今、4年制大学の経済学部一年です。
今年、他大学の情報系学部の編入試験を考えています。
文字数は1000字です。
質問内容
1、志望理由書として成り立っているでしょうか
2、志望理由書として必要なことが書けているでしょうか
3、全体的な感想をよろしくお願いします。
私は情報産業の専門家になりたいために貴学○○学部を志望する。
小さい頃からコンピュータに興味があり、小学校高学年からパソコン教室に通い、基本的な操作や知識は持っているが、中学、高校と進むにつれ、何がしたいかが次第に明確になってきた。現在、在学の大学に通いながら、初級システムアドミニストレータの資格を取るべく勉強に励んでいる。来月行われる国家資格試験に是非合格したいと努力している。貴学の○○学部に入学するきっかけになったのは「ウェブ進化論」という一冊の本に出会ってからだ。
そこには、googleが人類が使う全ての情報を集め整理するという目的をもって設立されてことが書かれており、たくさんの情報が散乱するネット社会なのに、これほどの膨大な量の情報を処理できるのかと衝撃を受けた。
しかもgoogle analyticsというサービスを使えばトラフィック分析をもとに、指標の確認を行うことによって収益効率の向上に役立てることができると書いてあった。
今いろいろな形で、IT技術や情報の分野が発展してきているが、データを解析し、それを元にあらゆる分野での発展に役立てたいと考えている。
そこで情報目ディが教育科目のデータ解析論など専門科目を履修し、できれば貴学の○○教授の「~~」というゼミに参加し専門的な知識をより多く学んでいきたいと考えている。
貴学は「個」を大切にし、また「個性」を伸ばしてくれる大学である。貴学に入り、妥協することなく自分の思うことを思う存分学び、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨して、貴重な大学生活をより有意義なものにしていきたいと思う。
そして将来は、貴学で培った専門知識を持って、データ解析を活かせる職業に就きたいと考えている。
単にデータ解析といっても、ただ単に商品の販売やサービス促進を目的とするだけでなく、これからは、障害を持つ人や不便を感じている人のためになるようなデータ解析が大切でないかと感じている。「ある方が便利」であるよりも「ないと困る」人のためになるようなデータ解析をし、世の中の弱い人や高齢者の方に役立つような仕事をしていけたらいいと考えている。
管理人回答:情報産業の専門家とは、何ですか?
>志望理由書として成り立っているでしょうか
>志望理由書として必要なことが書けているでしょうか
>全体的な感想をよろしくお願いします。
同じことですから、まとめて回答します。
1.まず、「情報産業の専門家」って、何ですか?情報産業には多くの専門家がいます。その中の、どんな専門家になりたいのか、それが不明確です。読んでいくうちに、どうやら「データ解析」の専門家のことのようだと判ってきますが、では「データ解析の専門家」って何ですか?統計学でいうデータ解析から、WEB上での多様なデータ解析のための情報処理技術まで、あまりに意味するところが広範です。グーグルがどうのこうのという話からすれば、どうも後者のようですが、そうなると今度は、「単にデータ解析といっても、ただ単に商品の販売やサービス促進を目的とするだけでなく、これからは、障害を持つ人や不便を感じている人のためになるようなデータ解析が大切でないかと感じている。」という話と、そぐわなくなる気がします。
結局、「貴学の○○教授の「~~」というゼミ」に結びつけるために、強引にそういう展開にしているだけではないのかという印象です。
もう少し、「データ解析」なるものについて、自分の考えや理解を深めてみるほうが良いのでは?
2.また、「小さい頃からコンピュータに興味があり、小学校高学年からパソコン教室に通い」、「中学、高校と進むにつれ、何がしたいかが次第に明確になってきた」というのなら、なぜ今、経済学部にいるのですか?この志望理由には、そのことについての説明がまったくありません。頬っかむりして誤魔化せることではないでしょう。たとえ、一言でも説明が会ってしかるべきです。
その他気づいた点として、
>貴学は「個」を大切にし、また「個性」を伸ばしてくれる大学である。~~~貴重な大学生活をより有意義なものにしていきたいと思う。
の部分は、まったく無意味です。文字数の無駄です。何も言っていないのと同じです。