【管理人による代理投稿】「あい」さんのコメント投稿を、管理人が新規記事として投稿し直しました。適当なタイトルをつけた以外、内容などいっさい変えていません。
◎投稿者(文章執筆者)の性別/女
◎投稿者(文章執筆者)の年齢・学年など/17・高校3年
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/入試用の志望理由書
◎文章の提出先(学校種別や企業業界など)/芸術大学
◎文章提出先からの指示(大学志望理由なら大学からの指示文・設問文など)/
・大学を志望した理由及び志望学科を志望した理由
・大学入学後に取り組みたいこと
◎チェック希望の文章(添削希望の文章)/
私は、街ゆく人々がつい立ち止まって見てしまうような、目を引くデザインを生み出すグラフィックデザイナーになりたいという夢を持っています。そのために必要な技術を身につけ、感性を磨きたいと思い、貴学を志望しました。
私がグラフィックデザイナーになりたいと思ったのは、知人のグラフィックデザイナーが制作したポスターを見たことがきっかけです。その時初めて、ポスターも人の手で作られ、ポスターを作る仕事があるということを認識し、純粋に素敵な仕事だなと感じました。その後、絵を描く機会やポスターをデザインする機会があり、時間をかけて制作したものに対して褒めて貰えたことで達成感を感じ、私が仕事にしたいことはこれだと思いました。
美術経験がほとんどない私にとって、1年次で基礎を学べる貴学のカリキュラムはとても魅力的です。1年次で全ての基礎を一通り学べるため、たくさんのモノに触れられます。自然溢れる町で、自然やたくさんのモノに触れることで、感性を磨くことができ、デザインへの更なる興味や関心を持つことができると考えています。また、写真や映像にも触れ、幅広く学ぶことができるという点は、私が貴学を志望する大きな理由の一つです。幼い頃カメラマンになりたいと思っていた私は、高校で写真部に入部しました。今でも写真が好きという想いに変わりはなく、貴学では写真についても是非学びたいと思いました。
学ぶ内容・環境・カリキュラムが自分に合っている貴学で、夢を実現するために必要な力を身につけ、学びたいと考えています。
私は、グラフィックデザイナーという仕事があることを知ってから、車内広告をよく見るようになりました。意識して見るようになると、今まで車内広告に全くと言っていいほど見向きもしていなかったことに気がつきました。周りを見回してみても、何かを伝えるために作られている車内広告であるに関わらず、じっくり見ている人はいませんでした。誰も見てくれなければ、伝えたいことは誰にも届きません。だから私は、誰もが目を引くデザインを考える必要があると思います。
そこで不可欠となるのは、人々の関心のあるものを知り、取り入れる姿勢だと考えます。全国から様々な個性を持つ人が集まる貴学では、人とコミュニケーションをとることにより、様々な価値観・考えに出会えると思います。多種多様な価値観・考えに触れることで視野が広がり、多角的な捉え方ができるようになると確信しています。このことは同時に、仕事をする上で必要となるコミュニケーション力を高めることにも繋がると感じています。よって、貴学が行っている地域と連携したプロジェクトへの参加などを通して、多くの人と関わりたいと考えています。
◎チェック希望の事柄・ほしいアドバイス/大学・志望学部を志望した理由に関して、写真に関する内容を無理やりいれたように感じないか
大学入学後に取り組みたいことに関して、主張に一貫性があるか
◎質問したい事柄/誰もが書ける内容ではなく、私にしか書けない(個性のある)内容になっているか
管理人回答:一貫性もなく、個性ある内容とも思えません。
>大学・志望学部を志望した理由に関して、写真に関する内容を無理やりいれたように感じないか
⇒そんな印象はありません。というより、高校で写真部に入っていて、「今でも写真が好きという想いに変わりはなく、貴学では写真についても是非学びたい」というほどなのに、なぜグラフィックデザイナーになりたいのか、その理由に説得力がゼロです。
グラフィックデザイナーを志望する理由に説得力がない、という意味でなら、写真に関する内容を無理やりいれたことは、無理やり云々ではなく、効果がなく、意味不明です。
>大学入学後に取り組みたいことに関して、主張に一貫性があるか
⇒上記同様の理由で、一貫性がありません。
>誰もが書ける内容ではなく、私にしか書けない(個性のある)内容になっているか
⇒なっていません。個性がないのは記述に具体性がないことも大きな理由です。「グラフィックデザイナーになりたいと思ったのは、知人のグラフィックデザイナーが制作したポスターを見たことがきっかけ」だというのに、そのポスターがどんなものだったのかの説明がひと言もありません。「その後、絵を描く機会やポスターをデザインする機会があり、時間をかけて制作したものに対して褒めて貰えた」というのに、誉められたという絵やポスターがどんなものだったのかの説明もありません。
要するに、頭の中で考え出しただけの理由としか解釈されない、ということです。頭の中で考え出しただけと見られる恐れは、お書きの文章全体に言えることです。
余計なことですが、そもそも高校で写真部に入っていた人が、グラフィックデザインという仕事、ポスター制作の仕事を知らないというのはあまりに不自然ですし、ほんとうに知らなかったのだとしたら、その常識のなさを少々問題視されても仕方ないでしょう。
写真に関しては、あくまでその大学を志望する理由として記載しました。他の大学では、デザインの絵に関するカリキュラムばかりですが、志望大学だけは写真も含めた幅広いデザインを学ぶカリキュラムだったので、趣味でもある写真も一緒に学べるところが魅力だと感じています。
きっかけとなったポスターに関して
私が受験する大学は、面接の際、志望理由書を見て深掘りしていく面接のため、細かく書きすぎないようにしてみたのですが、やはり細かく書いた方がいいのでしょうか?
