現在医学部6年生で、臨床研修病院を決める就職試験に提出する自己推薦文(600字以内)です。
・他人にも判る文章になっているか
・今のままだと字数がオーバー(800字近く)しているのですが、どこか削れる部分はないか
・削ることが難しければ、一つの内容に絞ったほうがいいのか
に関して添削をお願いします。
私が大学在籍中、勉強以外に力を入れてきたことは部活動である。
硬式テニス部に所属し、三年生の時には女子キャプテンを任された。キャプテンの仕事で一番難しかったのは、練習メニューを考えることであった。時間やコート数が限られ、またクラブに求めるものが部員一人一人違っていたため、とくにレギュラーと残りの部員との練習の兼ね合いに苦労した。そこで、レギュラーに対して男子部員や他大学との合同練習を企画したり、OBの先輩方に積極的に声を掛け指導に来てもらったりと、少しでも双方にとって有意義な練習となるよう努力した。その結果、どちらからもいい練習になったと言ってもらうことができた。この経験を通して私は、一人一人に気を配り集団を円滑に機能させることの困難さを学んだ。また、何事も多くの人の助けによって支えられていること、そういった人間関係の大切さを感じることができた。将来、他の医師やコメディカルの人達と協力して患者さんの治療にあたるチーム医療という場でも、お互いに対する配慮や協力し合える信頼関係、感謝の気持ちは大事だと考えるので、部活動を通してこれらを学べたことは私の強みになったと思う。
また、私は『自信がないのは努力していないから』という言葉を常に自分に言い聞かせている。これは高校時代に担任の先生に言われた言葉であるが、本当にそうだと思う。テニスでも、練習が十分にできていないショットは、極度に緊張する大会では全く使えなくなる。レギュラーとなったとき私は特に徹底してサーブを練習した。暇があればコートに足を運びひたすらボールを打った。数をこなしたことで徐々にこつがつかめ技術的に上達した部分もあるが、それ以上に自分は誰よりも練習してきたという気持ちが試合で私を落ち着かせてくれた。医師になっても、この言葉を噛み締めて自信を持って医療にあたれるよう普段から努力を怠らないようにしていくつもりである。