◎質問者(文章執筆者)の性別/女
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/21・大学4回生
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/教員採用試験(中学・英語)の自己PR
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/教育委員会
◎チェックしてほしい文章/
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/
◎質問したい事柄/欠点いくつか教えていただきたいです。私はPRが弱いのではないかと感じています。しかしこれ以上字数は増やせません。よろしくお願いいたします。
私の強みは柔軟な対応力です。その強みにより、学生時代の塾講師のアルバイトで、ある学習意欲のない生徒の英語の成績を40点伸ばしました。まず、生徒にとって身近な話題作りをし、次に教材を全て変更し、さらに生徒が興味をもつような英文を使い、絵を入れた生徒専用オリジナルノートを作りました。その結果点数向上を果たし、この経験以降も様々な生徒を担当し、一人一人の性格に応じて柔軟に対応を変えてきました。教員になると、この強みを生かし生徒一人一人に合った教育をして生徒が過ごしやすい環境作りに全力を尽くしたいです。
管理人回答:欠点はひとつだけです。
メールアドレスは記入しないで欲しいとお願いしているのが、ご理解になれませんか?
>欠点いくつか教えていただきたいです。
⇒欠点はひとつだけです。記載内容、つまり「柔軟な対応力」の説明としての、「ある学習意欲のない生徒」に対しての指導内容に、まったく説得力がありません。真実味がゼロです。
嘘だといっているのではありませんが、読んでいて絵空事に近い印象です。「それはすごいな」と素直に感心できるような話が、何もないのです。
そもそも学習意欲のない生徒に、学習意欲を持たせるだけでも大変なのに、その英語の点数を40点もあげたという、その取り組み内容にまったく説得力がありません。
あれこれ具体的に書いてあるようでいて、実はまったく具体性がありません。
生徒にとって身近な話題作りとは、たとえばどんな話題なのか、教材を全て変更し他とは、従来のどんな教材をどんな教材に変えたのか、生徒が興味をもつような英文とは、たとえばどんな英文か、生徒専用オリジナルノートに入れた絵とはどんな絵か。
さらに言えば、それほど次々と生徒個人に合わせた変更をするというのは相当大変なことのはずなのに、その苦労をひと言も述べずに、さらに次々と同じように変えて成功したという話…。まったく信憑性がありません。
ちなみに。
管理人は、「塾講師のアルバイト」というと、学校の教員のように教壇に立って、複数の生徒に同時に各教科を教える講師を連想したのですが、あなたがやっていた「塾講師」というのは、どういうものでしょう。
管理人の連想したようなものだとしたら、それこそ生徒ひとりひとりに合わせて、教材から指導内容から、話題から変えるというのはアルバイト講師にはとうてい不可能なように思いますが?
また、管理人の連想したようなものではなく、生徒を個別に指導する塾の指導員という意味なら、個々の生徒に合わせて柔軟に指導内容や方法を変えるのは、むしろ当然のことでしょう。それをやるからこそ、個別指導塾なのでしょう。要するに、あなたがやったことは、その塾の指導員として当たり前のことにしか過ぎません。柔軟な対応力の説明として、そもそも材料選択が間違っています。
あと余計なアドバイスを一つ。
文字数の制約があるなら、まず塾講師のアルバイトで様々な生徒を担当し、一人一人の性格に応じて柔軟に対応を変えて成果をあげたという話を出してから、その一例として「ある学習意欲のない生徒」の話を出すのが自然で無理がなく、論旨も理解しやすくなるし、文字数も少なくて済むでしょう。
ありがとうございました。
非常に勉強になりました。
管理人さんのおっしゃる通りです。
この自己PRは元々約600字の自己PRでした。
それを250字に短縮したために、苦労した話を消し、自分が行ってきたことを簡単に書くことしかできませんでした。
面接で突っ込まれた時に言ったらよいと思っていましたが、、、
しかし材料選択が自体が間違っている限り、もう一回考え直そうと思います。
ちなみに私の塾は個別指導塾でした。
また添削をお願いするかもしれません。
その時はまたよろしくお願いいたします。