志望動機の添削をおねがいします。
国立の看護学校の社会人入試の志望動機です。
800字程度です。
看護師になりたい気持ちは伝わるでしょうか? また間違った言い回しなどあったらご指導おねがいします。
私は幼い頃、看護の仕事に就くのが夢でした。 しかしそれは漠然とした憧れであ
り進路を選択する際にも行動に移す事はありませんでした。
私は今母子家庭として2人の子供を育てています。 そして今年の春から病棟クラークとして働いています。 憧れの医療現場での仕事に精一杯取り組んでいます。
仕事の中で沢山の患者さんと関わり合っていますが、私が患者さんにしてあげられる事には限りがあります。 患者さんから検査に対する質問や相談などを受ける事が度々あるのですがきちんと答えてあげられず、その度に自分の無力さを痛感します。 自分なりに検査の内容など調べたりしていますが、やはり病院で働いているうちにもっと患者さんと真正面から向き合いたい気持ちが強くなり看護学校の受験を決意しました。
子供を抱えて学校に通うのが簡単ではない事も十分理解していますが、やはり看護師になる夢をあきらめられませんし、漠然と看護の仕事に憧れていた昔の自分よりいまの自分の方が何倍も看護に対する思いも強いです。 だからどんなに大変でも乗り越えられると自信をもっています。 そして看護師になれたなら患者さんと真剣に向き合い自分にしか出来ない看護が提供出来ると信じています。
受験をするにあたって貴校を志願した理由としては、なんといっても生徒数の多さに魅力を感じたからです。同じ目標を持つ仲間が沢山いるというのは、じぶんにとってすごく励みになると思います。 多くの仲間と切磋琢磨しながら充実した学校生活を送れたら素晴らしいと思っています。
私は貴校で3年間看護師になる為の知識と精神を身に付け、患者さんの体の変化はもちろん、心の変化やご家族の思いなどさまざまな面から事を捉え、常に思いやりの気持ちをもって看護が出来る看護師になりたいと強くおもっています。
管理人回答:もっと素直に書くほうが良いのでは?
■とくに、どこが悪いということもない、一応は良くまとまった志望動機です。
ただ、
>看護師になりたい気持ちは伝わるでしょうか?
と、おっしゃるのなら、現実をもっとはっきり素直に書くほうが、アピール度は強いと思いますね。
病棟クラークというのは、要するに、病棟に詰めて仕事をする事務の人のことでしょう。病院勤務ということで、一般企業の事務とは多少違いもあるのでしょうが、基本的には事務担当者で、それは専門家でも何でもないわけです。
あなたは元来、看護師志望であった上、そういう非専門家として病院勤務を始めたことで、余計に看護師という専門職への憧れや、単に憧れではない職業としての志向を強めたのでしょう。
病棟クラークが「患者さんにしてあげられる事には限りが」あるのも、「検査に対する質問や相談などを受け」ても「きちんと答えてあげられ」ないのも当たり前のことです。病棟クラークが、検査に対する質問や相談などに答えるのは越権行為でさえあるはずです。
「病棟クラーク」という呼び名は洒落ているけれども、実態は若い看護師さんらの指示で動くことも少なくない事務仕事だということで、専門的技能を身に付けた、専門家、有資格者として働きたくなったということですね?それを素直に、書いたらどうですか?
■この点と多少関連しますが、あなたの文章には、どこか自分を飾ろうとする様子、格好よく見せようという様子がチラホラします。若い学生ならともかく、2児の母というのですから、そういう姿勢は捨てたほうがいいですね。
■2児の母として苦労はあるが乗り越えて見せる、という論旨ですから、そのお子さんがいくつなのかも書いてあるほうが、読むほうは理解が深まります。
■
>貴校を志願した理由としては、なんといっても生徒数の多さに魅力を感じたからです。
まあ、人の考え方は様々ですからいいのですが、生徒数の多いことを選択理由にあげるというのはどうでしょうか?どこの学校でも、励ましあえるくらいの生徒数はいると思いますが。もっと言えば、一人でも看護師めざして頑張ってみせるというほうが、熱意はつたわるはずでしょう?