私は父親の勤務の都合で小学校から高校まで、スペイン国の英語学校
BRITISH SCHOOLに通い、卒業しました。本年、帰国子女入試にて日本の大学
の看護学部で勉強することを希望しています。
下記、大学宛の志望理由書を書きました。
ご指導・添削いただきたく お願い申し上げます。
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在住していたスペインで、私は老人施設や赤十字にて、お年寄りの介護や、移民の子供たちの為の学習教室等のボランティアをしていた。そこで私は社会へ溶け込むことが困難な子供や、生活に困るお年寄りと時間を共有したことで、
自分が必要とされることへの喜びと充実感を味わった。そのことがきっかけで、
将来は病気や怪我で苦しむ人を支えることのできる看護師になりたいと考えるようになった。
看護師は、患者を選ぶことができない上その人と関る時間は長い。だから、どのような患者にもきちんと立ち向かえるように専門的な技術だけでなく、一人一人に合わせた最も適切な看護が出来るようになりたい。そのためには、幅広い領域の看護学を学び、更に他の学部の学生達との交流を通じて、視野を広げることにより患者や家族、そして協力する専門職の人達と積極的にコミュニケーションが取れるようになりたい。コミュニケーションという点に関しては、異なる背景を持つ人と接する機会が多かった国際経験を生かすことができるだろうと考えている。
また産婦人科医が不足している今日の日本の状況において、助産師の役割は大きいと考えている。また個人的にも生命の誕生と言う崇高な物に立ち会えることに喜びを持っている。よって私は助産師の資格も取りたいと考えており、貴校の大学院にも進み、ウィメンズヘルス・助産学を専門に学びたいと考えている。
私は将来、海外に滞在中身につけた語学を生かして、国際的にも活動でき、患者さんに信頼される看護師になりたい。そして、この夢を実現するためには欠かせない基盤を貴校で得ることを強く希望する。
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管理人回答:説明不足です。
>そこで私は社会へ溶け込むことが困難な子供や、生活に困るお年寄りと時間を
>共有したことで、自分が必要とされることへの喜びと充実感を味わった。
>そのことがきっかけで、~~~
「自分が必要とされることへの喜びと充実感」を味わえる職業は、看護師に限らないでしょう。「社会へ溶け込むことが困難な子供や、生活に困るお年寄りと時間を共有した」という抽象的な話だけで、この体験と看護師になりたいと思うようになった理由を結びつけるのは強引、あるいは説明不足です。
ところどころ、おかしな日本語があります。たとえば、
>また個人的にも生命の誕生と言う崇高な物に立ち会えることに喜びを持っている。
小さなこと⇒「生命の誕生」は、「物」ではありません。
大きなこと⇒この文章を読むと、あなたはすでに「生命の誕生と言う崇高な物に立ち会えることに喜びを」経験済みだということになりますが、そうなのですか?