私学高校教員採用面接用自己推薦文 質問者/akira

 私学高校教員志望で、私学高校の教員採用面接の提出書類 自己推薦文2000字以内です。
 自己推薦文の書き方からよくわからないので、傲慢に自己流で書いてみました。
 *致命的なミスはあるか。
 *2000字の量の埋め方は正しいか。(もっと経験を入れるべき等)
 以上2点について添削願います。

  自己推薦書
 私は自己を
 ひとつのことを粘り強く続けるところ。
 生徒と密な関係を築くところ。
 しっかりした考え、志望を持ち合わせてるところ。
 周りの人々の意見を参考によりよい授業を展開するように努めるところ。
 以上4点の観点で推薦する。
 ひとつのことを粘り強く続けるところ。
 私が数学(算数)の教員になりたいと思ったのは小学生のころである。当時はただただ数学の分野に興味を持っての志望だったが、中学生のころになるとその志望はより具体的になった。わからない問題を同級生が持ってきて、その問題を解き解説したとき、その同級生は私に感謝をし私はとても幸せになった。そんな幸せの味わえる教師になりたいと感じた。そのころから数学を自発的に勉強するようになり、いくら机に向かっていても苦ではなくなった。数学の問題を解いていると時間も忘れてしまうほどだ。それは大学に行っても変わらず高校数学に興味を持っていた私は、大学数学の傍ら高校数学とくに大学入試問題に力を注いだ。
 数学とはまた異なる分野であるが私は筋力トレーニングが好きである。筋力トレーニングは筋肉を増やし筋力を強くするトレーニングであるが、一日二日すれば強くなるというものではない。一般には最低3ヶ月、私が思うに数年、継続的に続けて行わなければ筋肉は増えず、筋力も強くはならない。私は高校三年生の頃から約五年にわたって継続的にトレーニングを行ってきたが、まだまだ満足はできない。
 向上心、そして継続的に行う精神を私は持っている。
 生徒と密な関係を築くところ。
 私はほかの先生方に比べ生徒と歳が近いこともあって話題も合い、より親しくなることができる。教育実習の際は、とくに受験生と大学に関しての話で盛り上がり、授業以外でも接することが多かった。
 最近まで学生であった自分には、生徒がなにをどのように感じているかを理解することもそう難しくなかったために親しくできたのではないだろうか。
 しっかりした考え、志望を持ち合わせてるところ。
 私は同世代の人間に比べ、考え方がしっかりしている。
 先にも書いたが小学校のころから教員を志望していたので、それにはどんな資質が必要か、どんな資格が必要か、を考えながら努力しつつ学生時代を過ごしてきた。「何になりたいか」という進路を見つけるために高校大学に進学する人間が多い中、私は教員になるために高校大学に進学した。
 また、私は『確立した人格を持ち合わせる教師、自分の考え方をしっかり持っている教師』というものを教師の理想像のひとつとして持っている。とくに日常で年上の人と接する機会が少ない中学高校時代に触れ合う数少ない大人のうちの一人である先生は、個性を持っていたほうがいい。つまり生徒に「大人にはいろいろな人間がいるのだ」ということ、そして「自分はどういう人間になりたいのか」ということを学習させるような先生が理想だ。そうすることで生徒の悩みを聞くときに「こうすれば」ではなく「先生はこう思うけど」と自身で悩みを解決するように促すことができる。こういった指導は自分というものをしっかり持っていないとできない。
そういった意識もあって同世代の中でも考えが落ち着いているとよく言われる。
 周りの人々の意見を参考によりよい授業を展開するように努めるところ。
 学生時代は自分を確立させることを錯覚し、人の話を聞かないことも多々あったのだが教育実習、非常勤を通して錯覚に気づいた。人の話しを聞き、よい部分は自分に取り込んでよりよい授業をし、よりよい先生になることこそが自分には必要だ。そう感じてからは人の話をよく聞き、ただあくまで参考に、しっかり自分を持った上で努力している。
 また生徒に数学を理解してもらうことに生きがいを感じているので、常に努力していける向上心、情熱を私は持っている。
 以上4点より私は自己を推薦する。

