◎質問者(文章執筆者)の性別/女
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/26歳(現在、1才児を持つ専業主婦)
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/自薦状
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/看護専門学校
◎チェックしてほしい文章/
家庭の経済事情の為、高校卒業後は看護学校への進学を諦めた。
19歳から大手家電メーカーのコールセンターでオペレーターの仕事をしていた。
ある日、お客様から「購入2年目のエアコンのリモコンが故障してしまった」との
相談を受け、社内ルールに従いリモコンの購入をお願いした。
が、お客様から「10年は使えるからと高額な最上位機種を購入したのに
2年目に不具合が生じるなんて納得いかない。家計の経済状況からも
6000円のリモコンを購入するのは厳しい。」とのお声を頂いた。
私は、お客様の仰る事はもっともだと思い、技術を管轄している事業部に相談した。
「当該機種でお客様にお渡ししてもよいリモコンはないか。」と聞くと、
「サンプル品として取り置いているものがある。」との事でそのリモコンを
お客様宛に無償送付することが出来た。
後日お客様から御礼状が届き、「無理を言ってすみません。
大変助かりました、ありがとう」との言葉を頂くことが出来た。
看護の仕事において大切なことは、患者様と目線を合わせて寄り添い、
患者様の言葉を受け止め、患者様本人と相談しながら看護計画を立てることだと思う。
私は5年間のオペレーター業務を通して、傾聴する姿勢・おもてなしの心を
身に付けることが出来たと感じており、看護師へのステップアップに繋げられたと思う。
結婚し、子育てに関しては実家の協力も得られる為、
「いつかは必ず看護師に」と積み立てた貯金で看護学校へ入校し勉学に励みたい。
以上の理由から看護学校へ自らを推薦する。
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/
シンプルで伝わりやすい文章にしたいです。
①不要な言葉や不適切な言い回しの添削をしてほしいです。
②より印象に残る言い回しがあれば添削してほしいです。
◎質問したい事柄/
①自薦状として成り立っているか。
②リモコンのエピソードは読む側の印象に残るか。
就業中に様々な事があり、どのエピソードを選択するのが最善か迷いました。
インパクトが弱い・いま一つという事であれば、別のエピソードに書き換える事も検討します。
管理人回答:あまり感心しません。
>自薦状として成り立っているか。
>リモコンのエピソードは読む側の印象に残るか。
⇒併せて答えます。
形としては成り立っていますが、おっしゃっているエピソードが適切とは思えません。よって、効果的な自薦状になっているとは思えません。
社内ルールというのは、その会社が運営を円滑にするために設けているものでしょう。リモコン故障対応に関するそういう社内ルールが、社会的常識に照らして適切かどうかは関係ありません。
今日、看護師も病院などの医療機関の組織の一員として、あるいはチーム医療の一員として働く訳ですから、いくら顧客を大切にするという話でも、オペレーターが個人的にそのルールを曲げて対応するというのが、無条件に良いことだとは思えません。「サンプル品として取り置いている」リモコンなら、数はごく限られているでしょう。同じような顧客があった場合はどうするのか?、また、サンプル品がなくなってもいいのか?など、疑問が湧いてきて、果たしてほんとうの話なのか?作り話ではないのか?という疑いさえ出てきます。
>不要な言葉や不適切な言い回しの添削をしてほしいです。
⇒「家庭の経済事情の為、高校卒業後は看護学校への進学を諦めた。」
⇒看護師志望であったが、高校卒業時は経済的事情で看護学校進学を諦めた、というのが自然な論旨です。
また、そもそも自薦状なら、この話は要らないでしょう。
⇒「私は、お客様の仰る事はもっともだと思い、技術を管轄している事業部に相談した。」
⇒そういう話は、「技術を管轄している」部署に持ち込むようなことでしょうか?これも、ほんとうの話なのか?と疑いを持たせる記述です。
⇒「『当該機種でお客様にお渡ししてもよいリモコンはないか。』と聞くと、『サンプル品として取り置いているものがある。』との事でそのリモコンをお客様宛に無償送付することが出来た。 」
⇒繰り返しになりますが、にわかに信じがたい話です。現代の家電メーカーの修理対応で、そんなことが実際にあるのでしょうか?実際にあるとしても、かなりイレギュラーな話でしょう。そういう感じがちっとも伝わって来ません。
⇒「看護の仕事において大切なことは、患者様と目線を合わせて寄り添い、患者様の言葉を受け止め、患者様本人と相談しながら看護計画を立てることだと思う。」
⇒看護の仕事で大切なことは、看護そのものでしょう。計画を立てるのは、そのための方法に過ぎません。
アドバイスありがとうございます。
