私学教員採用抱負 質問者/よしこ

◎質問者(文章執筆者)の性別/女
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/22歳
◎文章の用途/私立教員採用履歴書
◎文章の提出先/私学会館
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/題にふさわしいか
しっかりと抱負が明記出来ているのか、またもっとどうすれば良いのかを教えていただきたいです。
以下文章

題:私学教育に対する抱負

親はなぜ自分の子供を私学に通わせるのか。高い授業料を払ってまで私学に通わせたいのはなぜなのか。ただ学校に行かせたいならば特に中学は公立に行けばよい訳です。それでも親が私学に通わせたい理由は当たり前ですが、私学にしかない建学の精神と、そしてそれに基づいた教育目標に親が共感し、自分の子供をそのような人に育てたいと思うためです。よって私学教員は生徒の将来に大きな責任を持っていると思います。しかし、私学教員はこの建学の精神と教育目標に共感している人しかいません。つまり全教師が同じ方向を向いているのです。私はここが公立の教師とは違う点だと思います。従って、学校全体で生徒を本気で指導し、成長させられるのが私学の特徴であり、利点であると思います。
よって、私はこの建学の精神と教育目標に共感し、その中で教師として指導することを望みます。そして生徒に影響を与えられる教師になりたいと思っています。私は大学受験の頃、成績が上手く伸びずに悩んでいました。しかし、努力を続け成長することが出来たのです。この努力を続けることが出来た背景には先生方の支えがあったためと強く感じています。この先生に教わったからこの教科が好きになった、頑張れたということがよくあると思いますが、まさにそれです。大変親しみやすく、どんなに出来なくても時間を割いて勉強を見てくれ、時には一緒にお話しをして楽しませてくれる。こんな私に一生懸命になってくれた先生がいたから、私は努力をし続けられたと思います。この出会いが私の運命を変え、そして夢を切り開くことが出来たのです。
良い授業をすることは確かに教師には必要です。しかし私はそれ以上に生徒に信頼を置かれる人間性、そして生徒を全力でサポートできる力が必要であると思います。私が先生方にされてきた事を次は私が生徒にしていく番です。生徒に夢を持たせ、夢を叶えられる力を養えるように全力で努めたいです。

“私学教員採用抱負 質問者/よしこ” への5件の返信

  1. 管理人回答:難しいですね。

    >しっかりと抱負が明記出来ているのか、
    ⇒一応、形の上ではできていると思います。その意味では、問題ないと思います。

    しかし、あくまで形の上では、です。キツイことを書きます。

    そもそも、「親はなぜ自分の子供を私学に通わせるのか」、それは、「私学にしかない建学の精神と、そしてそれに基づいた教育目標に親が共感し、自分の子供をそのような人に育てたいと思うため」であり、それは当たり前のことだという前提そのものが、とんでもない現実離れしたタテマエ論だと、管理人は感じます。
    そういう前提から出発しているわけですから、以降に書かれていることも、すべて絵空事に近いという印象です。
    抱負を述べる目的は、自分がその私学教員にふさわしいことをアピールするためですから、抱負そのものがいくら素晴らしくても、そういう現実離れした認識の持ち主だということが明らかになっては、意味がないでしょうから、その意味で問題だと思います。

    それから、これは質問にないことなので余計なことですし、管理人が毎度言うことですが、具体性がありません。大学受験の頃の体験らしきものをお書きですが、すべて抽象的な理想論に過ぎませんから、まったく説得力がないのです。

    「良い授業をすること」以上に必要なのが、「生徒に信頼を置かれる人間性、そして生徒を全力でサポートできる力」だという主張も、でたらめです。良い授業ができなくて生徒の信頼は得られないし生徒をサポートすることもできないでしょう。

