大学自己推薦入試自己推薦文 質問者/紗南

◎質問者(文章執筆者)の性別/女
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/浪人生
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/入試用
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/中央大学法学部法律学科
◎チェックしてほしい文章/下記
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス/文の繋がり方や話の流れにおかしい点があるか。読んでいて不可解な点がないか。
◎質問したい事柄/全体として出来は良いか悪いか。

1400字以上1600字以内の自己推薦文です。 最低でも1400字なくてはいけないので文章が長くなっております。
中央大学法学部の自己推薦入試用で、自己推薦文と志望理由書の2種類あります。要項に「課外なおでの奉仕活動に積極的に参加したものを求む」という内容があるので内容はその方向になっています。
なぜこの大学を選んだのかなどの具体的な話は志望理由書に書いてあるので推薦書にはかいてありません。

私の長所は行動力、実行力があるところです。
私は小学生の頃から奉仕活動に参加してきました。きっかけはユニセフの活動を紹介した番組で、アフリカでは自分と同じくらいの年齢の子供たちが今この瞬間も亡くなっているという現実があることを知ったからです。このことは、生まれた場所が違うだけで尊い命がこんなにも簡単に失われてしまうのかと私に強い衝撃を与えました。この現実をなんとかして変えたいと思った私は、自分一人ではなにもできなくてもユニセフという活動に参加すれば、なにか彼らの力になれるのではないかと思い、高校卒業まで地域の団体に入り毎年活動を行ってきました。実際に活動に参加し始めてから、配布される資料だけで活動を行うのではなく、自分なりに支援を必要としている人々の環境をきちんと調べてより多くの人にその現状が伝わる資料を作ろうと考えました。それを行った結果、一緒に活動していた仲間たちも自分の活動の意義を明確に把握することが出来、活動への参加者が増えるなど意欲向上につながりました。自分たちで活動について調べる中で戦後の日本も1949年から64年まで15年間にわたって、学校給食用の粉ミルクや医薬品など、当時のお金で65億円にのぼる支援を受けていたことを知りました。戦後の日本がここまで発展することが出来たのは自分たちの力だけではなくユニセフを始め、多くの人のおかげでもあるということを知り、自分のいるこの環境を大切にしようと思いました。
そして他のボランティア活動にも意欲的に参加するようになりました。地域の清掃活動に参加した時には、多くのごみが隠すように捨てられていたために回収が困難となっていました。その対策を仲間と考え、最終的にごみのポイ捨てや不法投棄に注意を促す「ごみを隠す工夫ではなく、自然に優しい分別の工夫をしよう」という標語を提案しました。特に投棄がひどかった数ヵ所にポスターを貼った結果、ごみの投棄を減少させることが出来ました。
自然への奉仕活動だけでなく、障害をもっている人々との交流にも参加しました。家族や知人に障害を持っている人がいない限り私たちはあまり彼らと交流する機会はありません。そのこともあり、彼らのことを交流会に参加するまであまりにも知りませんでした。ただ漠然と「暮らしにくいだろうな」「コミュニケーションをとるのも困難そうだ」などと思っていたのです。しかし実際に彼らや、彼らのご家族と話をして印象が大分変りました。彼らは話かければ理解しようと一生懸命話を聞いてくれましたし、一緒に遊んでも純粋で優しい子がとても多かったのです。確かに一人で通勤したり、買い物したりするのは困難かもしれません。そんな時は私たちが、社会全体が彼らを支えていかなければと思いました。そのためにももっと多くの人が障害を持っている人への理解を深めるべきだと思いました。あれから日常で障害を持った方に出会い、助けになれる時には今までより積極的に行動するようになりました。車いすの方が電車やバスに乗ろうとしていれば乗車の補助をするなど、ほんの小さなことでも彼らの助けになれればと続けています。
あの時偶然みたテレビ番組をただの情報として流すのではなく、行動に移し、それをきっかけとして様々なボランティア活動に参加するようになったのは私の長所だと思います。
そしてこれからも社会と人々に深い関心をもち積極的に行動していきたいと思っています。行動力のある点はこれから貴学でインターンシップに参加するなど法を学ぶ際にも役立つと思っています。以上より私は貴学の求める人材に適していると考えられます。

よろしくお願いします。