添削をお願いします。
これは、朝日新聞の声欄に投稿したものの、ボツになった原稿のオリジナルです。どこが悪かったのか、アドバイスをお願いします。
「電子書籍キンドル」がアメリカで普及しているそうだ。なんでもキンドルの初代機は二〇〇七年十一月発売だった。この時、日本国内でも一時販売されていたそうだが、購入者が少なかったせいか、キンドルを撤退させてしまったそうだ。
再び日本国内で「電子書籍」の情報が飛び込んできた。「i PAD」と呼ばれるものらしい。昨年、本紙で「絶版書籍のデジタル化と著作権」の記事に、著作権が切れた小説だけでなく、現代文学の絶版書にも目を向けてはどうかという内容だった。良質の作品を残そうという試みだそうだが、著作権問題がからみ滞っているらしい。
それから、二月十三日の記事では、国会図書館に納本制度で納められている書籍の「デジタル化」が進んでいるとのことだった。いずれは「デジタル図書館」としてインターネットでの配信、「電子書籍ipad」での読書が可能になるそうだ。
期待を寄せるなら、入手困難な小説がいい。電子ブック「ipad」にダウンロードして、宝物を発掘するような読書を楽しみたい。また、「ipad書籍情報&読者のレビュー等」をネット発信するのも一つの方法だろう。「電子書籍」は未読の作品との出会いを繋げる、理想の世界だから。