エピソードが適切でないとの事なので、別のものに書き換えました。
お手数ですが、再度添削願います。
**以下、本文**
2007年から大手家電メーカーのコールセンターでオペレーターの仕事をしていた。
お客様対応で大切にしていたのは、お客様と目線を合わせ、
お話に耳を傾け、まずご不満を受け止めてから解決に導く事だ。
所属していた空調チームの月間コール件数は1万件だが、
すべてのご相談に対して誠意を持って対応にあたり、
チーム全体で創意して問題解決にあたっていた。
その結果、日経ビジネス誌「アフターサービス満足度ランキング」の
エアコン部門にて3年連続(2009年・2010年・2011年)で
1位を獲得することができた。
看護に関しても、チーム医療として患者様のために働く仕事だと思う。
5年間のオペレーター業務を通して、チームワークの大切さ・おもてなしの心を
身に付けることが出来、看護師へのステップアップに繋げられたと感じている。
結婚し、子育てに関しては実家の協力も得られる為、
「いつかは必ず看護師に」と積み立てた貯金で看護学校へ入校し勉学に励みたい。
以上の理由から看護学校へ自らを推薦する。
管理人回答:やはり感心しません。
チーム医療のことに焦点を移したようですが、具体性が足りません。単に、「すべてのご相談に対して誠意を持って対応にあたり、 チーム全体で創意して問題解決にあたっていた。」というだけで、具体的にどういうふうにチームとして協働したのかが書かれていません。
また、全体の3分の2をコールセンターの話にあててあり、まるでそのセンターか電機メーカーの宣伝のようです。看護師あるいは看護師をめざす人にはどういう資質や意欲が必要なのかをもっとじっくり考えて、それに添った話にすべきでしょう。
コールセンター業務をなさっている方には失礼ですが、その仕事を通して「看護師へのステップアップに繋げられた」などというのは、看護師側(つまり学校側)からすると、少々、傲慢な印象もあるのではないでしょうか。
アドバイスありがとうございます。
書き直してみました。
ご面倒ですが、再度添削願います。
**以下、本文**
私は2007年から大手家電メーカーのコールセンターで
オペレーターの仕事をし、2つの事を学んだ。
1つ目は、お客様と目線を合わせてお話に耳を傾け、
まずご不満を受け止めてから解決に導く事の大切さだ。
製品の不具合でご不便をおかけしている事に対してのお詫びもせずに、
問題解決の案内だけを行っても、お客様の心には届かない。
お詫びの気持ちを持ちながら対応にあたっていると、
自然とモニター前でおじぎをしていることに気が付いた。
声の表情で謝罪の気持ちを伝えつつご不満を受け止めていると、
顔は見えなくてもお客様のお怒りが和らいでくるのがわかる。
その後、当方から解決法の提示をするとお客様が受け入れて下さる。
心を通わすには、時間はかかるが諦めずに寄り添う価値を学んだ。
2つ目はチームワークの大切さだ。
所属していた空調チームの月間コール件数は1万件だが、
限られた人数で対応するため、非常に忙しい。
製品の多機能化により、お客様自身で清掃出来る部分の構造も
複雑になっており説明に苦慮していた。
例えばエアコンだが、自動掃除機能が備わっていつつも
定期的にお客様でフィルターを取り外して清掃する作業が必要だ。
フィルターを取り外すのは簡単でも、正しい位置に取り付けるのが難しい。
業務終了後、空調チームで実機を用意してスムーズに取り付けるコツを探した。
するとフィルターカバーにフィルター全体を沿わせながら差し込むと
簡単に取り付けられる事を発見した。
これにより、半減した通話時間でお客様の負担を軽くする事に成功し、
「解決した、ありがとう。」とのお言葉を頂くことが出来た。
そういった日々の努力が実り、
日経ビジネス誌「アフターサービス満足度ランキング」の
エアコン部門にて3年連続(2009年・2010年・2011年)で
1位を獲得することができた。
看護に関しても、チーム医療として患者様のために働く仕事だと思う。
チーム全体で創意して問題解決にあたる事の大切さを忘れずに生かしたい。
5年間のオペレーター業務を通して、おもてなしの心・チームワークの大切さを
身に付けることが出来、看護の仕事にも役立てることが出来ると思う。
結婚し、子育てに関しては実家の協力も得られる為、
「いつかは必ず看護師に」と積み立てた貯金で看護学校へ入校し勉学に励みたい。
以上の理由から看護学校へ自らを推薦する。
管理人回答:かなり良くなりました。
タイトルの通りです。
それ以上、何かをしろというご希望があるなら、どうぞ。
ただし、
前回の投稿もそうですが、下記のようにお願いしています。トップページ以外受け付けないというのは、最初の投稿だけです。
投稿済みのご自身の質問や添削依頼、その回答を読むには、左上の「最近のQ&A」の該当項目をクリックしてください。再質問などがあれば、その下部の投稿欄からどうぞ。
ありがとうございました。
さらに推敲し、看護専門学校に提出します。
自信が付きました。お世話になりました。
2回目以降の投稿場所について、大変失礼致しました。