教育に関する課題論文 質問者/ルイージ

運動会などで順位付けをしない学校が増えていることを受けて、競争を排除することに批判的な筆者に対する、自分の考えを600字程度で述べる問題です。教育の課題です。

1.論理が通った文章構成になっているか
2.表現方法で指摘する点はあるか
についてご意見お願いします。

私も筆者と同じく、「平等を排除して平等ということを第一主義とする」風潮には賛成しない。
理由として一つ目に、競争とは子どもの意欲を向上する上で重要だと考える。二つ目に、世の中に出たら皆が平等で差がないことなどないのだから、学校内で平等を装いすぎるのは子どもたちが社会に出た時に困るのではないかと考える。
私は小学生の時、運動会のかけっこで一位になりたくて、いつも秋になると練習に力を入れていた。しかし結局一位になれたことは一度もなく、毎年悔しい思いをしていた。今振り返ってみると、順位があるからこそ運動会は盛り上がったし、目標に向かって真剣に努力することができたのだと思う。私は悔しい思いをしたが、子どもにはこのような挫折経験も大切だと考える。そして一番重要なのは、競争を排除することではなく、「勝ちは良いけれど負けは悪い」というような考えにとらわれないことだと考える。一位になれなかったからといって自信を無くす必要はない。教師は、子どもたちが自分自身の目標に向かって努力したことを最も評価し、子どもに自信をもたせるべきである。
人にはそれぞれ個性があって同じ人間などいない。だからこそ世の中は、一人ひとりが違う役割で機能している。そのことに気付かせるためにも、子どもたちが互いの得意なことや不得意なことを知り、人間関係を築いていくことは重要であると考える。