私は今通っている大学(商学部)をやめ、家政学科のある大学を受験しようと思っています。添削お願いいたします。
私は幼稚園のころまで食品アレルギーに悩まされており、「食べると体が痒くなるものと、そうでないものがあるのは何故だろう」という疑問は身近かつ深刻なものでした。
人間は食べることにより生命を維持していますが、最近は、食品の安全性の低下や生活習慣病の増加など、様々な問題が持ち上がっています。
私はその経験則を科学的に解明してみたいと思い、現在通っている大学をやめ、貴大学を受験する決意をしました。
貴校は、実験実習が必修科目になっており、講義で学んだ知識を積極的に生かせるところ、また実験実習を重視する一方で、現代人の食生活を多方面から総合的に研究できる講座が数多く開講されているところも魅力的に感じました。
そして、中でも私が魅力的に感じたのは、衣食住のことだけでなく、保育学が学べるところです。私は3歳からエレクトーンを習っており、貴校在学中にエレクトーン教師の資格を取りたいと思っています。この保育学で、子供を中心に音楽を指導する上で、児童の心理を学ぶことは大切な要素と感じ、ぜひ受講したいと懇願しております。
これから貴校で様々な知識を得、理論や仮説をキャリアサポートやインターシップを通して実社会で活用、実践していくことにより、社会に貢献していきたいです。
以上が、私が貴大学を志望する理由です。
管理人回答:自己推薦書ですか?志望理由ですか?
どちらですか?
「自己を推薦する理由および当学科を志望する理由」なので、両方だと思います。
管理人回答:ならば、まったく自己推薦になっていませんね。
志望理由としてはともかく、まったく自己推薦になっていません。
「自己を推薦する理由および当学科を志望する理由」という話を今になって持ち出されることも含めて、添削以前の問題です。
自己推薦書を書いていないのは承知しております。
なので、投稿させてもらった{志望理由}の箇所だけ、添削お願いいたします。
管理人回答:わかりました。
では、そうしましょう。
ただし、その前に、ひとこと、苦情を言わせていただきます。
当初、あなたは「自己推薦書の添削お願いします。」と題して、投稿なさいました。
当然、管理人は自己推薦書だと思って、一生懸命読みました。しかし、どこにも自己推薦書らしき記述がありません。何なのだろうと戸惑いながら、何度か読み、「自己推薦書ですか?志望理由ですか?」という、お尋ねをさせてもらいました。
それに対して、あなたからのお返事は、
>「自己を推薦する理由および当学科を志望する理由」なので、両方だと思います。
という、当初の投稿の題名など、まるで他人事のようなものでした。
そして、自己推薦と志望理由の両方だと言うので、自己推薦の要素がまったくない点をご指摘すると、今回、「自己推薦書を書いていないのは承知しております。 」というお話です。
そういう姿勢、態度はどうなのでしょうか?「自己推薦書を書いていないのは承知しております」なら、最初の投稿の時点で、そうおっしゃるべきでしょう。
率直に申し上げて、自分の非やミスを知らん振りして、ひと言の詫びもなく、それでこちらに何かを要求するというのは、まともな人間のすることではないと、管理人は思います。
さて、「志望理由書」の「添削」です。これも添削以前の問題です。
1.以前から、食品・食物に対する問題意識があったのなら、なぜ商学部にはいったのだという、当然の疑問に対する説明がないのはおかしいでしょう。とくに、日本では大学の学部途中での専門変更というのは、まだ一般的とはいえませんから、その問題にまったく知らん振りをするという姿勢は、変でしょう。少なくとも、強い疑問を持たれるでしょう。
2.経験則とは何ですか?
>私はその経験則を科学的に解明してみたいと思い、
あなたは、どういう経験則を得たのですか?あなたが得たのは、ある種のものを食べると体が痒くなるという経験と、それ対する疑問だけでしょう?経験則という言葉を誤解なさっていませんか?
3.何を勉強したいのですか?
ここが最大の問題です。わざわざ、今通っている大学をやめてまで、専門を変えようと思った理由が、「食」についての問題意識だというのに、
>そして、中でも私が魅力的に感じたのは、衣食住のことだけでなく、保育学が学べるところです。
保育学も学びたいというのは、さらに、音楽のことまで持ち出すというのは、どういう訳ですか?まったく、首尾一貫しません。
という訳で、志望理由としても、根本からの考え直し、書き直しが必要です。
念のために申しますが、管理人は、最初の苦情と関連して、つまり腹立ち紛れにこういう評価をしているのではありません。誰に聞いても、同じような答えが返ってくるでしょう。