私は、「意志の強さをもち、勤勉にコツコツと誠実に物事に取り組み、正直で率直なので人から信頼される人間だ。」と感じています。
現在週に一度外国人に日本語を教えるボランティアに携わっていますが、このボランティアを行うにあたっては、忍耐力をもち、常に教える側も学び続けなければならない大変さがあります。彼らの素朴なまた、時には鋭い質問に際して納得のいく理論で説明をする必要があり、「それは長い間の習慣でそうなったのです。暗記してください。」等という答えでは相手が納得せず、またボランティアとしての信頼性をそう答えるたびに失っていきます。
これは、教員についても言えることだと思います。児童生徒に高い学力を身につけさせるために、絶えず研究を重ねて教科指導力を高めるとともに、視聴覚教材を活用したり、体験学習を積極的に実施したりすることによって、分かりやすく児童生徒が主体的に学べる教授方法を工夫する必要があります。そして、児童生徒からの信用、職員間の信用、保護者からの信用、教育者として社会からの信用を得なければなりません。
私は特別支援学校の教員を希望していますが、常日頃から前向きな姿勢で着実に物事を成し遂げること、単発な思いつきではなく将来を見据えた上で現実を見ること、優しくゆっくりと成長を見守り、待つことの心の豊かさ、が特別支援学校の教員に向いています。 私が教員となり、児童や生徒を指導する立場になったら、一人一人について必ず長所や特技を発見し、ほめて励ましていきたい。その機会を増やすためにも休み時間を極力彼らとともに過ごして、一人一人に言葉を交わし、保護者に対しても彼らの問題点だけを知らせるのではなく、学校で生き生きと過ごす様子を積極的に伝えていきたいと思います。また、社会人として更なる資質を磨く意味でも、校務分掌の仕事に真剣に取り組みさまざまな経験を積み、良識ある行動をとっていきます。