大学入試の推薦の志望理由書です。
大学の法学部へ出す志望理由書を書いてみたので、悪いところがあれば指摘していただきたいです。
私は、将来裁判官になりたいので●●大学法学部に入学したい。
私は中学の頃に、公民の授業やテレビなどを通して法律にとても興味を感じ、法律について勉強したいと思い始めた。高校に入学してから弁護士・検事・裁判官の方とお話する機会があり、仕事のやりがいや大変さなどたくさん聞くことができた。その中で、人の人生を大きく左右するような判断を下さなければならないが、とてもやりがいのある、裁判官という仕事につきたいと思ったのである。
また、私はこの●●大学で、法律について学ぶ一方、幅広い視野や考え方を身につけたい。法律は人によって受け取り方が違うので、講義を通して様々な考え方に触れることによって、自分自身の視野を広げグローバルに活躍したいと考えている。この点で、●●大学は留学生を数多く受け入れており、多様な考え方に触れることができると思っている。私は、この●●大学で自分のやりたい事について積極的に学び、有意義な大学生活を送る事ができると思う。
以上の理由で私は●●大学法学部を志望する。
終わり
管理人回答:無駄が多く、具体性が足りません。
裁判官という、高度な論理的思考力を必要とする職業が希望のようですから、遠慮せず、キツイことを書きます。
>私は、将来裁判官になりたいので●●大学法学部に入学したい。
「ので●●大学法学部に入学したい。 」のような、当たり前の記述は要りません。入学志望理由ですから、「入学したい」ことなど分かっています。そもそも、●●大学法学部に入学すれば、裁判官になれるのですか?
>公民の授業やテレビなどを通して法律にとても興味を感じ、
公民の授業はともかく、「テレビ」って何ですか?テレビのニュースですか?ドラマですか?歌番組ですか?相撲中継ですか?
>高校に入学してから弁護士・検事・裁判官の方とお話する機会があり、
普通の高校生が、そういう機会を持つことはほとんどないでしょう。いったい、どういう経緯で、どんな風にどんな話をしたのか、具体的に書かなければ、意味がありません。
>自分自身の視野を広げグローバルに活躍したいと考えている。
「グローバルに活躍」する裁判官というのは、国際司法裁判所の裁判官でもめざしている、ということですか?日本の裁判官なら、国際犯罪を担当することはあっても、「グローバルに活躍」するという話はそぐわないでしょう。安易に流行り言葉を使うのはおやめなさい。
>私は、この●●大学で自分のやりたい事について積極的に学び、有意義な大学生活を送る事ができると思う。
こういう、抽象的で無意味な決まり文句を並べても、何の効果もありません。字数の無駄です。