また、褒められた絵やポスターに関しては、志望理由書とは別の自己RPの用紙の方に写真と共に記載予定です。(面接の際、志望理由書と自己PR用紙を一緒に見ていただけるので)
グラフィックデザイナーという仕事を知ったのは、中学生の頃で、もともとの趣味だったことに加え、グラフィックデザイナーを知った影響もあって高校では写真部に入部しました。きっかけは中学生の時だと書こうと思います。
管理人回答:口頭で深堀りされて答えに困る程度のことしか、ないのですか?
>写真に関しては、あくまでその大学を志望する理由として記載しました。~~
⇒あなたがそう考え、そう判断なさったのなら、管理人としてはとくに言うことはありません。無理やりだろうが何だろうが、それを書きたいとお考えなら、書けばどうですか?その際の書き方は、あなたが管理人に対して説明なさったように書けばよいと思いますが。
>きっかけとなったポスターに関して~~
⇒タイトル通りです。
大変失礼ですが、口頭で深彫りされて答える話がなくなるから、という理由で志望理由に書かないのなら、所詮、その程度の話でしかない、ということでしょう。どっちにしても、大した話ではないということです。
>~~きっかけは中学生の時だと書こうと思います。
⇒つまり、事実を曲げて、頭の中で理由としてこしらえた話だということでしょう?
ポスターに関して、記載枠の関係もありますので、書ける範囲で書くことにします。写真に関してもアドバイスありがとうございます。管理人さんに説明させていただいたように書き直してみます。
事実を曲げて頭の中でこしらえた話とはどういうことでしょうか?
・中学生の頃に知人のグラフィックデザイナーの制作したものを見て感動し、グラフィックデザイナーを知った
・中学高校を通して絵を書いたりポスターを作成したりしてきた(その中で褒められ、仕事にしたいと思った)
・高校では、グラフィックデザイナーという夢の影響と小さい頃からの趣味(小さい頃の夢)であったことから写真部に入った
だから、「私がグラフィックデザイナーになりたいと思ったのは、中学生の時、知人のグラフィックデザイナーが制作したポスターを見たことがきっかけです。」と直そうと思ったのですが…?
管理人回答:少し、言い過ぎたようです。
>事実を曲げて頭の中でこしらえた話とはどういうことでしょうか?
⇒あなたがお書きになった志望理由では、「中学生の頃に」知人のグラフィックデザイナーの制作したものを見て感動したとは、とても思えません。どう読んでも、高校生以上と取るのが普通です。なぜなら、普通、中学生に「グラフィックデザイナーの知人」がいるとは思えないからです。
したがって、中学生の頃だったという点を伏せていると解釈して、「事実を曲げて」と書いてしまいました。その点はお詫びしますが、「中学生の頃に」そんなことがあったのなら、それが判るように書くべきでしょう。
それから余計なことをひとつ。
あなたは「街ゆく人々がつい立ち止まって見てしまうような、目を引くデザインを生み出すグラフィックデザイナーになりたい」つまり、そういうデザインをやりたいという希望を持っているのですね。
その一方で、「グラフィックデザイナーという仕事があることを知ってから、車内広告をよく見るように」なったし、それまでは「車内広告に全くと言っていいほど見向きもしていなかった」し、「周りを見回してみても、何かを伝えるために作られている車内広告であるに関わらず、じっくり見ている人は」いなかったと述べています。つまり、あなたは今のグラフィックデザイナーたちの仕事全般を否定している、駄目だと思っているということになりますが、いいのですか。
読み直してみると、確かに高校生の頃と解釈してしまうような文章になっていました。中学生の頃であると解釈できるよう、1部書き直すことにします。
志望理由やなりたい職業について改めて深く見つめ直すきっかけにもなりました。添削・アドバイスありがとうございました。