大学指定校推薦受験志望理由書 質問者/ナシ男

現在高校3年生で、再来週に県内の大学に指定校推薦で受験するつもりです。
字数制限は800字以内で、「本学へ入学を志望する理由」あるいは「将来への抱負」がテーマです。
私は後者のテーマを選び、文を構成していったつもりですが、いざ担当の先生にみて頂いたところ、「この文は将来の抱負よりも、入学志望の理由について書かれている」と言われました。

私の夢は税理士になることだ。
 私は中学二年生の時に日本銀行鹿児島支店を見学し、銀行の仕組、お金の流れなどを学び金融に関心を持った。特に銀行員の方に説明して頂いた税制度について、もっと知りたいと思い、インターネットや本などを使って金融に関することを調べたり、親や先生といった周りの人々に教えてもらったりした。計算をすることが好きだったので会計というジャンルに興味を抱いた。そして地元のような地域社会に少しでも多く貢献したいので、大企業の監査を行う公認会計士よりも、中小企業の手助けを行う税理士の道を選択した。
 私が目標とする『顧客から信頼される税理士』になるために必要なことは第一に豊富な専門知識だ。依頼を全うできる実力がなければ信頼を得ることができない。次に必要なことはコミュニケーション能力だ。仕事を依頼すると言うことは、企業や個人の恥部をさらけ出すということなので当然、仕事を依頼する顧客からすると、「信頼のできる税理士」かどうかを重視するはずだ。そのような顧客のためにも親身になって、経営相談を受けなければならない。そして一つ一つの依頼に誠実に応えていくことで顧客は信用してくれると思う。
 県内の大学で唯一経営学科がある貴学では、国家試験を現役で合格することを第一に、また、より深い知識を身につけることができるので私はそれを習得したい。そして、現役合格を果たした後も、常に向上心を持って仕事に取り組んでいこうと考えている。なぜなら、経済界は日々変化しており、国家試験に合格するためだけに習得した知識だけでは、税理士として働くときに全ての顧客のニーズに応えられないからである。
 私は将来独立したいと思っている。事務所の顧客ではなく、自分自身の顧客から報酬を頂いて仕事をしていきたいからだ。そして貴学で学ぶことにより、人間的にも成長して社会への一歩を踏み出したい。

まだまだ未熟なので文の構成がおかしいところが多くあるかもしれません。
その辺りもご指摘頂ければと思います。また無駄な文は極力なくしたいので、ご指摘お願いします。

“大学指定校推薦受験志望理由書 質問者/ナシ男” への5件の返信

  1. 管理人回答:よく書けていますよ。

    その先生が、「この文は将来の抱負よりも、入学志望の理由について書かれている」から、ダメだと言っているのなら、管理人はその先生の意見に賛成できません。

    まず、大学は専門分野について学ぶところですから、その専門が将来の夢に結びつくこと、反対に言えば、将来の夢が大学で学ぶことに関係してくるのは、当たり前です。したがって、「将来の夢」の文章に大学で学びたいこと、その大学の志望理由が記述されるのは、何もおかしいことではありません。
    もちろん、「将来の夢」と題して、志望理由ばかりではまずいでしょうが、この文章はそうはなっていません。
    その先生は、

    >県内の大学で唯一経営学科がある貴学では、国家試験を現役で合格することを第一に、また、より深い知識を身につけることができるので私はそれを習得したい。そして、現役合格を果たした後も、常に向上心を持って仕事に取り組んでいこうと考えている。

    の「県内の大学で唯一経営学科がある貴学」という部分に引きずられ、また「現役で合格」「現役合格」を大学合格のことと勘違いしているだけではないですか?
    最後の部分も将来の夢になっていますから、「将来の夢」と題する文章として、まったく問題ないと思います。
    もちろん、文章表現や論旨は、もう少し見直す必要はあります。

