ここはこうしたほうが良い、ここの表現はよくないなど添削をお願いします!あと、教師になるきっかけと情報系の教師になりたいという部分の組み合わせがうまくいきません。アドバイスをお願いします。とある大学の教育学部技術・情報系コースAO入試の志望理由書です。 字数は800字です。
私が貴学の技術・情報系コースを志望した理由は、将来、情報教師になりたいと思っているからです。情報化が進む現在、情報に対する知識だけでなく、情報モラルの大切さを教えたいと思ったからです。
教師になろうと私が思ったのは中学生の頃でした。読書文芸部から陸上部に転部するとき、本当にその選択で大丈夫かと言われました。安易な決断を諫めてくださり、また陸上部に転部後もつらくても自分で選んだ道だからと自分に言い聞かせることができました。私も教師として誰かの心の支えとなりたい、そう思ったのがきっかけでした。しかし、情報化が進む現代で情報モラルの重要性を説くことが生徒のためになるそう思いました。
私は、2004年に長崎県で小学生が友人をカッターナイフで殺害するという事件で、情報モラルの必要性について考えるようになりました。この事件のきっかけはウェブサイトに身体的特徴を中傷されたからでした。私はこの事件で情報モラルが重要であると痛感しました。冗談半分で書き込んだ内容が顔も見えない相手にどれほどの影響を与えているか分からないと感じました。私自身も以前2CHで、激しい誹謗中傷を見て驚いたことがありました。当たり前の言葉のように「死ね」や「うざい」など言われており、情報モラルを全く感じられないものでした。情報という教科の目的の一つに、情報社会に参画する態度というものがあり、その中に情報モラルの必要性を考えるというものがありました。私は情報モラルについて詳しく学びたいと思っています。また、学んだことを生徒に教え、心の支えになれるような情報教師になりたいと思っています。
貴学のシラバスに情報社会論という科目があり、情報に対する倫理観を育てることを目的としており、情報モラルについて詳しく学びたいと考えている私にとって理想的な学部と感じました。以上の理由により貴学の技術・情報系コースを希望しました。
管理人回答:教師、情報、どちらが自分に重要か、です。
>教師になるきっかけと情報系の教師になりたいという部分の組み合わせがうまくいきません。
教師になることが、すなわち情報科目を教えるということになるわけではありません。情報のことを学びたいということが、すなわち教師になるということになるわけでもありません。両者は基本的に別の話です。おっしゃるような意味で、無理に「組み合わせ」る必要はありません。
あなたにとって、どちらが優先順位が高いのか、です。まず教師になりたいということが重要なら、それを述べて、「他方で」自分は情報科目に関心がある、結果、貴学の技術・情報系コースで学びたい、という流れでしょう。
ただし、管理人はその大学(学部)が、教員養成系なのか、一般の情報系なのか、知りませんから、その点は保留です。
>ここはこうしたほうが良い、ここの表現はよくないなど添削をお願いします!
細かい話はしません。
再三、情報モラルのことに言及なさっていますが、あなたの話を読んでいると、情報科目を教える教師の中心的課題は、情報モラルの指導のように思えますが、そうなのですか?違うでしょう?情報モラルの指導だけが重要なら、それは道徳の問題です。情報科目で教えることはいろいろあって、モラルの問題は、そのごく一部でしょう。
細かい話はしないと言いましたが、あまりに気になるので、1点。
>読書文芸部から陸上部に転部するとき、本当にその選択で大丈夫かと言われました。安易な決断を諫めてくださり
高校の商業科から工業科に変わるとか、普通科から商業科に変わるとかいう話ならともかく、部活のクラブを変わることが、「本当にその選択で大丈夫か」とか「安易な選択」などというほどの、失礼ながら、たいそうな問題でしょうか?本人がそう思うなら、勝手に変わればいい話でしょう。教師が、あなたの体力のなさを真剣に心配してくれたというのなら、そのことを書かないと、意味さえ通じません。
管理人回答:追伸、訂正です。
>教育学部技術・情報系コース
と書いてありましたね。失礼しました。
それなら、管理人のいうような流れが自然ではないですか。
お詫びに、ついでに、もう1点。本論ではありませんが、基本的な言葉使いで。
>とある大学の教育学部技術・情報系コースAO入試の志望理由書です。
「とある」です。ネット上の書き込みに多いのですが、その多くは、この言葉を誤解しているか誤用しています。
「とある」という言葉には、偶然行きついた場所とか、偶然そうなるに至った日時とか、「動き」の意味が込められています。「とある交差点」と言えば、道を歩いていて、あるいは道路を車で走っていて、偶然たどり着いた交差点、偶然行き着いた交差点などのことです。
これに対して「ある」には、そういう意味はなく、単に、ある事柄を故意にはっきりさせないために、あるいはぼかして言うために用いる言葉です。
ですから、この場合は「ある大学」が正しい言葉使いです。