◎質問者(文章執筆者)の性別/女
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/高3
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/大学AO入試の志望理由書
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/私立国際系大学の英語学科
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/①志望理由書としての説得力 ②グローバル人材育成を掲げる大学側が入れたいと思うか ③文の構成
◎チェックしてほしい文章/
(志望理由を720?800字で述べよ)
私は、学校での英語の勉強が楽しい上、洋楽もよく聴くので英語が元々好きでした。その私が貴学○○学部○○学科を希望するに至った理由は3つあります。
まず1つ目は、志望校の決まっていなかった高校1年生の夏に色々な大学の英語学科のオープンキャンパスで体験授業を受けたことです。それに刺激を受け、どんなことも1番になり、世界で活躍してやろう、という意気込みをもって新学期をスタートさせました。
この後の挫折が2つ目の理由となります。私は、途中で勉強と所属していたダンスクラブの両立ができずに一杯一杯になってしまいました。勉強しか頭になかったために部活動に意味も見出せなくなってしまった私は、自分が本当にするべきことが何なのかに戸惑いました。結果として、総崩れで勉強までできなくなってしまいました。勉強において高過ぎる目標を設定してしまったこと、さらに完璧主義になってしまったことが原因だと考えられます。
そのあと私は、改めて内省する時間をとりました。さらに自分の目標を、具体的かつ長期的に設定し直しました。勉強面でも、少しずつできることをやることで回復し、良い結果を出せるようになりました。
自分に出せる努力と集中力とやる気を持って取り組み、失敗したら反省して次に繋げれば成長できる、というスタイルも出来上がり、自己も確立されたように思います。私はこの経験を通して、自分の成長する力を信じ、将来は世界で活躍したいと本格的に考えるようになりました。
3つ目に、貴学の英語教育と留学制度が充実していることに魅力を感じました。また、私は世の中の仕組みを知るために経済学を専門として学びたいと思っていて、英語ビジネスコースならば英語に加え経済学も学べると思いました。
これらの理由から、私は貴学で英語を修得し、さらに経済学も学ぶことでそれらを武器に、社会に出て活躍したいと思います。
管理人回答:論旨が変です。
>志望理由書としての説得力
⇒志望理由書としての説得力があるか?という質問でしょうが、ありません。
「希望するに至った理由は3つあります」とお書きですが、通常、「希望するに至った理由」というのは、希望理由そのもののことです。最初の2つは単に、3つめに至るまでの状況説明です。したがって、論旨が変です。「至った理由」という言葉を誤解もしくは誤用しています。
>グローバル人材育成を掲げる大学側が入れたいと思うか
⇒あまり思わないでしょう。
第一に、この程度の作文でまともな論旨になっていないものしか書けない人物だということです。
第二に、書いてある内容が「情けない」です。小難しそうな言葉使いをしていますが、書いてあることは要するに、勉強も部活もしっかりできなかったということです。(自分の)「スタイルも出来上がり、自己も確立されたように思います。」ということですが、それでどういう成果をあげたのかも書いてありません。
>文の構成
⇒前記の通りです。