出願理由の添削をお願いいたします。
はじめまして。
来年、看護専門学校の社会人入試を受けます。
願書に書く出願理由の添削をお願いいたします。
約4cm×15cmの枠内に書くようになっており、スペースが少ないため簡潔に看護師になりたい理由を述べました。
提出書類の中には社会人としての体験談と志望の動機をまとめた自己PR文
(400字)もあります。
<出願理由>
私は将来、国際的に活動できる看護師になりたいと思っている。
昨年、私はバングラデシュでのボランティア活動から世界には正しい衛生教育や適切な治療、看護を受けられず苦しんでいる人々が多くいることを改めて知った。悲惨な現状を目の前に自分の無力さにもどかしい気持ちでいっぱいになった。もっと直接的に人々の役に立ち、苦しみを和らげてあげたいという思いから看護師になることを決心した。
貴校では知識や技術だけでなく人間的な部分も学び成長し、相手の立場に立ったケアのできる信頼される看護師を目指して勉強に励みたい。
管理人回答:出願理由と志望動機の関係が不明です。
この出願理由のほかに、「社会人としての体験談と志望の動機をまとめた自己PR文」も提出するということですね。この出願理由の文章内容からすると、それらは相当な内容の重複が考えられます。
そもそも、それらの文章の整合性、あるいは関係をどう理解すれば良いのか、学校はどういう意図で、こうした紛らわしい文章提出を要求するのかということも不明ですし、実際、お書きになったものに、どの程度の重複があるのかも判りません。
この出願理由だけを見せられても、アドバイスはできないですね。
この文章自体、とくにおかしな部分はありません。しかし、とくに感銘を受けるようなものでもありません。
ありがとうございました
先日は出願理由を見ていただき、ありがとうございました。
提出書類について詳しくお伝えしておらず、お手数をおかけしました。
出願理由は願書に記入する受験者全員が共通のものです。
それに加えて社会人入試の場合は自己推薦書〔社会人としての体験談、
志望の動機をまとめて自己PRせよ〕があります。
今回、その二つをあわせて添削して頂きたいです。
自己推薦書の方は志望動機を重視しすぎて、自分を推薦する部分がうまく表現でき
なくて困っています。それと、500字以内なのですが20字ほどオーバーしてしまい
どこを削るべきかアドバイスをお願い致します。
出願理由はこの学校を選んだ理由を重点に簡潔に述べました。
よろしくお願い致します。
<出願理由>
私は将来、海外で何か人のために働きたいと思っており、その手段として看護師になることを決心した。
途上国で実際に目にした悲惨な現状の中で生活する人々と直接ふれあい、苦しみを和らげて、正しい衛生知識を伝えることができるのは看護師だと思う。
貴校を選んだ理由は、学校見学に参加した際、先生方や生徒さんが生き生きとしており、学習環境の良さを感じたため。また、社会人からの入学者も多くいると伺い、いろいろな世代の方と一緒に勉強することは学校生活のよりよい刺激になると
思った。
貴校では全てのことに貪欲に学び、自分自身を成長させ、相手の立場に立ったケアのできる看護師を目指して勉強に励みたい。
<自己推薦書>500字以内
私はこれまで本当に自分がしたいことは何なのか、自分探しをずっと続けてきた。ひとつ分かっていたのは、いつか海外で人の役に立つことがしたいということである。
昨年、私はボランティア活動のためバングラデシュへ行き、人々の厳しく悲惨な生活状態を目のあたりにした。そんな中で看護師として活動してみえる方の話を聞き、私はうらやましさと悔しさを感じた。彼らの知識や技術は苦しんでいる人の多くを助けることができる。しかし、私は救ってあげたいという思いが強くなる一方、直接的に手を差し伸べられない無力さにもどかしい気持ちでいっぱいになった。その思いが看護師になって世界の苦しんでいる人々のために働きたいと決心させた。
これまで社会人として、さまざまな環境でたくさんの人に出会ってきた。その度に人と係わることのすばらしさを感じ、相手をありのままに受け入れることで対人関係の和を深く広げてきた。また、現在の職場で身につけた相手の目線になって接することや笑顔でいることは誰に対しても大切なことだと思う。
貴校では人間的な部分も学び、仲間から刺激を受け成長し、相手の立場に立ったケアのできる看護師を目指して勉強に励みたい。そして、将来は国際的に活動できる看護士になりたい。
管理人回答:社会人として当たり前の話がないですね。