    >計算をすることが好きだったので会計というジャンルに興味を抱いた。

    会計の本質は計算ではないでしょう。計算など、今どき、パソコンのソフトがやってくれます。会計がわかっていないと思われますね。

    >中小企業の手助けを行う税理士の道を選択した。

    選択した、と過去形で断言するのはどうでしょうか?あくまで希望、夢ですから、そのように書くべきでしょう。

    >仕事を依頼すると言うことは、企業や個人の恥部をさらけ出すということなので

    恥部というのは言い過ぎでしょう。

    >県内の大学で唯一経営学科がある貴学では、国家試験を現役で合格することを第一に、また、より深い知識を身につけることができるので私はそれを習得したい。

    ワンセンテンスにふたつの要素を盛り込もうとして、文法的におかしくなっています。ふたつの文に分ければ解決するでしょう。

    >私は将来独立したいと思っている。事務所の顧客ではなく、自分自身の顧客から報酬を頂いて仕事をしていきたいからだ。そして貴学で学ぶことにより、人間的にも成長して社会への一歩を踏み出したい。

    時系列でみると、言ったり来たりして、紛らわしいです。これ以前の部分も含めて整理し直すべきでしょう。

  2. 再び添削とアドバイスお願いします。
    先日はアドバイスありがとうございました。
    管理人さんと先生の意見を参考にしながら、文を再構成してみました。

    >時系列でみると、言ったり来たりして、紛らわしいです。これ以前の部分も含めて整理し直すべきでしょう。

    序論=結論だと前に教わったことがあり、わざと似たようなことを書いたのですが、やはり見苦しいでしょうか?
    今回は思い切って3段落目と4段落目の順序を入れ換えてみました。

    私の夢は税理士になることだ。
     私は中学二年生の時に日本銀行鹿児島支店の施設内を見学した際に、銀行の仕組み、お金の流れなどを学び、金融に関心を持った。その中でも税制度についてもっと知りたいと思い、インターネットや本などを使って調べたり、親や先生といった周りの人々に教わったりした。企業が自分の提案で生き返る、あるいはアドバイスで業績を伸ばす、再度成長の波に乗る。専門性を活かしたアドバイスが企業を変える。それが面白さであり自身のプライドにもつながる税理士にとても魅力を感じた。
     県内の大学で唯一経営学科がある貴学では、国家試験を現役で合格することを第一に勉強していきたい。また、より深い知識を身につけることができるので私はそれを習得したい。そして、現役合格を果たした後も、常に向上心を持って仕事に取り組んでいこうと考えている。なぜなら、経済界は日々変化しており、国家試験に合格するためだけに習得した知識だけでは、税理士として働いたときに全ての顧客のニーズに応えられないからである。
     私が目標とする「顧客から信頼される税理士」になるために必要なことは第一に豊富な専門知識だ。依頼を全うできる実力がなければ信頼を得ることができない。次に必要なことはコミュニケーション能力だ。仕事を依頼すると言うことは、企業や個人の重要な情報をさらけ出すということなので当然、仕事を依頼する顧客からすると、「信頼のできる税理士」かどうかを重視するはずだ。そのような顧客のためにも親身になって、経営相談を受けなければならない。そして一つ一つの依頼に誠実に応えていくことで顧客から信用されると思う。
     私は将来独立しようと考えている。事務所の顧客ではなく、自分自身の顧客から報酬を頂いて仕事をしていきたいからだ。そして貴学で学ぶことにより、人間としても成長して社会への一歩を踏み出したい。

    どうしても最後の締め方が上手くできません。先生には最後の印象が薄いと言われ、あと税理士になりたいという熱意が伝わらないとも言われました。
    やはり管理人さんも同じような印象をお持ちでしょうか?
    ご指摘のほうを宜しくお願いします。

  3. 管理人回答:「序論=結論」にさえなっていません。

    >序論=結論だと前に教わったことがあり、わざと似たようなことを書いたのですが、やはり見苦しいでしょうか?

