【管理人による代理投稿】「ityu」さんのコメント投稿を、管理人が新規記事として投稿し直しました。
◎投稿者(文章執筆者)の性別/女
◎投稿者(文章執筆者)の年齢・学年など/18歳高校3年
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/大学の指定校推薦の志望理由書
◎文章の提出先(学校種別や企業業界など)/志望大学(立教大学)
◎チェック希望の文章(添削希望の文章)/③の部分が微妙だなと自分で感じています。
◎チェック希望の事柄・ほしいアドバイス/
◎質問したい事柄/この中で最も悪い部分はどこでしょうか?
No.1<今までの高校生活、過去3年間の生活についてのアピール>
立教英国学院での約3年間を振り返ると私の中で特に印象深い事柄は3つあります。
①オーケストラ同好会長
私は立教英国学院へ入学する以前、中学生時代は吹奏楽に情熱を注いでいました。その中で今の自分を形作る様々な経験をしました。中学2年生で初めて吹奏楽コンクールに挑んだ時は銀賞に終わり、そこからの1年間努力を続け絶対に金賞を取ると目標を決め、毎日パートリーダーとして仲間と頑張りました。中学三年生の最後のコンクールでは目標を大きく上回る三位金賞を受賞できました。この感動と経験があったからこそ、私は「あきらめない事」「努力の大切さ」を実感しました。
父の転勤で大きく環境が変わり立教英国学院への入学後は音楽の部活がないことに物足りなさ、寂しさを感じ、同じように感じている先輩と二人でオーケストラ同好会を立ち上げました。同行会長としての役割は、考え方や経験の違う、小学生から高校生をまとめ、皆を引っ張っていく力が必要でとても大変でした。仲間が徐々に増え昨年度はオープンデイ、クリスマスコンサートなどで発表をしました。幅広い年代をまとめると言う経験は立教英国学院だからできたことであってとても貴重な経験ができたと感じています。
最近ではオンラインコンサートに出演し、コロナ禍の中で皆に勇気を与えることができたと思います。前例もなく初めてのことだらけでしたが、今までの学校生活とは違って気軽に相談できる仲間が近くにいない中一人で日程から構成までを決めやり遂げました。
中学時代の経験を生かし立教英国学院でも同行会長として自分の役目を果たせたと感じています。
②学級委員長
私は2年生から現在まで学級委員を務めています。クラスのみんなをまとめ、ムードを盛り上げ、連帯感を生み出すことを意識しました。異なる意見がある場合にも、話し合いの中心に立ち全員の話を聞き、出来るだけ皆が納得感を持てるような解決策を探りました。
また、先生へレクリエーションの場などを積極的に提案したり、新しいことにも率先して取り組みました。
自分が特に学級委員としてクラスに貢献できたと思ったことはオープンデイです。自ら率先して動き、先生、クラスメートと一丸となりクラスを優勝へ導く手助けができたと感じています。初めは参加意識が低かった人もいましたが、私が常にポジティブな考えを持ち、高い目標を意識することで困っている時、悩んでいる時、自然と周りの皆が助けてくれました。私の持ち前の明るさが、周りのみんなを巻き込み、共に目標に向かって進む力を生み出す結果へとつながったと感じました。自分一人の力では成し得なかったことなのでクラスメイトや先生に感謝しています。
今もクラス全体がこのように手を取り合える関係が築けていると私はおもいます。高校三年生になり、推薦され再び学級委員となりましたが、このクラスでまた皆の中心となれる事を嬉しく思います。
③学校生活
立教英国学院に来て初めてキリスト教に触れ、「隣人愛」と自分が小さい時から意識していた「思いやり」とが重なりました。積極的に多くの人と関わり合うことで、助けを必要としている人や、悩んでいる人、困っている人の助けになれるようになりたいと思うようになり、結果としてたくさんの友人や後輩に慕ってもらえています。これは私の宝物です。
寮生活では自分と異なる価値観を持つ人とも寝食を共にすることとなり、その中で自分とは違う考え方や意見に触れることで視野を広げることができました。
学校生活の中で、二年生で経験した当直は非常にやりがいを感じました。
昨年度は、当直のメンバーが一人欠けたり、フルーツカゴの新しい制度ができたり、新入生のお世話など、鐘を鳴らすこと以外に仕事がたくさんありました。私は当直とは影ながら皆を支える仕事だと思います。当直としての1年間を通じて、規律や継続性の大切さを身に付けました。
以上のエピソードをまとめると私のアピールポイントは
「目標に向かって諦めずに努力する」、「何事にも全力で取り組める」、「他人のことを思いやれる」、「常にポジティブシンキングができる」、「社交的」だと思います。
最後に家族や友人に私の長所を上げてもらったところ「底抜けに明るい」「人見知りをしない」「一緒にいると楽しい」言われました。
管理人回答:あまりに理想的過ぎる印象です。
タイトル通りです。
あなたのすばらしさ、有能さ、スーパー高校生ぶりに、ただ脱帽するのみで、まともに読む気がしなくなるような文章です。たとえ書いてあることがすべて事実だとしても、また自己推薦書であるとしても、普通の感覚を持ち合わせている人間が、自分で自分のことを「皆の中心となれる事」とか「たくさんの友人や後輩に慕ってもらえて」いるとか、書くでしょうか?
ほとんど何の苦労も挫折もなく、素晴らしい成功体験ばかりのあなたのことを、誰がどれほど評価してくれるのか、管理人は疑問です。
細かい点はいろいろありますが、最も悪い部分はどこかという質問なので、以上です。
管理人回答:追伸。
高校生であるあなたに向かって、かなりキツイことを(しかも皮肉っぽく)書き過ぎたようで、その点はお詫びします。
ただ、管理人が言いたいのは、いくら論理的、客観的に素晴らしい内容であっても、そしてそれが事実であっても、読む者の共感を得られない文章では結局、無駄だということです。その意味で、あなたの志望理由には疑問があるということです。
もちろん、立教の内部進学のようですから、立教学園の学風がそういうもの、つまり自己アピールはトコトン遠慮なく、目いっぱい書くことが推奨されているなら、それで結構です。