◎質問者(文章執筆者)の性別/女性
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/18 大学1年(仮面浪人)
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/大学入試の課題レポート
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/大学 教育学部
◎チェックしてほしい文章/
課題:
小学校または中学校の教科の中から1つの教科を選び、あなたが学校教員になって児童又は生徒に教えてみたいことを、以下の4点を踏まえて、2000字以内で書いてください。
本文:
小学校6年生理科、水溶液の性質について取り上げる。
この指導内容を取り上げる理由は、私が理科を好きになったきっかけの単元だからだ。実際に、小学校でリトマス試験紙を用いた水溶液の液性の判定の実験を初めて行った時、身近な水溶液が液性によってリトマス試験紙の色を変える事に驚いた。今の子どもたちは、理科離れをしていると言われている。この単元で少しでも子どもたちが理科に興味と関心を持ち、身近に感じる事が出来たら良いな、と思い取り上げようと考えた。
課題レポートを作成するにあたって色々調べたところ、ベネッセ教育研究開発センターというウェブサイトと、国立教育政策研究所のウェブサイトを見つけた。前者には、貴校の森本信也教授が書かれた文章が掲載されていた。森本教授は理科の授業を行う時に大切な事を、子どもたちにしっかり予想をさせる事、考える視点を与える事、考えを表現させる事、全員で考えさせる事だと書かれていた。私はこの意見に共感した。そして後者には、平成24年度全国学力・学習状況調査の結果についての概要が掲載されていた。その概要から、観察・実験の結果を整理し考察する事、科学的な言葉や概念を使用して考えたり説明したりする事が小学校理科の課題である事が分かった。さらに、今年の4月から行っている理科実験のアシスタントのアルバイトをしていて感じている事がある。それは既習の知識を参考にして実験結果を予想する事、自分の考えを表現する事、実験結果を自分の言葉でまとめる事を苦手とする子どもが多いということだ。私はこれらの事と、文部科学省のウェブページに掲載されていた学習指導要領を参考にして、課題レポートを作成した。
今回、「謎の5種類の溶液を判定する方法を考え、実験の計画を立てる。そして実験を行い、実験結果をまとめ、水溶液の性質をまとめる。」という授業の学習計画を作成した。
本時の目標を、既習の知識を用いて水溶液を見分ける活動を通して、性質や働きを基に、判定結果を分かりやすく表現することが出来るようにするという事にした。
本時の学習計画は以下の通りだ。
学習活動・内容(指導上の留意点)
予想される子どもの反応
子どもの反応への対応
の順に書いていく。
1 本時の課題をつかみ、学習の進め方を知る。
課題を理解出来ていない。
本時までのノートを確認させ、日常の現象と結び付けながら説明することによって意欲に繋げる。
2 今までに調べた水溶液の性質や実験方法を思い出し、予想を基に、各班で実験計画を立てる。(実験の計画を黒板に図示し、安全で効率的な方法かどうか確認させる。)
計画を立てられていない。
本時までのノートを使って、今まで行ってきた実験方法を想起させる。
3 自分たちの考えた方法で、水溶液の性質、働きを班ごとに調べ、見分ける。(安全めがねの着用や口に入れないこと等を確認し安全に気を付けて実験を行わせる。判定に結び付く結果を挙げるようにし、根拠に基づいて実験させる。)
実験に参加出来ていない。
実験の役割を分担し参加させる。
4 自分たちの実験結果をノートにまとめて、班ごとに発表させる。(既習の水溶液の性質や働きが書いてあるノートを利用しながら、実験結果と結びつけて発表させるようにする。)
5 鑑定結果から効率的な見分け方を考え、各々でまとめる。(自分たちの実験方法を振り返り、より効率的な調べ方についてノートにまとめさせる。)
私はこの学習計画を1時間で終わらせる事が出来ないと思う。そこで、予備としてもう1時間確保しておく。
授業のレベルが合わず、理解に苦しんでいる子ども、物足りないと感じる子どもがいると思う。理解に苦しんでいるという子どもに対しては、理解できていないところを正確に把握しフォローをする、実験を集中して見るよう促す、日常の現象等も紹介しながら意欲の喚起に努める、今までの授業の内容を想起させ考えさせるという対応が考えられる。物足りない子どもには、既習の知識で説明できるような日常の現象の疑問をまとめたプリントを配布し、どうしてその事象が起こるかを自分の言葉でまとめさせる、極端な条件下における実験など見る事ができ、専門家に実験を解説して頂ける貴重な経験が出来る場所だと私は思うので、科学館に行く事を勧め、更なる関心や興味を持たせるという対応が考えられる。
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/
課題レポートという名前だったので、参考としたサイトの名前を記したが、自分で考えたという感じが少なくなり印象は悪くなってしまうか
句読点の場所はあってるか
日本語として通じないところがあるか
分かりにくいところがあったか
2つ続けて投稿してすいません。
お願いします。
管理人回答:課題レポートというのが何か、理解できません。
>分かりにくいところがあったか
→全体がわかりません。
まず、「以下の4点を踏まえて、」とありますが、その「以下の4点」が何なのか、管理人には不明ですから、この文章を正しく評価することはできません。
また、この文章そのものが、課題レポートですね?その課題レポートの本文で、なぜ、「課題レポートを作成するにあたって色々調べたところ、」とか、「課題レポートを作成した。 」とか、まるで課題レポート作成のレポートのような書き方をするのですか?
>課題レポートという名前だったので、参考としたサイトの名前を記したが、自分で考えたという感じが少なくなり印象は悪くなってしまうか
→悪いです。とくに、その大学の教授がそのサイトで何かしていることを持ち出すところなど、大学あるいは教授に「お追従」している印象が強いです。
>句読点の場所はあってるか
→そういう枝葉末節のことを気にする前に、もっと考えることがあるだろうというのが、管理人の意見です。さらに言えば、問題の文章の句読点を気にするのなら、ご自分の質問文にも適切な句読点を使うべきでしょう。
ともかく、いろいろ詳しく書かれていますが、「以下の4点」が不明ですから、どうしようもありません。
ありがとうございました。