教員採用試験自己PR文 質問者/ゆきと

◎質問者(文章執筆者)の性別/男
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/大学院2年 23歳
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)
/教員採用試験 自己PR文(面接試験の参考資料)
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/県教育委員会
◎チェックしてほしい文章/
(600-800字の自己アピール文です)

私は「思いやりをもって行動する」ことをモットーにしています。研究室では全員が快適に研究できるよう、実験室の整理や機器の手入れを進んでおこなっています。これは日常生活だけでなく、教育をする上でも大切なことだと考えています。
指導経験を積むために始めた、個別指導塾でのアルバイトでは、子どもたち1人1人の状況を考えた授業をおこなうよう、常に心がけています。個別指導の場合、生徒の学年・教科・理解度は様々です。1つの内容に対して常に2種類以上の説明を考え、生徒の様子を確認しながら説明方法を選び、誰もが理解できるような授業がおこなえるように取り組んでいます。ときには生徒の部活や進路の相談に乗ることもあります。このときも自分の意見を一方的に述べるのではなく、まず生徒自身がどのように考えていて、どうしたいのかを把握し、出来るだけ生徒の意見を尊重して納得がいくようなアドバイスを与えてきました。
塾講師としての経験は、教育実習でも生かすことができました。実習中、太陽電池や光触媒に興味を持つ生徒がいたので、空き時間に説明することになりました。生徒はまだ化学を習いはじめたばかりで、知識が少ない状態でした。そこでできるだけわかりやすい言葉と、身近なものと関連させながら説明したところ、よく理解してさらに興味を持ってくれました。するとはじめは興味を示さなかった生徒も次第に集まり、化学や研究について話をする機会が増えました。
思いやりを持って行動することは、信頼関係を築く上でも重要なことです。私は今後も、「思いやりをもった行動」を大切にし、子どもたちの良き「理解者」である教員になれるよう努力していきたいです。

◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/
具体性を伴う自己アピール文になっているでしょうか?
◎質問したい事柄/
長所や教諭としての適性等を書いてみたのですが、具体例が長所とずれている気がしました。論旨展開を含め、自己アピール文として適切かどうか、お手数ですが添削よろしくお願いします。

“教員採用試験自己PR文 質問者/ゆきと” への2件の返信

  1. 管理人回答:確かに、ズレています。

    >具体性を伴う自己アピール文になっているでしょうか?
    >長所や教諭としての適性等を書いてみたのですが、具体例が長所とずれている気がしました。

    ⇒確かにズレています。しかし、それは長所や適性と具体例がズレているというより、「思いやりをもって行動する」のがモットーだという話そのものが、おかしいのです。

    個別指導塾で、「子どもたち1人1人の状況を考えた授業をおこなう」のは当たり前です。個別指導なのですから。そんなものは、思いやりとは言いません。個別指導塾講師としての当たり前の行動であり、姿勢です。もちろん、実際にそれができるというのは指導者・教員としての適性ではあるでしょう。思いやりとは別の話です。

    教育実習で、太陽電池や光触媒に興味を持つ生徒に、「できるだけわかりやすい言葉と、身近なものと関連させながら説明した」というのも同じです。そもそもそれは教員としてやるべき、当然の指導でしょう。それも思いやりなどとは言いません。

    つまり、思いやりがどうのこうのという最初の設定そのものが間違っているのです。

  2. 添削ありがとうございました。
    最初の設定を直すか、具体例を考え直すかしてみようと思います。

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