◎質問者(文章執筆者)の性別/女性
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/18才 高3
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/公募推薦 志望理由書
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/府立大学
◎チェックしてほしい文章/
私が貴学の人間社会学部言語文化学科を志望する理由は日本の言葉や文化を深く学びそして外国に向けて発信でき、また海外文化の考え方や言語を幅広く理解する人物になりたいからです。
こう思うきっかけとなったのは高校二年生の時に留学生に出会ったことでした。その留学生と私は十ヵ月間互いに関わる機会が多くありました。初めは英語と日本語で会話がなかなか噛み合わず、身振り手振りで何とか意思を伝え合っていました。互いに会話に慣れてくると身近なことや互いの言葉・文化についても少しずつ話すようになりました。
その中で私は留学生に「勉強は好き?」と聞かれたことがありました。私は「嫌いだよ
。」と答えました。そして「そうだよね。」と向こうが返答をしてくれるのを当たり前に思っていました。というのは日本の学生は私に限らず例え勉強が嫌いでなくとも「嫌い」と条件反射のように言うと思うからです。けれど私の予想に反して留学生はとても驚いだ顔で「えっ、どうして?」と聞いてきて、私は答えに詰まってしまいました。
向こうでは勉強が好きだと隠さず表現するのは当たり前で、このやり取りから国によって物の考え方・感じ方が異なるのを体験することができました。
また日本の文化を伝えようとしても言葉の壁のせいで満足に伝えることができず大変もどかしい思いをし、私は伝えたいことである自分の国のことを本当に理解しているのかとも考えるようになりました。
こうした経験をもとに私は自分の国の言葉や文化をより深く学びたいと強く思うようになりました。貴校の言語文化学科では言葉と文化について深く学ぶことができるカリキュラムになっており、また国際交流に力を入れていると聞き私は大変魅力を感じました。
というのは、色々な国の留学生と共に様々な言葉を使った文化に関して多面的に学ぶことができるキャンパスは私の外国文化を理解するという点において、とても理想的な場所だからです。そしてこのキャンパスでは私が経験した、例えば互いの言葉がうまく通じなくてもコミュニケーションをとる力が生かせるのではないかとも思います。
入学が実現した際には、まずは日本語学・日本文学を広く学び自信を持って自分の国のことを説明できるように努力します。そして同時に自分の外国語の能力を今まで以上に伸ばし世界で通用する会話・コミュニケーション力を養いたいと思っています。語学研修プログラムには直に異国の言葉と文化に触れたいとう強い思いがあるので是非参加しようと思います。
将来は日本語を学びたい学生や日本に興味のある人々に日本語や日本の文化を教える仕事をしたいと思っています。
以上のように貴学の人間社会学部言語文化学科は私にとって正に希望通りの場所と言えます。入学後は貴学の名に恥じないように精進することを約束し私の志望理由とさせていただきます。
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/
日本語がおかしくないか。
抽象的なところはないか。
書き直したほうがよいところはあるか。
◎質問したい事柄/
志望理由書としてもう少しインパクトのあるようにするにはどうしたらいいか。
字数が1200字以内なのに少しオーバーしているのでどこを削ったらよいか。
注文が多くてすみません。。
ご指導よろしくお願いします。
管理人回答:
>日本語がおかしくないか。
⇒下記くらいです。
>その留学生と私は十ヵ月間互いに関わる機会が多くありました。
関わるのは相手があってのことですから、「互いに」などという必要はありません。
>抽象的なところはないか。
⇒もっと具体的に書いたほうがよいところ、という意味でしょうね。下記です。
>こう思うきっかけとなったのは高校二年生の時に留学生に出会ったことでした。
どういう経緯で出会ったのか、どこの国からの留学生なのか、といった点が要ります。
>初めは英語と日本語で会話がなかなか噛み合わず、身振り手振りで何とか意思を伝え合っていました。
どんなことで会話が噛み合わず、どんなことを身振り手振りで伝えたのか、などです。
>また日本の文化を伝えようとしても言葉の壁のせいで満足に伝えることができず
伝えようとしたのは、日本のどんな文化なのか、です。
>書き直したほうがよいところはあるか。
>志望理由書としてもう少しインパクトのあるようにするにはどうしたらいいか。
>字数が1200字以内なのに少しオーバーしているのでどこを削ったらよいか。
⇒まとめて答えます。持って回ったような、余計な言葉や表現が多過ぎます。そのために文意が取りづらくなり、インパクトもなくなり、文字数も増えているのです。
一例を示します。
私が貴学
の人間社会学部貴言語文化学科を志望する理由は日本の言葉や文化を深く学び、そして外国に向けて発信でき、また海外異文化の考え方や言語を幅広く理解する人物になりたいからです。こう思うきっかけとなったのは高校二年生の時のに留学生とのに出会いったことでした。その留学生と私は十ヵ月間互いに関わる機会が多くありました。初めは英語と日本語で会話がなかなか噛み合わず、身振り手振りで何とか意思を伝え合っていました。互いに会話に慣れてくると身近なことや互いの言葉・文化についても少しずつ話すようになりました。