私は現在、土木建築会社に所属し、主としてマーケティング業務を担当している。昨年から今年にかけて、代表者の主導のもとでマーケティング戦略の大幅な変革が行われ、その一環としてアンテナショップの開店プロジェクトに携わった。この経験を通じて感じたことは、マーケティング業務における経営に関する専門知識の必要性だ。
多額の投資を必要とするこの大胆なマーケティング戦略に注目し、ビジネスとして成り立つと判断できたのは、主導していた代表者が経営・財務・運営など様々な専門知識を利用していろいろな角度からプランを検証できた為だと考える。今後さらに他社との競合が激化していく中で、このような大胆なマーケティング戦略を積極的に打ち出して、切り開いていくことが必要とされるが、私は学生時代に芸術を専攻していた為、経営に関する知識に乏しく、マーケティング戦略について多角的に検証することに限界を感じている。私にとって経営に関する専門知識を基礎から身につけて学ぶことは、今後の業務を遂行するうえで極めて重要であると考えている。
貴校は単科大学である為、学科ごとの垣根が低く、経営を幅広く勉強したい私にとっては理想的だ。また夜間主コースは昼の講義にも参加できるため、社会人である私にとってはハンディキャップを埋めるチャンスとして期待している。
以上の理由から、貴校にて基礎知識を学び、二年次には商学科へ進んで経営や会計に関する幅広い実践的知識を学びたい。具体的には○○教授のゼミにおいて中小企業で用いられているマーケティング戦略の実態調査を行い、業種ごとに費用対効果の高いマーケティング手法について研究したいと考えている。
卒業後は貴校商学科にて学んだ知識を活用して、マーケティング業務を総合的にマネージメントできるポジションを目指したい。さらに経営・マーケティングのスペシャリストを目指して、現職を続けながらMBAの取得を目的とした大学院進学を視野に入れている。
添削をお願いいたします。
・文章の流れはおかしくないでしょうか?
・全体的に欠点があればご指摘ください。
27歳、マーケティング全般業務(マーケティング企画立案・広告作成・自社WEB作成・自社SEO、マーケティング効果測定…)、商学科への社会人選抜試験の際に提出します。1000文字以内。
管理人回答:マーケティング戦略の大幅な変革?
「マーケティング戦略の大幅な変革」とか、「アンテナショップの開店プロジェクト」とか、あるいは「多額の投資を必要とするこの大胆なマーケティング戦略」とか言っても、それがどんなものか、読むものにはさっぱり具体性をもって見えてきません。
論旨は、その「マーケティング戦略の大幅な変革」に刺激を受けて、それをきっかけとして勉学の必要を感じたというのですから、肝心のそれについて説明が不足していては、説得力が弱くなります。
当然、説明すれば文字数が増えますが、その分は、たとえば代表者がどうこうという話をカットすれば良いでしょう。別に代表者を持ち上げる必要はありません。単に、自分には、変革の意味や手法がよく理解できなかったと言えば良いのです。また、
>このような大胆なマーケティング戦略を積極的に打ち出して、切り開いていくことが必要とされるが、
の「切り開いていく」ウンヌンのような、単に文字数を増やしたり、格好をつけたりするための表現を整理することも有効でしょう(これは文字数の制約がなくてもやるべきことです)。
その大学の学部・学科・コース等の構成が判らないので、的外れな指摘かもしれませんが、商学が2度も出てくるのは、何か意味があるのでしょうか?