“私学高校教員採用面接用自己推薦文 質問者/akira” への3件の返信

  1. 管理人回答:致命的ミスはないですが…。

    >*致命的なミスはあるか。
    ありません。

    >*2000字の量の埋め方は正しいか。(もっと経験を入れるべき等)
    自覚なさっている通り、経験、つまり具体性が足りません。各項目ごとに指摘します。

    >ひとつのことを粘り強く続けるところ。
    数学教員を志した発端の話のほうが多いです。

    また、ずっと数学教員になりたいと思っていたのですから、ずっと数学の勉強に取り組んできたのは当たり前で、それを「ひとつのことを粘り強く続けるところ」の論拠にするのは、あまりピンと来ません。かといって、筋トレの話もどうかと思います。

    >生徒と密な関係を築くところ。
    具体的な論拠が何もありません。自分はこう考えている、というだけのことです。
    しかも、若くて年齢的に生徒と近いことをその観念的な論拠にするなら、あなた自身、この先年齢を重ねて行くと、生徒と密な関係を築けない教員になるということになります。無理な論旨です。

    >しっかりした考え、志望を持ち合わせてるところ。
    数学に限らず、小さい頃から教員になりたいと思っていた人は多いです。それを持って、自分の考え方がしっかりしているというのは、強引な理屈です。
    ここも具体例がありません。理想の教員像は、単にあなたの考えを述べているだけです。

    >周りの人々の意見を参考によりよい授業を展開するように努めるところ。
    周りの人々の意見を参考にするという話の具体例が皆無です。

    要するに、すべて、自分の考え方を述べているだけです。

  2.  質問です。具体的な内容が欠けていることは理解できたのですが、数学に関する努力は当たり前で、数学ではない分野の努力は筋違いのような評価を受けるのでしたら、どのような具体例で話を膨らませればよろしいのでしょう?具体例の例のようなものを挙げていただけるとありがたいです。
     字数としては足りないぐらいなので具体例を盛り込んでいくという改善の仕方が適当ではないかと思うのですが、いかがですか?
     2000字という量からも、志望理由や自身の考え、熱意等を含ませてもよいものか?とは思ったのですが、多いですか?
     質問ばかりで申し訳ないのですが、偏っていることは理解できても、どのように改善すべきか全くわからないので…。すみませんがよろしくお願いいたします。

  3. 管理人回答:具体例など当人にしか判りませんね。

    >どのような具体例で話を膨らませればよろしいのでしょう?具体例の例のようなものを挙げていただけるとありがたいです。

    管理人は、教職専門のアドバイザーでもありませんし、あなたの経験や生活も知りません。その管理人に、あなたの教職経験の中での具体例を教えろというのは、無理な注文でしょう。

    >字数としては足りないぐらいなので具体例を盛り込んでいくという改善の仕方が適当ではないかと思うのですが、いかがですか?

    もちろん、そうです。それ以外にありません。

    >志望理由や自身の考え、熱意等を含ませてもよいものか?とは思ったのですが、多いですか?

    自己推薦に結びつくならそれで結構です。しかし、あなたがお書きになっているのは、自分の勝手な(間違っているということではありません)考えをダラダラ述べているだけです。それでは自己推薦になりません。
    自分はコレコレの考えがある、というのはいいとしても、それに基づいて実際、こういうことをやってきた、それでこういう実績や成果をあげた、だから教員として正式採用(でしょうか?)されるだけの資質や適性があるはずだ、というのが、自己推薦のひとつの形でしょう。あなたのは、自分の信念をとうとうと述べているだけです。しかも、それは教育者なら、というか、一部には社会人なら、という部分もありますが、当たり前のことばかりです。

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