    要するに、この文章全体が現実を無視して、あるいは現実を理解せずに、形ばかりの理想論を書いているに過ぎない、という印象です。

  2. 添削依頼

    ◎質問者(文章執筆者)の性別/女
    ◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/22歳
    ◎文章の用途/私立教員採用履歴書
    ◎文章の提出先/私学会館
    ◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/理想論だけになっていないか
    少し改善し、文章を書きなおしました。よろしくお願いします。
    以下文章です。

    題:私学教育に対する抱負

    私の私学教育に対する抱負は、勤務校の建学の精神と教育目標とをしっかり理解し、共感した上で、その教育目標に準じた卒業生を社会に輩出すること、そして、生徒の将来に責任を持ち、生徒に良い影響を与える教師になることです。私学に通いたい、通わせたいと思う理由は、建学の精神と教育目標に親と子供が共感し、このような人に育って欲しい、育ちたいと思うことにあります。私学は教師が基本的に同じ教育目標を持っています。私は私学の中高を卒業しましたが、どの先生からも一貫した生活指導、学習指導を受けてきました。この一貫というのは生徒の成長にとって、非常に大切であると思います。それが故に、私学は生徒を総合的に成長させられる場であると感じています。私はその一員となって学校に合ったより良い生徒を育てたいと思っています。
    もう一つ目指したい教師像として次の体験から考えたことがあります。私は高校三年生の頃、成績が上手く伸びずに悩んできましたが、努力を続け、第一志望の大学に合格できました。この背景にはある先生の支えたあったと強く感じています。先生は、大変親しみやすい人柄で、どんなに出来なくても時間を割いて、そして次はいつ持ってくるのかと積極的に勉強をみてくれました。時には相談にのってくれたり、一緒にお話をして楽しませてくれたりしました。私に一生懸命になってくれた先生がいたから、私は努力を続けられました。この出会いが私の運命を変え、そして夢を切り開くことが出来たのです。教師には、良い授業をすることも大切だと思いますが、それと同様に生徒に信頼される人間性、そして生徒を全力でサポート出来る人間力が必要であると思います。先生にされてきたことを、次は私がする番です。学校にあった卒業生を輩出し、学校の発展に寄与し、そしてこの先生に出会えて良かったと生徒に思われる指導が出来る教師になりたいです。

  3. 管理人回答:細かな点を少し。

    管理人が前回回答で指摘した点については、頑とした確信をお持ちのようです。むしろ前回よりも、「学校に合ったより良い生徒」とか、「学校にあった卒業生」など、その私学の教育目標の型にはめ込むこと、生徒の個性を伸ばすより学校の理想を優先することが大切だとお考えのようですから、これ以上は言いません。

    すると、単に
    >よろしくお願いします。

    というだけのご依頼ですので、管理人としてはこれ以上、言えることもありません。
    しかし、せっかく再投稿していただいたので、少し細かな表現の点を。
    率直に言って、日本語の感覚、言葉の理解が変です。もう少し、ひとつひとつの言葉が持つ意味というものをお考えになるほうがいいでしょう。もし国語科の教員志望なら、かなり厳しい評価を下されるでしょう。
    いくつかあげておきます。

    >勤務校の建学の精神と教育目標とをしっかり理解し、共感した上で、
    >その教育目標に準じた卒業生を社会に輩出すること、
    ⇒在学中の教育の話を飛ばして、いきなり卒業生を送り出す話になるのは、どういうわけでしょう?
    ⇒卒業生という人間が、教育目標という抽象理念に「準じる」などというのは、日本語として間違っています。
    ⇒輩出というのは、著名な文化人とか作家とか、科学者とか、企業経営者とか、ある種の優れた能力を持つ人たちを次々送り出すという場合に使う言葉です。それはまあ、私学からも有為の人材を社会や大学に送り出すのでしょうが、「輩出」は言語感覚として変です。

    >そして、生徒の将来に責任を持ち、生徒に良い影響を与える教師になることです。
    ⇒いくら教員は生徒に影響を与えるものであっても、その生徒の将来に責任まで持てるものでしょうか?教員に対して、生徒(子)の将来に責任を持ってくれなどという保護者(親)がいるのでしょうか?それが単に、いい大学に入れてやってくれという話なら別ですが。

    >そして次はいつ持ってくるのかと積極的に勉強をみてくれました。
    ⇒持ってくるというのは、何を持ってくるのでしょう?

