【管理人による代理投稿】「あかり」さんのコメント投稿を、管理人が新規記事として投稿し直しました。適当なタイトルをつけた以外、内容はいっさい変えていません。
◎投稿者(文章執筆者)の性別/女
◎投稿者(文章執筆者)の年齢・学年など/高校三年生
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/大学入試用の自己紹介書
◎文章の提出先(学校種別や企業業界など。大学などの場合は学部なども。固有名詞不要)/四年制大学心理学部
◎文章提出先からの指示(大学志望理由なら大学からの指示文・設問文など)/高校在学期間、他人と共同体のために努力した経験と、これを通して学んだこと(1000字以内)
◎チェック希望の文章(添削希望の文章)/高校生活の1番と言える行事といえば、高校2年生の時に行く修学旅行があげられる。きっとこの行事は、学生たちの深い思い出に残り、時々取り出され、懐かしまれるだろう。その記憶の1ページをより鮮やかに残してもらうため、私は、修学旅行委員会、副委員長として修学旅行のパンフレット作成やレクリエーションの計画、進行などに深く関わった。準備期間中、どのようにしたら生徒が最後、最高な思い出を作り行事を終えれるかを常に考え、ミーティングを重ねた。レクリエーションでは何かゲームをする、という案が出たのですが、2年生の全生徒、300人を超える数の生徒が参加して、全員が楽しめるゲームを考えるのは簡単ではなかった。沢山の案が出ましたが、どれも実現が難しい物が多く、上手く意見がまとまりまらなかった。本番で失敗しないためにも早く計画して予行練習をし、改善までしなければならなかったので、時間が無い中でまとまらない意見が、私たちを焦らせていた。副委員長として、当日私は全体の300人以上をまとめあげなければいけないのに、委員会のメンバーですらまとめあげれていない状況に自分の無力さを感じると共に、このままでは失敗に終わってしまう、なにかいい案はないか、と一生懸命考えた。そこで、友達に相談したり、先生方にもご意見を聞いたりした結果、一つの案を思いついた。それは、生徒たちをいくつかの班に分けて、班対抗のクイズ大会をする、というものだ。そうすることによって、問題も班の中で協力して考えることができ、生徒の仲も深めることができると思ったからだ。皆は快く賛成してくれて、そこからみんな協力して案を出し合った。問題は全生徒が答えられるような話題を取り扱い、1番多く当てられたチームには景品を渡したりと、皆が考えてきた案も少しずつ取り入れながら、沢山の工夫を取り入れたクイズ大会を作り上げることが出来た。時間をかけて、考え、改善して努力してきた分、皆が盛り上がって楽しんでいる姿を見ることができ、達成感と嬉しさで胸がいっぱいになった。準備してる時は自分の無力さに打ちのめされていましたが、私を信じ、協力してくれたメンバーのおかげで、私ひとりでは絶対実現できない、素晴らしい行事を作り上げることができた。この経験で私は、協力する大切さを深く感じ、リーダーとして責任感と他人のために力を尽くす、ということは私自身の精神的な成長に繋がった。
◎チェック希望の事柄・ほしいアドバイス/
◎質問したい事柄/ただ、出来事をつらつらと並べて書いただけのような気がして、努力した点と学んだ点が分かりずらい文章になっている気がします。文章自体も形容され過ぎているのではないか、という点も気になります。また、内容も高校三年生にしては幼稚でしょうか。加えて、この内容を800字で表現するには、どのように文章を削っていけば良いですか。アドバイスお願いします。
管理人回答:質問は何ですか?
>ただ、出来事をつらつらと並べて書いただけのような気がして、努力した点と学んだ点が分かりずらい文章になっている気がします。
⇒ご自身の感想・自己評価ですか?それとも、質問ですか?
