◎質問者(文章執筆者)の性別/女性
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/42歳
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/看護学校通信制入学用の小論文
課題は 『専門職としての看護師』についての小論文です。
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/看護学校
◎チェックしてほしい文章/句読点や誤字脱字、接続語の使い方に誤りはないか、文章の構成
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/
①単に看護師についてではなく、「専門職としての看護師」について大切なことは何かが述べられているか。
②課題に沿った内容であるか。
③青字の部分《私との》ではなく⇒《准看護師との》へ変更したほうが良いですか?
※面接はなく小論文、志望理由で合否が決まります。
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看護師とは、医療チームの一員として専門的な知識、技術に基づいて患者の体と心の両面をサポートし、患者や家族へ安心や安楽を提供する。すなわち、医療行為をしやすい最環境をつくる専門職である。
准看護師は医師や看護師の指示の下でなければ看護業務を行えない。現実に2013年度をもって神奈川県は准看護師養成廃止を発した。看護師は認定看護師や専門看護師などスキルアップにより専門性を高め、それらを患者の看護に生かすことができるが、准看護師では志を高くしても限界があり、正看護師と准看護師との資格の差は明確である。
私は准看護師として10年以上、多くの患者と向き合ってきた。その経験から患者に優しく接し看護する事はできる。しかし、もっと看護の扉を沢山持っていれば患者にとって、より適切な責任ある看護が提供できたと感じる。長年、看護師と一緒に看護する中で、自分にはない「気づき」を沢山持っていることの重要性に考えさせられる。広くて浅い学習の中で看護している私との違いである。
看護師は、アセスメント・診断・計画立案・実施・評価といった看護過程を深く学習している。看護過程の段階で、看護師が適切かつ専門的な知識や経験を駆使して問題解決へ導くことで、患者の意欲は向上し、セルフケアへと繋がる。問題点を繰り返し患者やその家族と検討する事で、信頼関係を築くことがでるのだ。さらに看護師個人の資質、専門職意識を高めることに繋がる。実際に看護していく上で、看護の質の向上は最も重要である。看護師の豊富な知識の基、敏速な判断と多方面からのコミュニケーションにより患者は安心して、前向きに治療に専念できる。
すなわち看護師とは、治療効果を最大限に発揮できるよう、確実な知識と技術の下、患者に対し精神的な安心と肉体的な安楽を提供できるプロフェッショナル。最高で最上の専門職である。