大学AO入試進学志望理由書 質問者/こにー

◎質問者(文章執筆者)の性別/女
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/高校三年
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/AO入試用の志望理由書
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/大学
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/全体的にまとまっていますか?

私は将来、食品企業で商品の企画・開発をしたいと考え、貴学部貴学科を志望する。
飲食店を経営する両親を持つ私は、「食」を身近に感じながら育ってきた。その影響から物心ついた頃から積極的に台所に立つようになり、中学生になると料理やお菓子作りが趣味になっていた。自分の作った物を食べた人が笑顔になるのを見ることが何よりも好きで、将来は調理師の道に進もうと考えていた。しかし、高校生になり調理師養成学校で説明を受けた際、調理師は厨房にいることが多く、あまり多くの人と関わりを持てないように思い、自分のやりたいこととのずれを感じた。それから改めて「食」に関する職業を調べ、様々な人と協力して買いたくなる商品を作りあげる、商品の企画・開発に興味を持った。そして、「食」を通して周りの人だけでなく、老若男女・住む地域に関係なく、沢山の人に、おいしさと幸せを届けることのできる食品業界で、自分のアイディアを取り入れた商品の開発をすることこそが私のやりたい仕事であると確信し、その道に近づける貴学を強く志望するようになった。
現在の日本は世界一の長寿国だ。これは伝統的な和食が一汁三菜を中心とした栄養バランスの優れたものであることが要因の一つだと言われている。しかし現在、戦後の食生活の多様化により食の欧米化が進み、長期的な和食離れが深刻化している。それに伴い米の消費量は四十年前の約半分にまで減少し、食生活の乱れが原因の一つである生活習慣病の患者数は年々増加している。このような食生活は見直すべきだが、長年続いてきた欧米食志向を急に変えることは難しい。だから私は、和と洋を組み合わせた新たな食の創造で、日本人が和の食材のおいしさを再認識するきっかけを作り、この問題の解決に取り組みたい。このような素材から考える企画・開発には、幅広い知識や世界観が必要だ。その為、マーケティングや商品開発のノウハウはもちろん、国内外の食文化や食料事情、食の安全など、食品ビジネスに関する様々なことを学ぶ必要がある。私は、これらのことを学ぶと共に、食材の栄養や食空間の演出など、「食」について広い知識を持つフードスペシャリストとフードコーディネーターの資格を取得し、おいしく楽しい「食」の提供ができる、創造力豊かな人材になりたい。
貴学科では私の学びたいことが、その講義やゼミ、取得できる資格によって全て用意されている。フィールドリサーチなどの実習科目では、机上では学べない国内外で食品ビジネスに携わる人の生の声を聞く、価値ある経験ができる。現場を知ることで、より具体的に自分の将来を思い描くことのできる実践的科目の多さは他学にはない魅力であり、私が貴学科を志望する大きな理由だ。豊かな自然の中で過ごす貴学での生活は、私の人生において貴重な財産となると考える。以上の理由から、私は貴学部貴学科を強く志望する。

“大学AO入試進学志望理由書 質問者/こにー” への1件の返信

  1. 管理人回答:「貴学科」がどんな学科か、管理人には判りません。

    >全体的にまとまっていますか?

    ⇒タイトルの通り、管理人には貴学部貴学科がどんな学部学科なのか判りませんから、全体的に、も何も、厳密に言えば、評価は困難です。
    しかしまあ、食物栄養か何か、そのあたりの学部・学科なのでしょう。そう考えて読むと、まあ、全体的にはまとまっています。

    しかし、お書きになっていることを読むと、単に、その大学の学部学科が「こんなことを、こんなふうに学べます」と宣伝していることに、自分を合わせているだけとしか思えません。

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