>文章自体も形容され過ぎているのではないか、という点も気になります。
⇒上記に同じです。
>また、内容も高校三年生にしては幼稚でしょうか。
⇒これは質問のようですので、答えます。幼稚と言えば幼稚です。何かテレビの安直な感動ドラマ(それも自分自身がヒロイン)の筋書きを読まされているようです。なぜそんなにドラマチックに書こうとするのか、理解できません。そんな表現で読み手に感銘を与えられると思っているなら、とんでもない間違いです。
余計なことを言うようですが、「上から目線」になっているのも、読んでいて愉快な印象ではありません。読み手から、自意識過剰の鼻持ちならない人物だと思われるかも知れません。
>加えて、この内容を800字で表現するには、どのように文章を削っていけば良いですか。
⇒上記の点に注意して、余分な表現を簡素化すればいいでしょう。
たとえば、そもそも話の中心は修学旅行行事の一部に過ぎないレクレーションゲームのことなのですから、修学旅行の意義など大げさにクドクドと書く必要はないでしょう。
頂いた意見を元に再度書き直しました。
高校生活の1番と言える行事といえば、高校2年生の時に行われる修学旅行があげられる。私は、修学旅行委員会、副委員長として修学旅行のパンフレット作成やレクリエーションの計画、進行などに深く関わった。300人を超える人々をまとめあげ、うまく行事を進行することが務まるか、終始不安ではあったが、各自がどのようにしたら生徒の記憶に残る行事になるかを念頭に置いて準備を進めた。生徒全員が楽しめるような行事を目指すことははもちろんのことだが、コロナ禍で行動が制限され、集団行動をすることがほとんどなくなってしまったので、今回の行事では、生徒一人一人が、共に共同生活を営む仲間としてお互いに知るきっかけにもなるようにしたいと思った。それを踏まえて各自が意見を出し合い、たくさんの意見が上がったのを、その中でひとつ選ぶのではなく、一人一人の意見を少しずつ組み合わせて、1つの新しい案を考えた。その結果、レクリエーションの企画では、問題は全生徒が答えられるような話題を取り扱い、班対抗のクイズ大会にすることによって、問題を班の中で協力して考えることができ、生徒の仲も深めることができた。本番では進行が上手くいかなかったり、失敗する部分もあって、悔しい部分があったが、時間をかけて、考え、改善してきた分、皆が盛り上がって楽しんでいる姿を見ることができ、ただ楽しい行事ではなく、一人一人にとって意味のある行事なったのではないかと思う。
今回のこの行事を通して、一人一人の考え、行動をまとめあげる事の難しさを改めて感じたとともに、その沢山の考えをどのように活用すれば、今の状況をより良くすることができるかを、よく考える機会となった。また、コロナという状況下で今まで集団生活が出来なかった分、交流の機会になるようにしたい、といった現在の状況に合わせて視野を広げて目的を設定し、それに沿ぐわせる形で実行に移す、という経験もする事が出来た。
〇くどい表現が改善されたか
〇上から目線の表現になっていないか
〇最後のまとめの文章にどのような内容の文章を足せば、ここまで書いた内容に合うようなまとめになるか
再度アドバイスお願いします。
管理人回答:まだまだ回りくどいです。
>くどい表現が改善されたか
⇒まだまだです。くどい、と言うより、文章全体のあちこちに回りくどくて判りにくい表現がいっぱいです。
>高校生活の1番と言える行事といえば、高校2年生の時に行われる修学旅行があげられる。
→高校生活1番の行事といえば、修学旅行である。
>うまく行事を進行することが務まるか、
→うまく行事を進行できるか、
>各自がどのようにしたら生徒の記憶に残る行事になるかを念頭に置いて準備を進めた。
→どうすれば皆の記憶に残る行事になるかを考え、準備を進めた。
ちなみに「各自」とは誰のことなのか不明です。
>生徒全員が楽しめるような行事を目指すことははもちろんのことだが、コロナ禍で行動が制限され、集団行動をすることがほとんどなくなってしまったので、今回の行事では、生徒一人一人が、共に共同生活を営む仲間としてお互いに知るきっかけにもなるようにしたいと思った。
→生徒全員が楽しめるような行事を目指すのはもちろんだが、コロナ禍で集団行動をすることがほとんどなくなってしまった時期だっただけに、皆が共同生活を営む仲間としてお互いを知るきっかけににしたいと思った。
要するに、あらゆることを、ことさら大げさに、さもスゴイことをしたかのように書こうとする姿勢が問題なのです。ほんとうに修学旅行委員会の副委員長としての苦労や困難を書きたいのなら、小手先の表現に頼らず、もっと具体的なエピソードを書くべきです。
>上から目線の表現になっていないか
⇒一部、なっています。
>「300人を超える人々」
→同学年の仲間を「人々」などと呼ぶことは、まさに上から目線です。
>皆が盛り上がって楽しんでいる姿を見ることができ、ただ楽しい行事ではなく、
→まさに上から目線です。まるで教師の立場のようです。「皆が盛り上がって楽しんでくれただけでなく、」
さらに言えば、「一人一人にとって意味のある行事なったのではないか」云々は論旨をぼかす余計な話です。
>最後のまとめの文章にどのような内容の文章を足せば、ここまで書いた内容に合うようなまとめになるか
⇒質問の意図が理解できません。すでに「最後のまとめの文章」があるのですから、それをどうしたいと言うのでしょうか?
そもそもあなたは、この文章の途中で「その結果、レクリエーションの企画では、問題は全生徒が答えられるような話題を取り扱い、班対抗のクイズ大会にすることによって、問題を班の中で協力して考えることができ、生徒の仲も深めることができた。」という結論を書いてしまっています。その後からまた、「本番では」などと書くから、論旨が行ったり来たりして、判りにくくなっています。たぶん、あなた自身さえそうでしょう。
具体的なエピソードを書くべき、ということですが、たくさんの意見が上がったのを~仲を深めることが出来た までは具体的なエピソードとしては不足ですか?
