組織の中核として、今後どのように取り組んでいくのか
◎質問者(文章執筆者)の性別/男
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/55歳
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/昇格試験
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/勤務先
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/
テーマにそった文章となっておりますでしょうか
◎質問したい事柄/
昇格できるような論理的でわかりやすく魅力的になるようアドバイスをお願いします
◎チェックしてほしい文章/
課題:組織の中核として、今後どのように取り組んでいくのか
低成長時代を向かえ、限られた資産の中、組織が発展して行くために、ミドルマネージャー(組織の中核)の果たす役割が非常に重要になってきている事を感じます。
まず組織の中核として私が考える事ですが、社内においても労働時間の増加、責務やリスクの重圧などストレスから心のバランスを崩す事例が出ています。
それを解決する策として雇用される能力、ワークライフバランスが重要だと考えます。
そして問題解決にむかうべく組織の中核に求められる事は、会社の進む方向を理解し、自分たちの意見として部署内への共通理解、方向性の刷り合わせを行い、一体感を持って進むための潤滑油役を担う事だと理解しています。
そのため仕事においては以下の4点を心がけたいと思います。
① 時間内で結果を出す
その事によってオンとオフのメリハリ、後に述べるワークライフバランスが保てます。
② 組織内で助け合う
作業を効率良くシェアし、組織としての強みを発揮します。
③ 後輩の育成
積み重ねた経験や知識を共有し、育成しながら自分への再認識を得、伴に成長します。
④ 自己開発
仕事は常に新しい技術や情報を収集する必要があり、進歩に対応して行くためにも自己開発が不可欠です。
この事により、労働時間の超過を軽減し、効率よく助け合いながら一人で責務を背負いこまず、チームとしての強み、心の強さを得られると思います。
以上の事を実現するスキルとして必要な雇用される力について述べます。
・質問力
上手な質問によって、情報を得たり、相手の本音を引き出したりする事も可能です。
①答えを誘導する質問はしない②質問はシンプルに的確に③質問は一回に一つという事を意識し、相手の求めている結果に向かって進みます。
・傾聴力
ただ聞くのではなく、日頃から情報を集め、分析し、吸収し、そこから自分の考えをまとめます。
知識と自分の考えを持ち、的確な質問や感想を述べ、後輩育成、自らの成長に役立てます。
・メンタルヘルスマネジメント力
仕事量の増加やストレスから体と心のバランスを崩す事もありえます。
そのことが原因で本来の仕事に支障を及ぼしたとのでは組織人として成立しませんそうならないために、仕事に対しオンとオフのメリハリを付け、集中と休息のバランスを取り仕事を遂行するための自己マネジメントを行います。
そのことにより組織内のコミュニケーションも仕事に関しても活性化できると思います。
以上の3点が雇用される力として必要です。
次に、ワークライフバランスについて述べたいと思います。
我々は会社組織の人間であり、社会の一員であり、さらに家族を養う家庭人です。
組織の一員として効率的に仕事を遂行し成果を上げるのは当然の責務です。
それと同時に生活や社会との繋がりも重要で、生活面を疎かにしては心身の健康を害し、家庭や地域との和を乱す原因になります。
これらを両立するには、仕事と生活のバランスを取ることが必要です。
リフレッシュできた効果としてモチベーションが向上します。
一度リセットする事により冷静な見直しができ、良い仕事に繋がります。
ワークとライフのバランスを保つ事により常識的な組織人、社会人として生活して行けます。
この、仕事、家庭、社会のルールのバランスを取って暮らして行けるよう働きかける事が組織の中核として、自分の行うべき役割だと思います。
まとめとして、雇用される能力を発揮し、会社、社会にできる自分の役割を把握し、ワークライフバランスを取りながら家庭、社会規範(コンプライアンス)を大切にします。
組織の中核として、コミュニケーションの繋ぎ役を担って貢献します。
以上の事を心に刻み、自分に与えられたシステムという仕事を通じグローバルな視野を持ち、組織の中核という自覚を持ち、「品質で信頼され、技術で発展する“EIKEN”」を実現したいと思います。