大学社会学部志望動機 質問者/後岡真世

【管理人による代理投稿】「後岡真世」さんのコメント投稿を、管理人が新規記事として投稿し直しました。

◎投稿者(文章執筆者)の性別/女
◎投稿者(文章執筆者)の年齢・学年など/高校三年生
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/大学入試用の志望動機
◎文章の提出先(学校種別や企業業界など)/▽▽大学社会学部文化学科
◎チェック希望の文章(添削希望の文章)/

将来幅広い視野を持ちグローバルに活躍できる女性になりたい。貧困で困っている方々の少しでも支えになり笑顔が見たい。大好きな文化についてもっと考え突き止めたい。この夢を叶えるために貴学を志望する。
私は社会問題の中でも特に差別や貧困問題に対して関心がある。きっかけは所属している創作ダンス部である。テーマから音楽、衣装、構成、振り付けまで自分たちで1から作り上げる部活だ。高校生活最後の大会作品で私たちはロマ民族を扱うことにした。ロマ民族は昔から差別を受け、今もなお続き貧困に苦しんでいる。彼らについて調べ考えるうちに差別や貧困問題に対し問題意識が強まった。知ることで多くの興味が沸く。無知は怖いとその時実感した。そして私にはまだまだ無知でこれから問題意識を高めるべき事柄がたくさんあるだろう。社会学部で幅広く多くのことを学びたい。 また、私はダンスを通して、自分なりではあるだろうがロマの方になりきることで他人事という意識がどんどん低くなっていった。そのこともより考えを深められたきっかけだったのだろう。ダンスを通し差別や貧困問題に関心を持ったとともにダンスがこんなにも私に影響を与えたことに驚いた。
そのようなことや、もともと、音楽やドラマ、アイドルなどのカルチャーが大好きであったこともあり私は現代文化学科のアートと社会の関わりの授業に興味を持った。そして、ポピューラーカルチャーなどの分析法を学びたいと思った。また、私は先ほどのロマのことを研究していくにあたって不思議に思ったことがあった。ロマは文化面において世界中に大きな影響を与えた。そこで「こんなひどい差別や迫害をしていたら文化になんて目をとめないだろう。なぜこれほど差別されてきたにも関わらずロマの文化は世界中で人気が出たのか」という疑問が生まれた。
この疑問に対し私は分析し、大きく分けて3つのことから文化が広がったのではないかと考えた。
まず1つ目はロマは他にはない独特で不思議なすばらしい音楽やダンスを持っていたこと。2つ目はロマが移動民族であり、そしてたどり着いた各地の現地の音楽とうまく融合したこと。そのため現地の人にも親しみの持ちやすい音楽を作ることに成功したこと。また、ロマの立場からすると、様々な国の素晴らしい技術を取り入れることで彼らの音楽をより良くし多様性を生み出すことができたこと。3つ目は、ロマは音楽活動を行なっており、それが人々にとっては受動的に受け止められたこと。BGMのように現地の人々の耳に自然と入ってくるロマの奏でる美しい音色にはロマのことを差別はしていたものの心を奪われたのではないかと考えた。
このように分析すると、アートが社会にもたらすものはとても大きく、深く密着していると実感した。そしてもっと他のアートと社会の関わりも分析したいという欲に駆られた。
また、様々な領域の学問を幅広く勉強しグローバルな視点を身につけて視野の広い教養人の育成という教育観念に共感した。私は将来キャビンアテンダントになりたいと考えている。キャビンアテンダントに必要となってくるのは人間力であると私は考えている。その人間力とは英語力はもちろん必須になってくると思うが、それにプラスしてグローバルな幅広い視点、相手の方の考えや社会への理解がある教養人であることも必須になってくると考える。貴学の学習は英語にも力を入れている。一年次に必須科目で少人数レベル別での英語ディスカッションやディベートも含めた4技能を学ぶ。二年次以降は英語で専門科目を学ぶことができる。英語力を高め、幅広く勉強したい私にとっては最適だと思った。
私が大学生になってやりたいことの1つがボランティア活動である。中でも貧しくて困っている方々の手助けがしたい。そこで社会学で学んだことを生かしたい。このように考えたのは最近のことである。考えてみれば、私がボランティアをしたいと思ったきっかけもSNSという新しい文化に影響された結果だった。ボランティアをされている学生団体の方が学校を作っている動画をSNSに投稿しておりそれを見た。貧しく水も教育もまともに得ることができない方もいるのに、不自由なく暮らし手助けできることがあるにも関わらず何もしていない私は羞恥心に駆られ大学では絶対にボランティア活動をすると決めた。無知で行くのは怖いため机上での勉強もきちんとしてから行きたい。
英語力を高めながら幅広く物事を考えることで様々な繋がりを見出し、より様々なことへの考えを深めたい。常に変化している社会を新しい切り口で新しく考えることができ社会に貢献できる人になれるよう努めたい。

◎チェック希望の事柄・ほしいアドバイス/初の志望理由書です。これでどれほどの力があるのか教えていただきたいです。添削すれば良くなるなど)

ロマ民族に関して同時に提出する自由研究で取り扱っています。(途中で触れた文化の広がりに関しては研究では扱っていません)

よろしくお願い致します。

“大学社会学部志望動機 質問者/後岡真世” への2件の返信

  1. 管理人回答:もっと簡潔に論旨を整理する必要があります。

    >これでどれほどの力があるのか教えていただきたいです。
    「どれほどの力があるのか」という意味がよく理解できませんが、一応、志望理由の説得力というふうに解釈して回答します。

    >将来幅広い視野を持ちグローバルに活躍できる女性になりたい。
    それが、キャビンアテンダントですか?
    >貧困で困っている方々の少しでも支えになり笑顔が見たい。
    その実現方法が、キャビンアテンダントですか?
    >大好きな文化についてもっと考え突き止めたい。
    その実現方法が、キャビンアテンダントですか?
    >もっと他のアートと社会の関わりも分析したい~
    その実現方法が、キャビンアテンダントですか?

    どう結びつくのか、まったく意味が判りません。
    もし、キャビンアテンダントという将来の職業志望と大学社会学部文化学科で学ぶことは関係ないというなら、キャビンアテンダントのことなど書く必要はないでしょう。おっしゃっている文化学について、もっと深く書けばいいのです。
    大変失礼ですが、まるで自分が持っている知識を総動員して『大売出し」しているような印象です。志望理由を色々書くのは良いでしょうが、それは最終的にひとつの目標に向けて、収斂していく(まとまって行く)べきものです。あなたのお書きになっている内容は、あれこれと盛りだくさんなだけで散漫になっています。

    また、創作ダンスのテーマでロマ民族を扱ったという話も、創作ダンスというものを知らない人には非常に判りにくい話です。
    普通、創作ダンスと言えば、伝統的な日舞やバレエなどと違って、自由に表現するダンスかなと思うだけです。あなた方が、ダンスでロマ民族の被差別の歴史を告発したとか観覧者にアピールしたとかいうのなら、具体的にそれをダンスでどのように表現したのかを書かないと、理解できません。論旨が飛躍していて、あなたの独りよがりになっています。また、ロマ文化についてのあなたの考察をダラダラと書いても、志望理由としてはあまり意味がありません。

    >ロマ民族に関して同時に提出する自由研究で取り扱っています。(途中で触れた文化の広がりに関しては研究では扱っていません)
    大学で、ロマ民族文化について研究したいというのなら、なおさらキャビンアテンダントの話など不要です。

  2. 素早い対応ありがとうございます。
    将来の夢の職業は書かずにもう一度考えてみます。

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