならば信頼できる、信頼できないという狭い考え方ではなく、もっと中国についての理解を深めようとすべきだと考えた。そのため、社会の人々が中国への理解を深められるように、語学教員として中国という国を総合的に教えたい。そして、中国について親しみを持てるような授業を展開し、世論を変えたい。
     貴校の***学部では、「○○○」という、現地で実体験を通して文化や生活習慣を学ぶことができるカリキュラムがある。それだけでなく、中国の国際関係・政治・経済について学ぶ講義もあり、非常に中国を総合的に学ぶ上で充実している。
     以上より貴校の***学部を志望する。

  3. 管理人回答:かなり良くなりました。

    ただ、良くなった分、目立ってきたことがあります。
    それは、なぜ出だしの部分で、「中国語への興味」と「中国への興味」を、分けて書きはじめるのか?ということです。
    せめて、両者が時系列の中で整理されて記述されていれば、もっとわかりやすくなるでしょう。

    どんな学部学科か不明ですが、冒頭の一文は余計です。
    何かの参考書や指導書に書かれていたか、教員の指導でしょうが、それは内容を明快な論旨で展開できない生徒に対する指導であって、内容がきちんと明快に書けていれば、そういう分かりきった記述は要りません。

  4. バランスと将来の展望

    全体的にバランスがものすごく悪い気がするんですが、どうでしょうか。
    それから、将来の展望については書けているのでしょうか。

  5. 管理人回答:どこがバランスが悪いと思うのですか?

    管理人としては、前回ご指摘した通り、「中国語への興味」と「中国への興味」を分けて書きはじめる点に、論旨の判りにくさを感じます。それについては、前回、対処法をご提案しましたし、それ以外では、大きな意味ではとくに問題はないと思います(微妙な表現のおかしさはありますがそこまでは指摘できません)。

    将来の展望については、最初のご回答で書いた通りです。あなたがそれで良いと思っておられるのなら、それで良いということです。
    良いと思っておられるのかどうか、その点については、何も意思表示をなさっていませんね?ですから、管理人としても、それ以上、何も言いようがありません。

    もうひとつ、付け加えておきます。
    妙な表現上の技巧を凝らそうとせず、<中国語を習って、興味を持って、中国語の教員になりたいと思った、それについては単に言語だけでなく、中国について総合的に教えられる教員になりたい、それらが勉強できるのが貴学だと思った>と、素直に書けばいいのです。
    あとは、日中友好の必要性だとか、台頭するアジアパワーの代表格だとか、適当に付け加えれば良いのです。

  6. どうしたらいいのか分からないです。

    バランスというより、志望理由書のはじめはいきなり本論から入ってしまって良いのだろうか?という疑問があります。

    私が志望している学部は、外国語学部ではなくて、中国を総合的に学ぶという学部です。だから、語学の興味と、国に対しての興味をわざと分けて書いているんですがダメでしょうか?変でしょうか?

    よく○○語が好きだから~になりたいというのがあります。私はただそれだけではなくて、中国という国にものすごく興味を持っているんです。それを自分の経験を書くことによって表わそうとしたのですが・・・

    それから、論旨が進んでいるのか、いないのか 自分の文章を読んでも分からないです。どういう文章を論旨が進んでいるというのかも分かりません。

    教えて下さい。

  7. 回答:自分が何を言っているのか、よく考えてください。

    >バランスというより、志望理由書のはじめはいきなり本論から入ってしまって
    >良いのだろうか?という疑問があります。

    「バランスというより」とおっしゃいますが、あなたが「全体的にバランスがものすごく悪い気がするんですが、どうでしょうか。」と、お尋ねになったのですよ。それを否定されては、管理人としてどう対応してよいのかわかりませんね。
    単に出だしのことを聞きたいだけなら、「全体的に」などという書き方をしないでください。
    それはともかく、いきなり本論から入ろうが、入るまいが、それは筆者の好みです。どういう論法が効果的と考えるか、それは筆者の判断ですし、志望理由書だからといって、そんなことに決まりはありません。

    >私が志望している学部は、外国語学部ではなくて、中国を総合的に学ぶという
    >学部です。だから、語学の興味と、国に対しての興味をわざと分けて書いている
    >んですがダメでしょうか?変でしょうか?

    ならば、最初からそうお書きになるべきでしょう。
    「私は将来、語学だけでなく、中国という国を総合的に教えられる教員になるため、貴校の***学部で学びたいと考えている。 」
    という文を読めば、つまり「語学だけではなく」と言えば、中心は語学だと理解するのが普通の感覚です。

    分けて書くのがいいとか悪いとかいうのではなく、あなたの書き方では、いったい何を目指しているのかわからない、理解しにくい、ということです。

    >よく○○語が好きだから~になりたいというのがあります。私はただそれだけ
    >ではなくて、中国という国にものすごく興味を持っているんです。それを自分の
    >経験を書くことによって表わそうとしたのですが・・・

    語学がやりたいわけではないのなら、それをお書きなさい。
    あなたの最初の文章を読めば、語学教員になりたいのだ、としか読めません。
    自分の経験云々とおっしゃいますが、この種の文章は他人に理解してもらうために書くのであって、いくら自分の体験が大事だと思うからと言って、他人に理解しにくい論旨展開では、何もなりません。そういうのを「独善」、独り善がりといいます。

    >論旨が進んでいるのか、いないのか 自分の文章を読んでも分からないです。
    >どういう文章を論旨が進んでいるというのかも分かりません。

    論旨が進んでいないというのは、それ以前に書いた内容と同じことを、強調でもなく、より詳しい説明でもなく、同じ水準で、意味なく繰り返すことを指摘しています。
    志望理由書だからと言って、学校の教育方針に合わせようとするあまり自分を見失っているのではないですか?

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