管理人回答:おおいに不足です。
レクリエーション企画のことなのか、修学旅行全体のことなのか判りませんが(この点も、あなたの文章は説明不足です)、「各自が」(結局、各自というのは誰のことなのか教えてもらえないようですが)意見を出し合えば、たくさんの意見が上がるのは当たり前のことで、それをまとめ上げるのも、修学旅行委員会委員や副委員長としては当然の仕事です。それだけでは、読み手は、修学旅行委員会の副委員長としての苦労や困難を理解できません。
たくさんの意見とはどんなものだったのか、たとえば対立するこんな意見とあんな意見があり、それをどんなふうにまとめたのかを書かなければ、まるで具体性がありません。「一人一人の意見を少しずつ組み合わせて、1つの新しい案を考えた」ということの、具体例です。あなたの文章ではその部分が抜け落ちていて、「問題は全生徒が答えられるような話題を取り扱い、班対抗のクイズ大会にすること」にしたという結論しかありません。
さらに言えば、「全生徒が答えられるような話題」とはたとえばどんなもので、その話題からどんなクイズ問題を作ったのかという事例もないと、結局、あなたが頭の中で考えただけの絵空事のような印象です。
過去の添削とアドバイス例 18 「記述の具体性」
https://www.writingsolution.biz/past/0018.htm
も参考にしてみてください。
頂いたアドバイスを元に、書き直しました。
高校生活1番の行事といえば、修学旅行である。私は、修学旅行委員会、副委員長として修学旅行のパンフレット作成やレクリエーションの計画、進行などに深く関わった。300人を超える生徒をまとめあげ、うまく上手く行事を進行できるか終始不安ではあったが、委員会のメンバー全員がどうすれば皆の記憶に残る行事になるかを考え、準備を進めた。生徒全員が楽しめるような行事を目指すのはもちろんだが、コロナ禍で集団行動をすることがほとんどなくなってしまった時期だっただけに、皆が共同生活を営む仲間としてお互いを知るきっかけにしたいと思った。それを踏まえてミーティングでメンバーがそれぞれ意見を出し合った。班を組んでそれぞれが有志発表を行う、や、クラス対抗でたくさんのミニゲームを行い、そのポイント数を競う、1人では解けないようや謎解きのクイズを用意し、班で協力して解くなどの意見が上がり、一人一人違った意見の良いところを取り入れて、ひとつの案にまとめあげた。そして、レクリエーションではクイズ大会をすることになった。出題は、先生の幼い頃の写真をスクリーンに表示させ、誰かを当てるゲーム、また、ある生徒が常に持ち歩いている特徴的な私物を表示させ、その子のヒントと共に誰の持ち物かを当てるゲームなど、全生徒が答えられるような問題を取り扱った。そして、班対抗のクイズ大会にすることによって、問題を班の中で協力して考えることができるため、皆の仲も深めることができた。時間をかけて、考え、改善してきた分、皆が盛り上がって楽しんでくれて、ただ楽しい行事ではなく、新しい友達が出来たり、友達の知らない一面が見れたりと、一人一人にとって意味のある行事なったのではないかと思う。
今回のこの行事を通して、一人一人の考え、行動をまとめあげる事の難しさや、自分たちで作った企画を進行することの大変さを改めて感じた。本番に起こりゆるハプニングを想定し、事前にマイクの調子の確認やスクリーンにきちんと写真が映るか、進行の流れの確認、「これでレクリエーションを終わります。」の一言までスムーズに行くように最後まで確認したが、本番では準備していた景品が会場の外に置いてあり、急いで取りに行く、というハプニングが起こった。もっとしっかりと確認しておけば、と反省点になったが、この失敗は次、またこのような行事があった際によ。注意することが出来るはずだ。私はこれからもこのような行事の企画に参加できる機会があれば積極的に参加したいと思う。
・具体的な内容になっているか
・趣旨は分かりにくくなっていないか
・回りくどい表現はないか
もう一度お願いします。
管理人回答:よくなりました。
>具体的な内容になっているか
⇒なっています。
>趣旨は分かりにくくなっていないか
⇒おおむね判ります。
>回りくどい表現はないか
⇒あえて言えば、余計な部分や少しおかしな部分があって回りくどい印象になっています。
>うまく上手く行事を進行できるか終始不安ではあったが、
→「うまく上手く」は単純ミスとして、「終始」は要りません。
>委員会のメンバー全員がどうすれば皆の記憶に残る行事になるかを考え、
→「委員全員でどうすれば~~」で十分です。
>班を組んでそれぞれが有志発表を行う、
→「班単位で有志発表を行う、」で十分です。その後の「や、」も要りません。
>出題は、先生の幼い頃の写真をスクリーンに表示させ、
→「出題は、先生の幼い頃の写真を見せて」で十分です。
他にもありますが、あとは自分で考えてください。