◎質問者(文章執筆者)の性別/男性
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/23歳
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/法学部の志望理由書
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/通信教育の大学
◎チェックしてほしい文章/言葉遣いや文章としての構成など全般です。
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/ここは直したほうがいいという所は教えていただきたいです。
◎質問したい事柄/
お忙しい所すみません。時間の空いているときで結構ですので添削をお願いいたします。
私は法学部甲類への入学を希望し、法律学を学びたいと考えています。現在所属している会社では、労働組合が5つ存在しており、労働組合の違い、思想の違いにより争いが生じ、人間関係のトラブルや会社での立場が不利になる等の個人の将来に関しての問題が数多くあります。それにより、努力している人間や能力の高い人間であっても自分自身の能力を発揮しきれていない人材が多くいることを知りました。この経験から、出来るだけ多くの労働者が平等な立場、環境で自分の力を発揮出来るよう労働環境を改善していきたい思ました。また、問題に対応するためには、社員としての立場だけでなく、会社の置かれている状況や立場を考えなければいけないため、高い見識を必要とする法律学が必要だと感じました。
そこで今後のことを考えビジネスマン向けの労働に関する法律の入門書を何冊か読みましたが、社会ではある程度の知識や狭い視野では通用しないことを経験し、社会で通用するようになるためには独学では難しいことを実感しました。このことから、大学では憲法、民法等で基本原理をまずはしっかりと学び、労働法等の今問題となっていることに関する分野に学習を広げていきたいと考えています。特に労働三法が現在の労働環境にどのような影響を与えているのかについて考察したいと思っています。
大学卒業後はこの通信教育課程で学んだことを生かし1人でも多くの人が幸せな環境で生活できるような場所を作っていける人材になりたいと考えています。社会では様々な思想や価値観が存在することでトラブルが生じますが、1人でも多くの人間が平等な立場で生活できるよう環境改善に取り組んでいきたいと思います。
管理人回答:ピントがボケています。
>言葉遣いや文章としての構成など全般です。
→所属する会社で労働者の権利が守られていなかったり、個人の能力が十分発揮されていないという実態があり、それを何とかしたいという理由で法律を学びたいと希望しているのに、「大学卒業後は」「1人でも多くの人が幸せな環境で生活できるような場所を作っていける人材になりたい」という漠然とした希望は、何なのでしょう?会社でのことを問題にするなら、卒業後は組合役員とか人事部勤務とかをめざすのが筋でしょう。会社での話が、単に法律学に関心をを持つ一つのきっかけに過ぎないのであれば、そのように書かないと、読み手の頭にスンナリと入ってきません。そして、会社に限らず、社会全体の問題として労働者の権利や立場を守りたいというのなら、卒業後にめざすべきは弁護士や労働運動家でしょう。
「社員としての立場だけでなく、会社の置かれている状況や立場を考えなければいけないため、高い見識を必要とする法律学が必要だと感じました。 」という部分は、何のことなのか意味不明です。
働き手の権利擁護に熱心なのかと思うと、雇い主のことにも配慮をという論旨は首尾一貫しない印象です。
要するに、法律を学んで何をしたいのか、何のために学ぶのかが曖昧なために、すっきりとした論旨を構成できないのです。単に、大卒資格を得たいだけ、と解釈されても仕方ないでしょう。それが悪いことだとは言いませんが。
ご指摘ありがとうございます。
自分の気持ちが社会的な問題としてか会社内のことにするか決まっておらず中途半端な文章でした。
お時間とらせてすみません。自分の目的意識をはっきりさせた文章に書き直して願書提出したいと思います。添削ありがとうございます。