◎質問者(文章執筆者)の性別/女
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/高校3年生
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/AO選抜 1600字指定の自己申告書
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/偏差値50弱の大学
◎チェックしてほしい文章/
私は高校からバレーボールを始め、3年間部に所属しました。入学当初は初心者ばかり集まった同好会だったため、大会での実績が上がらず、なかなか部として認めてもらえませんでした。そのため練習量を増やし、学校行事の大掛かりな準備に積極的に参加するなど部活動のみならず努力した結果、2年生の3学期に部として認められ、最後の大会では3回戦進出を果たしました。今では多くの部員が集まり、立派な部として活動しています。後輩には、新しいことに積極的に挑戦すること、やりたいことだけを頑張るのではなく、全てにおいて努力を怠ってはいけないということが受け継がれています。私自身は、他の部員より遅れて入部したため、なかなか差を縮められずに悩み、何度も投げ出したくなりました。でもその度に「投げ出すことで楽にはなっても、得るものは何もない」と思い直し、3年間バレーボールをやり通すことができました。
部活動以外では、2年生で選択した世界史の先生からの課題で、たくさんのレポート作成に取り組みました。指定された本を読み、その本についての概略、自分の意見、感想等を2000字以上で書くというものです。部活動や他の教科との両立が大変でしたが、それまで勉強を怠っていた自分を立て直すべく必死で取り組みました。先生は最初に提出したレポートを読み「力があるのだから最初から全力でやりなさい」と叱ってくださいました。その言葉が励みとなり、私は熱心に指導してくださる先生に感謝し、その後も再提出を重ねながら多くの課題に取り組み、最後までやり遂げることができました。この経験から、妥協しないこと、全力で取り組むことの大切さを学び、何事にも自分に厳しくなり、成績や体力テストの結果を大きく伸ばすことができました。また、世界の歴史や文化についての多くの本を読み、ヨーロッパや東南アジアに興味が湧き、留学をして自分の目で文化の違いを学びたいという考えが生まれました。
将来については、多くの人に携わり、相手を笑顔にできるような仕事に就きたいと考えています。具体的には、心理カウンセラーやテーマパーク、ホテルでの接客業です。
私は人と関わることが好きで、友人や知り合いは勿論なのですが、人見知りをしないので、特に初対面の人や外出先のスタッフの方と接することが好きです。そういった方々が、名前も知らない出会ったばかりの自分に、親切に笑顔で対応してくださることがとても嬉しく、私も多くの人に気持ちの良い時間を過ごして頂き、喜ばれることに喜びを感じる、そんな仕事がしたいと思いました。
その思いは東京マラソンのボランティアに参加し、いっそう強くなりました。走っていく人達に「頑張れ」と声をかけたり、水を手渡して、「ありがとう」と言われたり、笑顔を見せてもらえた時は、本当に嬉しく思いました。年齢も経歴も国も関係なく、大勢の人に喜んでもらえることはとても素晴らしいことだと感じ、将来についての考えに大きな影響を与える貴重な経験となりました。
リベラルアーツ学群では、幅広い基礎的な知識を身に付け、様々な考えを持った多くの方々一人一人に対応できるような人を目指し、学んでいこうと考えています。さらに留学プログラムに参加し、文化や価値観の違いについて理解を深めたいと思います。その際に、自分の長所である人見知りをせず人と関われることを活かし、現地の方と触れ合い、より深い理解に繋げようと思います。
専攻はコミュニケーション学、心理学を考えており、人との関わり方や人の心について学び、長所を伸ばしながら先述した目標の仕事に就くことを目指しています。学習だけではなく、大学祭等の課外活動や興味を持ったことに積極的に取り組み、挑戦していきたいと思います。そしてこの3年間で学んだことを胸に刻み、自分の可能性を広げていけるような、充実した4年間にしたいです。
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/
・自己申告書としてなりたっているか
・文法的におかしなところはあるか
・省いた方が良い箇所と、もっと詳しく書いた方が良い箇所
・全体的な感想、印象
を教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。