    >一緒にお話をして楽しませてくれたりしました。
    ⇒高校の教員が、生徒に対して、しかも個別に、「一緒にお話をして楽しませて」くれるのですか? あなたは女性で、その教師が男性なら、少々アブナイ話のような印象さえ出てきます。

    >この出会いが私の運命を変え、そして夢を切り開くことが出来たのです。
    ⇒勉強が伸びるようになったり、第一志望の大学に合格することが、「運命」などという表現で述べる事柄でしょうか?
    ⇒夢は、「切り開く」ものでしょうか?

    >先生にされてきたことを、次は私がする番です。
    ⇒意味は判りますし、間違った日本語でもないのですが…。 まるで何かを仕返しをする時のような書き方です。

  4. 添削依頼

    ◎質問者(文章執筆者)の性別/女
    ◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/22歳
    ◎文章の用途/私立教員採用履歴書
    ◎文章の提出先/私学会館
    ◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/文章はおかしくないか

    題:私学教育に対する抱負

    私の私学教育に対する抱負は、建学の精神と教育目標とをしっかり理解し、共感した上で、その教育目標に沿った教育を行い、生徒の個性を伸ばしながら社会に貢献できる生徒を育てること、そして生徒に良い影響を与える教師になることです。
    生徒や保護者が数多くの学校の中からこの学校に通いたい、通わせたいと思う理由は、私学特有の教育目標に共感し、この場で成長したい、あるいはして欲しいと思うことにあります。また私学では教師が基本的に同じ教育目標を持っています。私は私学の中高を卒業しましたが、生徒の個性に合わせて指導方法は異なるものの、一貫した方針で指導を受けてきました。この一貫というのは生徒の成長にとって大切であると思います。それが故に私学は生徒を総合的に成長させられる場であると感じています。私はこのような場で教師になり、生徒の成長に携わることを望みます。私事ですが、高校三年生の頃、成績が伸びずに悩んでいました。しかし、ある恩師の支えがあったことで努力を続け、成長することができました。その先生は大変親しみやすい人柄で、どんなに出来なくても時間を割いて、次はいつ質問しに来るのかと問い、積極的に学習指導を行ってくれました。時には相談にのってくれたり、一緒に話しをして楽しませてくれたりしました。
    このように一生懸命になってくれた先生がいたから私は努力を続けることができ、念願の第一志望の大学に合格できたと強く感じています。この出会いが、自分に自信を持つきっかけにもなり、夢を諦めないことにも繋がったと思います。教師には、良い授業をすることと共に生徒に信頼される人間性、そして生徒を全力でサポートできる人間力が必要であると思います。恩師にされてきた事を次は私が伝える番です。学校に合った生徒を育て学校の発展に寄与し、そしてこの先生に出会えて良かったと生徒に思われる指導が出来る教師になりたいです。

  5. 管理人回答:少し変です。

    >私事ですが、
    ⇒不要な断りです。私学教員志望者が自分の抱負を述べるのですから、本来、すべてが私事です。あえて言うなら、「私自身の経験ですが、」でしょう。「私事」という言葉の意味、それをどういう場合に使うのかということを考えてください。

    >一緒に話しをして楽しませてくれたりしました。
    ⇒この点に関しては管理人の意見をまったく無視というか、同意なさらないようですので、もういいませんが、これを変だと感じないあなたの言語感覚は、変です。

    >恩師にされてきた事を次は私が伝える番です。
    ⇒言葉通りに解釈すれば、自分が恩師に何をされてきたのか、それを生徒に伝えるという意味になります。変だと感じませんか?

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