◎質問者(文章執筆者)の性別/男
◎質問者(文章執筆者)の年齢・学年/社会人
◎文章の用途(「入試用の志望動機」など)/大学院入試
◎文章の提出先(受験する大学、会社など)/大学院
◎チェックしてほしい事柄・ほしいアドバイス・質問したい事柄/
始めて自己推薦書を書くので、これで自己推薦書になっているのでしょうか?
良い自己推薦書の書き方などありましたご教授お願い致します。
◎チェックしてほしい文章/
形式は指定のA4用紙に1000字以内です。特定看護師要養成課程の大学院入学試験になります。
私は今まで看護師として整形外科、救命救急センターICUでの勤務経験がある。
整形外科病棟では、医師からの包括的指示のもとに、自己で患者の状態をアセスメントし、鎮痛剤や下剤などの使用薬剤の投与や時間を判断して施行していた。医師の包括的指示の範囲内では解決できない問題は、相談し直接的指示を受けて対応していた。患者の病状やADL、訴えを考慮し、適切な時期に介入していた。結果、患者の満足度の向上、在院日数の減少の効果があった。
救命救急センターICUでは、取り扱う疾患が多岐にわたり、かつ超急性期で常に急変のリスクがある。そのため、看護師も治療を担う部分が多くあり、さまざまな疾患や疾患の治療方法、諸検査を学習する必要がある。疾患が多岐にわたり、学習内容が医学的知識が中心となるため、大変に時間を要し実践に生かせていないのが現状である。また、救急治療は時間とともに変化する病態に対応するため、すべて医師の直接的指示のもとに治療が進むという特性があることから、直接的指示を得るのに時間を要し患者に適切な時期に治療・看護介入が出来ていない経験をした。
大学では、チーム医療で必要とされる他職種との連携を学ぶため「関連職種連携論実習」を履修し、一人の患者に対し他職種で多面的に関わることで患者の治療が円滑に進むことを学んだ。さらに、看護師は患者の日常生活を援助する特性から、患者に関する情報を多く把握し、チーム内で共有を促す役割、チーム内を調整する役割を担う必要があるとも学んだ。
特定看護師は、医師の包括的指示のもとに、患者の生活背景を視野に入れながら自立して診断・治療を行う能力が必要とされる。さらに、医師と患者、医師と看護師との関係を調整する能力も求められる。また、大学院では、医学を修得するのは当然のこと、研究を実践し、救急看護学および特定看護師の発展に貢献できるように取り組む必要がある。
私は、包括的指示のもとに自立して判断し患者に関わってきた経験があり、大学での研究や研究発表、臨床では症例研究を実践したこと、他職種との連携に取り組み実践した経験から、特定看護師及び大学院において必要とされる能力を備えていると考える。以上のことから、自己推薦とする。
貴院で救急・重症集中領域における病態生理や診断・治療・検査方法を学び、正しい根拠をもとに患者の治療に関われるように学んでいきたいと考える。