筑波大学の比較文化群の推薦入試の志望理由書です
◎質問者(文章執筆者)の性別/女子
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/高校3年
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/推薦入試の志望理由書
◎文章の提出先(受験する大学など)/筑波大学比較文化群
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/文章や語句におかしな所はないか /字数制限が600字。どこをどのようにまとめればよいか/志望動機は伝わっているか/構成はおかしくないかの添削をお願いします。 英語を勉強し、留学をしたいと考えています。将来の夢は、航空管制官になりたいのですが、比較文化の何について書けばいいのかポイントが絞れていません。
ご指導よろしくお願いいたします。
○志望の動機
私は、筑波大学比較文化学類に進学し、「身体表現における感性」と「言葉」の両面から研究したい。それは、高校時代カナダへの研修旅行でホームステイ先の家族と、意思疎通がうまくはかれなかったことから始まった。その時、言葉の壁にぶつかり、自分の思いを伝えるために全身を使って表現した。こうした経験から、自分の気持ちを身体で表現し、伝えることで、自分が変わり、相手も変わるという身体文化について研究をしたいと考えた。そして、言葉のバックグラウンドである文化を本質的に学んだ上で、形式的ではなく、生きた言葉でコミュニケーションをとれるようになりたいと実感した。
コミュニケーションと言うと、真っ先に「ことば」が浮かぶ。しかし私たちは、ことばだけを使ってコミュニケーションしているわけではない。誰もが、何気ない他者のしぐさから「元気がないな」とか「テンションが高いな」といった印象を漠然と受け取り、無意識のうちに「他者理解」に役立てている。実はこの漠然としたものを読み取る力こそ、「感性」であり、この感性がコミュニケーションを支えているのではないかと考える。
グローバル化の進展に伴い、国民国家の枠を超えた社会・文化において、広い視野と柔軟な発想力や想像力、異文化理解と外国語を身につけ、在学中に一年間の協定校留学を希望しており、その際にも、将来の職業について具体的に探ってみたい。
管理人回答:要するに、志望先についての研究が足りないのでしょう。
>文章や語句におかしな所はないか
>構成はおかしくないかの
⇒語句がどうのこうのと言うより、論旨に不明な点があります。
>私は、筑波大学比較文化学類に進学し、「身体表現における感性」と「言葉」の両面から研究したい。
⇒その両面「から」何を研究したいというのですか?単に、その両方を研究したいということなら、そのように素直に書くべきでしょう。管理人には、それらと比較文化学という学問の内容の関係が理解できてはいないのですが。
>それは、高校時代カナダへの研修旅行でホームステイ先の家族と、意思疎通がうまくはかれなかったことから始まった。
⇒何が始まったのですか?
詩や推理小説ではないのですから、もう少し読み手に判るように説明すべきでしょう。
>こうした経験から、自分の気持ちを身体で表現し、伝えることで、自分が変わり、相手も変わるという身体文化について研究をしたいと考えた。
⇒自分や相手が変わるかどうかは、コミュニケーション方法が言葉のみか身体表現も加えるかということとは、何の関係もないと思いますが。
>字数制限が600字。どこをどのようにまとめればよいか
⇒お書きになっているものは全体で600字もありません。何が問題なのですか?
>志望動機は伝わっているか
⇒微妙です。要するに、書かれているのはコミュニケーションは言語のみに限らないという、ごく当たり前の話です。それを踏まえて、あなたが何を学びたいのかよく理解できません。要するに「異文化理解と外国語を身につけ」ることが目的なら、身体表現がどうのこうのと述べることが、意味を持たなくなります。
要するに、志望先のその学類というものについて調べ方が足りないのではないでしょうか。
航空管制官志望ということですが、その職業はほとんど言葉だけを頼りに意思疎通するものでしょうから、その将来志望と身体表現がどうのこうのという話を関連づけることが論外なのは、ご自分でも理解しているでしょう。