◎質問者(文章執筆者)の性別/男
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/22歳
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/AO入試用の自己推薦書
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/専門学校
◎チェックしてほしい文章/(900字以上1200字未満)
私のアピールポイントは「相手の立場になって考え行動できること」と「悔しさをばねに行動へと繋げられること」という2点である。
私は幼少の頃から人の役に立てる仕事に就きたいと思い生きてきた。しかし、10代の頃は病気で学校にもあまり行けず仕事も続けることができなかった。そのため具体的な目標を持つこともできずに悔しい思いをしてきた。そんな自分でも何か目標を持ちたいという思いから病気が軽くなったのを機に、自分の成長や今まで支えてくれた家族の為に頑張りたいと就職という道を選び、人と関わることのできる営業の仕事に就職した。職場やお客様に信頼、信用される人間になることを目標として、自分の思いや意見を伝えていくことや相手の気持ちを考えて発言や行動をすることなどコミュニケーション能力を養う為に努力してきた。その結果、成績や人柄を評価され昇進することができ、営業周りのグループの責任者となった。しかし、人の上に立って物事を教えるという事はとても難しく、その人に合った教え方を考えることや自分よりも目上の方に指導する時の言葉遣いや気遣いなど、相手の気持ちを考えながら発言や行動することの大切さや難しさを学んだ。またグループで営業する職場であったため、意見を交換し合うことや考え方に違いがあっても一人一人の意見を聞き理解すること、スタッフへの気配りなどチームワークの大切さを学んだ。また責任者を任されお客様からのクレームの対応など辛く大変な場面もあったが、スタッフやお客様から信頼され責任感を持って自分の役割を務めることの大切さを学んだ。
私が理学療法士という仕事に興味を持ったのは、理学療法士をやっている友人からリハビリについて話を聞いたことがきっかけである。リハビリを通し患者さんと一緒に困難を乗り越えることで達成感や喜びを分かち合えるという事に感動し、幼少期からの目標であった人の役に立てる仕事に就きたいという思いが強くなった。そこで、自分が病気で辛い思いをした経験もあり、病気や障害を持った人の役に立てる職業に就きたいと思った。
入学後はこれらの経験を活かし、技術面だけでなく相手の気持ちを考え、患者さんと信頼関係の築けるような理学療法士になるため努力していきたいと思う。また、今までやりたいことができなかったという悔しい思いをばねにし、自分の夢を叶えられるよう欠席せず毎日通学することや予習、復習など真面目に勉強するなど基本的なことが行えるよう努力していく。
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/自己推薦書として成り立っているか?「仕事で経験し学んだこと」から「理学療法士に興味を持ったきっかけ」にうつる部分が不自然ではないか?きっかけは流れとして記述する必要はあるか?最後のまとめの部分はまとまっているか?
◎質問したい事柄/自己推薦書の他に「本学院を志望した動機」を提出しなければならないのですが、自己推薦書と志望動機が混ざっている気がします。お手数ですが添削よろしくお願いいたします。
管理人回答:おっしゃる通りです。
>自己推薦書と志望動機が混ざっている気がします。
⇒その通りです。自己推薦を書けと言われているのに、志望動機も書こうとするから構成がおかしくなって、余計なことに苦労しているのです。
>自己推薦書として成り立っているか?
⇒「相手の立場になって考え行動できること」の説明はありますが、「「悔しさをばねに行動へと繋げられること」の説明が見当たらない気がします。少なくとも、すっと理解できません。それは病気が軽くなって営業職に就いて成功したことだというなら、冒頭の2項目の順序を入れ替えるほうがいいでしょう。
>「仕事で経験し学んだこと」から「理学療法士に興味を持ったきっかけ」にうつる部分が不自然ではないか?
⇒もちろん、不自然です。自己推薦書だということで、書き出しもそうなっているのに、途中から志望動機に変わるのですから、不自然そのものです。なんで、自己推薦書を書けと言われているのに、志望動機を書く必要があるのでしょう?
>きっかけは流れとして記述する必要はあるか?
⇒当然、ありません。
>最後のまとめの部分はまとまっているか?
