◎質問者(文章執筆者)の性別/男
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/21歳・大学4年生
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/教員採用試験(中学国語)志願書自己PR欄
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/千葉県教育委員会
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/
・「魅力的な個性」や「無限の可能性」といった表現は陳腐ではないか?
・具体的な経験の記述が少なく、机上の空論を振りかざしているように見えないか?
→まずは自分の教育理念を知ってもらい、面接で聞かれた際に具体的な経験談を用意しておく(字数に余裕がないため)。
・字数はちょうど良い。上記にもあるようにもう少し具体例の比重を増やしたほうがいいのだろうか?また、こういうことを書くならば触れておかなければいけない点など。
◎チェックしてほしい文章/
私は教師に必要な資質を身に付けるため、上記の活動と塾講師のアルバイトを行っていました。その中でも私が特に重視したのは個に応じた指導です。生徒は皆魅力的な個性を持ち、無限の可能性を秘めています。その個性を伸ばすため、教師側が一定の尺度で生徒を評価するのではなく、一人一人の生徒の目標の達成や日々の成長の度合いを見てあげる必要があります。塾講師での指導において、周りと自分を比べて劣等感を抱いてしまう生徒を数多く見てきました。そんな生徒たちと共に目標を設定し、一つ一つ着実にハードルを超えていくことで成長を実感し、自信を得ていく。そんな実感を様々な活動を通して得られたことが私の強みです。
お忙しいところすみません。大学の教授にも何回か見てもらったのですが、なかなかコツがつかめないので少し違う視点の方に見てもらおうと思い、投稿した次第です。教授には文章が分かりにくいといわれたのでなるべく簡潔に、わかりやすく伝わるよう心掛けたつもりです。どうぞよろしくお願いします。
管理人回答:具体性が足りません。
まず、「メールアドレスの記入欄がありますが、記入しないでください。」とお願いしています。また、「固有名詞は不要です。」とも明示しています。読んでいらっしゃらないのですか?
さて。
>「魅力的な個性」や「無限の可能性」といった表現は陳腐ではないか?
⇒管理人は陳腐だと思います。少なくとも説得力があるとは思えません。「魅力的な」とか「無限の」とか述べる必要性も感じません。
>具体的な経験の記述が少なく、机上の空論を振りかざしているように見えないか?
⇒そう見えます。前の質問もそうですが、そういう質問をするというのはご自分でもそうお感じなのでしょう?なぜ、自分でそういう否定的評価をしているのに、それをそのまま書くのですか?
>まずは自分の教育理念を知ってもらい、
⇒そんな理念など、教育関係の教科書、参考書を見ればどこにでも書いてあります。ネット上にも無数に転がっているでしょう。それがあなたの理念だということを説明するためにも具体例が要るのです。
たとえば「周りと自分を比べて劣等感を抱いてしまう生徒」とは、どんな生徒がいたのか、簡単にでもその事例を書くべきです。文字数の制約があるというなら、上記のような余計な修飾の言葉を削除すればいいのです。
>もう少し具体例の比重を増やしたほうがいいのだろうか?
⇒そういうことです。
>こういうことを書くならば触れておかなければいけない点など。
⇒ですから、必要なのは具体例、具体性です。あなたが「数多く見てきました」という「周りと自分を比べて劣等感を抱いてしまう生徒」とは、たとえばどんな子だったのか、それくらい書くべきでしょう。字数の制約があっても、説得力のない理想論を少し削れば書けるはずです。「塾講師での指導において、」という大げさな表現も「塾の指導で、」と書けば済むことです。
余談ですが、下記。
>私は教師に必要な資質を身に付けるため、上記の活動と塾講師のアルバイトを行っていました。
⇒「上記の活動」が何か知りませんが、塾講師のアルバイトで「教師に必要な資質」が身に付くと、ほんきでそうお考えなのですか?教師に必要な資質とは、その程度のものですか?プロの教員・教育関係者から、「ナメてるのか」と反感を買うと思いますが。
ありがとうございました
ブログの決まりを守らず投稿してしまい、本当に申し訳ありません。
また、せっかく迅速かつ的確なアドバイスをしていただいているのにお礼が遅れてしまったこと、大変申し訳なく思っています。
管理人さんのアドバイスをもとに今回はともかくこれからの自己PRなど具体性を意識して書くよう改善していきたいと思います。お忙しい中添削していただいてありがとうございました。