    たかだか800字程度の文章で、そんな形式に意味はありません。
    それとは別に、あなたの文章は、その「序論=結論」にもなっていません。微妙にずれているのです。税理士になることと、独立して税理士事務所を開業することは別です。それを混同して、「序論=結論」だという意識で書くから、妙なことになるのです。

    また、あなたは言葉の理解、使い方がいい加減で、そのために論旨がおかしなことになっています。

    >私は中学二年生の時に日本銀行鹿児島支店の施設内を見学した際に、銀行の仕組み、お金の流れなどを学び、金融に関心を持った。
    >その中でも税制度についてもっと知りたいと思い、インターネットや本などを使って調べたり、親や先生といった周りの人々に教わったりした。

    「その中でも」って、どの中ですか?日銀支店の見学の話に、税金や税務の話は一言も出てきていません。金融に関心を持ったというだけです。しかも、現実の話としても、金融と税務は別の話です。企業でそれら両方が重要なことは当然ですが、イコールの話ではありません。

    >企業が自分の提案で生き返る、あるいはアドバイスで業績を伸ばす、再度成長の波に乗る。専門性を活かしたアドバイスが企業を変える。それが面白さであり自身のプライドにもつながる税理士にとても魅力を感じた。

    税制度に関心を持ったということから、なぜいきなり、税理士の話に飛躍するのですか?税制に関心を持ち、企業でも税務が重要だろうと感じ、その企業の税務の相談に乗る税理士という存在に関心が湧き…、という論旨の流れが必要でしょう。いきなり、税理士業務の理想論を述べるのは、飛躍し過ぎです。

    >そして、現役合格を果たした後も、常に向上心を持って仕事に取り組んでいこうと考えている。

    なぜそれほど現役合格にこだわるのか知りませんが、それはいいとしても、現役合格というのは、在学中に税理士資格を得るということでしょう。つまり、現役合格、現役合格というのなら、合格時点ではまだ学生のはずなのに、なぜ「常に向上心を持って仕事に取り組んでいこうと考えている。」などと、いきなり仕事の話になるのですか?

    前回、時系列をしっかり整理し直すように言ったはずです。それができていないのです。文章の中の時系列もそうですが、それ以前に、あなたの頭の中での将来への道筋をしっかり整理してください。 こんな文章を書いているようでは結局、税金のことも、税務のことも、税理士のことも、ほとんど理解しておらず、聞きかじりで適当なことを書いただけだと思われるのがオチです。

    時系列を整理すれば、最後が弱いだの何だのという下らない問題もなくなるはずです。 最初の「序論=結論」などという形式論は、たいした意味がないのです。

  4. 第一段落を訂正してみました

    ご指摘ありがとうございました。
    論旨や文章表現を十分見直して、再度文を構成してみようと思います。
    とりあえず、『なぜ税理士なのか?』という部分を訂正してみました。
    ただ、私の理由では他の方々に比べて、税理士に対する熱意が薄いように感じました。
    今回も添削とご指摘をお願いいたします。

    私は中学二年生の時に日本銀行鹿児島支店の施設内を見学し、銀行の仕組み、
    お金の流れなどを学び、金融に関心を持った。そして金融についてインターネットや本などを使って調べている内に税制と触れることがあった。それを機に、自分たちに身近な存在である税に携わる仕事をしてみたい、企業で重要な役割を任されたい、税のプロフェッショナルでありたいと思い始めたので、私は税理士を目指そうと考えたのである。

    時系列について質問ですが、『税理士になることが夢→なぜ税理士なのか→過去の経験→税理士になるためには→大学でしてみたいこと→卒業後について』では話が紛らわしいでしょうか?そして何か重要なことが抜け落ちてしまっているでしょうか?

  5. 管理人回答:第一段落だけ変えて終わりですか?

    あなたは管理人の指摘を理解なさっていません。第一段落だけ変えても無意味です。

    >『税理士になることが夢→なぜ税理士なのか→過去の経験→税理士になるためには→大学でしてみたいこと→卒業後について』

    なぜ、最後に卒業後について述べる必要があるのですか?妙な形式にこだわったり、感心させる文章を書いてやろうとせずに、税理士という仕事に就きたいということを、素直に書けばいいことです。

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