⇒一応、まとめにはなっています。必要かどうかは別問題ですが。
再添削をお願いします。
アドバイスありがとうございました。
文字数を増やさなければと思い、志望動機も加えてしまっていました。
書き直してみましたので、添削お願いします。
◎チェックしてほしい文章/(900字以上1200字未満)
私のアピールポイントは「悔しさをばねに行動へと繋げられること」と「相手の立場になって考え行動できること」という2点である。
私は幼少の頃から人と関わることのでき、人の役に立てる仕事に就きたいと思い生きてきた。しかし、10代の頃は病気で学校にもあまり行けず仕事も続けることができなかった。そのため具体的な目標を持つこともできずに悔しい思いをしてきた。そんな自分でも何か目標を持ちたいという思いから病気が軽くなったのを機に、自分の成長や今まで支えてくれた家族の為に頑張りたいと就職という道を選び、人と関わることのできる営業の仕事に就職した。営業の仕事では職場やお客様に信頼、信用される人間になることを目標として、自分の思いや意見を伝えていくことや相手の気持ちを考えて発言や行動をすることなどコミュニケーション能力を養う為に努力した。新人の頃は自分の言葉遣いが間違っていたり、お客様からの質問にうまく答えることができず不信感を抱かせてしまったり、お客様から指摘や苦情を受け、落ち込み、悔しい思いをすることも多かった。そんな中、自分のために時間を作り、話を聞いてくれる方や喜んでくれる方の笑顔を見ていると楽しくやりがいを持って仕事に取り組めた。そして、指摘を受けるということを前向きに受け取り自分のできていなかった点を振り返り、先輩からの指導を受けながら改善できるよう努力した。その結果、成績や人柄を評価され昇進することができ、営業周りのグループの責任者となった。しかし、人の上に立って物事を教えるという事はとても難しく、その人に合った教え方を考えることや自分よりも目上の方に指導する時の言葉遣いや気遣いなど、相手の気持ちを考えながら発言や行動することの大切さや難しさを学んだ。またグループで営業する職場であったため、意見を交換し合うことや考え方に違いがあっても一人一人の意見を聞き理解すること、スタッフへの気配りなどチームワークの大切さを学んだ。また責任者を任されお客様からのクレームの対応など辛く大変な場面もあったが、スタッフやお客様から信頼され責任感を持って自分の役割を務めることの大切さを学んだ。
入学後はこれらの経験を活かし、技術面だけでなく相手の気持ちを考え、患者さんと信頼関係の築けるような理学療法士になるため努力していきたいと思う。また、今までやりたいことができなかったという悔しい思いをばねにし、自分の夢を叶えられるよう欠席せず毎日通学することや予習、復習を必ず行うなど基本的なことが行えるよう努力していく。
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/「悔しさをばねに…」についての具体的なエピソードを書き加えたが、不自然ではないか?接続詞や言葉の言い回しにおかしな点はないか?
◎質問したい事柄/自己推薦書の終わり方(締めの文章)がわかりません。冒頭の文章のように「私には~という強みがあるので自己推薦する」や「今までの経験を活かし努力していく」という書き方でいいのでしょうか?
お手数ですが添削よろしくお願いいたします。
管理人回答:ちっとも具体的ではありません。
>「悔しさをばねに…」についての具体的なエピソードを書き加えたが、不自然ではないか?
⇒ちっとも具体的ではありません。文章全体がそうです。病気とはどんな病気だったのか、就職とはどういう仕事に就いたのか、「お客様からの質問にうまく答えることができず不信感を抱かせてしまった」というのは、具体的にどんな質問にどう答えたのか、あらゆることが抽象的です。不自然ではないですが、まったく説得力がありません。
>接続詞や言葉の言い回しにおかしな点はないか?
⇒特段、おかしな点はありません。
>冒頭の文章のように「私には~という強みがあるので自己推薦する」や「今までの経験を活かし努力していく」という書き方でいいのでしょうか?
⇒他に書き方がないわけではないですが、それでも問題ないでしょう。形式的なことにこだわる必要はありません。