出願理由
>途上国で実際に目にした悲惨な現状の中で生活する人々と直接ふれあい、苦しみを和らげて、正しい衛生知識を伝えることができるのは看護師だと思う。
まず、この文章の前半と後半は、別のもののはずです。それがゴッチャになっています。前半は「途上国で悲惨な現状の中で生活する人々と直接」ふれあう経験をした、ということでしょう。そして、後半は、その経験から、そういう人たちの「苦しみを和らげて、正しい衛生知識を伝えることができるのは看護師だと思う」ということでしょう。
あるいは、前半が「途上国で」「悲惨な現状の中で生活する人々」のことを「実際に目にした」ということで、後半がやはりその経験から、そういう人たちの「苦しみを和らげて、正しい衛生知識を伝えることができるのは看護師だと思う」ということでしょう。
いずれにしても、前半と後半は別の話なのです。それが分かるように書くべきです。
「途上国で実際に目にした」というのも、唐突過ぎますね。ボランティアで行ったという説明がひと言もありません。
自己推薦書
社会人としての活動が書かれていません。
>これまで社会人として、さまざまな環境でたくさんの人に出会ってきた。
というだけでは、あまりに具体性が不足しています。
ボランティア活動は、特色のある、訴える力の強い要素ですが、仕事の話など、普通の社会人としての活動についての記述がないのです。あなたはボランティア活動でバングラデシュへ行ったけれども、その体験はこの文章の上では、自分の無力さを痛感したということにしか、つながっていません。
社会人として仕事の体験があるなら、それに触れて、そこでの経験から何を学んだのか、どんな力をつけたのか、といったことを書けばよいでしょう。
仕事の話は書きたくない、書くほどのことはない、というのなら、ボランティアの体験を無力さを感じたという志望動機にばかり持って行くのではなく、人を支援する喜びを知り、それについて体験も積んだと言えば自己推薦の要素になるでしょう。その上で、途上国で医療技術が必要とされることを知り、その専門家になることを決意したと言えばいいのです。
文字数を減らしたければ「自分探し」などという、自分を格好よく見せようとする記述を削除すべきでしょうね。社会人としては、いただけません。
直した文を見て頂きたいです。
先日は的確なアドバイスを頂き、ありがとうございました。
出願理由と自己推薦書を書き直しましたので、もう一度見て頂きたいです。
宜しくお願い致します。
<出願理由>
私は将来、海外で人々のために働きたいと思っている。ボランティア活動のために行ったバングラデシュでは人々の悲惨な現状を目の前にし、自分の無力さを感じた。もっと専門的に直接人々の役に立ち、苦しみを和らげ、正しい衛生知識を伝えたいという思いから看護師になることを決心した。
貴校を選んだ理由は、社会人からの入学者も多くいると伺い、幅広い世代の方々と共に勉強することでよりよい刺激になると思ったからである。
看護師になるため、全てのことを貪欲に学び、自分自身を常に成長させていきたいと思う。
<自己推薦文> 社会人としての体験談、志望の動機をまとめてPR
私は将来、海外で人々のために働きたいと思っている。
昨年、私はボランティア活動のためバングラデシュへ行き、人々の厳しく悲惨な生活状態を目の前にし、声をかけることしかできない自分に無力さを感じた。そんな中で看護師として、苦しむ人々に直接手を差し伸べ、活動している方の話を聞き、私も専門的な知識や技術を身につけ人々の役に立つことがしたいと思った。それらの思いから看護師になる決心をした。
これまで社会人として、さまざまな環境で経験を重ねてきた。現在の職場である子供写真館では相手の目線になって接することや笑顔を絶やさずにいることで子供たちが心を開いてくれることを学んだ。また、子供が突然泣き出したり、機嫌が優れなくなったときでも冷静に受け入れ対応することができるようになった。これらの経験を生かし相手の立場に立った心のケアもできる看護師を目指していきたいと思う。
貴校では何事にも貪欲に学び、実習や勉強に励み、仲間から刺激を受け自分自身を成長させていきたい。そして、将来は国際的に活躍できる看護師になりたい。
管理人回答:格段に良くなりました。
結構ですね、非常に良くなりました。
言うことはありません。
ありがとうございました。
この度はお忙しい中、見て頂き本当にありがとうございました。
的確なアドバイス、大変参考になりました。
次の機会があればまた、宜しくお願い致します。