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特殊教育分野の教員採用試験出願の際に課された抱負を述べる文章です。
◆書き直し前

理想の教師像もしくは特殊教育の教師としてやりたいこと
 私は公立保育園の嘱託職員として、中度自閉症児の保育を担当している。私は大学時代に、家庭教師で多動性障害児を教えたことがある。とても遣り甲斐のある、充実した経験だった。私は他にも何人か家庭教師をしていたが、この子の場合ほど遣り甲斐のあることはなかった。それが私の特殊教育の原点であり、教師としてやりたいことである。
 その家庭教師では、最初は、非常に落ち着きのない子だと思ったが、実際は、その子は多動性障害児だった。そして、その子には、ダウン症の弟がいて、母親は彼にとても期待していた。なので、成績が悪いなどと言って、いつも彼を叱っていたらしい。だからその子は勉強が嫌いであった。また、私にもひどく反抗的な態度で、はじめは口もきかなかったし、目も合わせなかった。
 私は最初、少し嫌な気になったが、将来、教員をめざしていたので、こういう子もしっかり見てあげようと思い、毎週、一生懸命、その家に通って、いろいろと教えた。心理学の知識も活かして、とにかく、彼の気持ちを大事に考えて、何でも誉めてあげたりして、根気よく付き合った。そうすると、彼は私の訪問する曜日は、家の玄関まで出てくるようになった。
 以上のような体験から、私は子ども一人一人の心を理解し、その声に耳を傾ける教師でありたいと思う。子どもたちに受け入れてもらえる教師になりたい。特殊教育ではそれは非常に大切なことだからだ。子どもたちの気持ちを大切にして、誉めることで彼らを成長させてあげたい。

◆書き直し後
 いくつかの質問をして、リライト(書き直し)させていただきました。

理想の教師像もしくは特殊教育の教師としてやりたいこと  
 私が特殊教育に関心を持ったのは、大学時代、家庭教師のアルバイトで多動性障害児を教えた体験からだ。それは家庭教師派遣会社から指定された家の子で、最初は、何だか落ち着きのない子だと思っただけだったが、しばらくして、母親から多動性障害児だと聞かされたのだ。しかし、心理学専攻だった私は、何か学ぶこともあるはずだと担当を続けた。
 彼にはダウン症の弟がいて、母親は一応普通学校に通う彼に期待するあまり、成績の悪さなどでよく彼を叱るようだった。当然、彼は反抗的で、私に対しても口もきかず、目も合わせない状態だった。私は、まだ専門家でもない自分にできることはそうないと思い、ともかく彼と一緒に気持ちよく時間を過ごせばいいのだと考えた。そして、彼の気持ちを理解することを第一に、根気よく付き合ったのだ。自分が子供の頃に母に誉められた体験を思い出し、できるだけ彼を誉めてやるようにした。すると、彼は私を玄関先まで出迎えてくれるまでになり、休みがちだった学校にも積極的に登校するようになったのだ。
 私は他にも家庭教師をしていたが、彼の場合ほど手応えを感じたことはない。何かが出来るまで長い時間がかかるが、それを一つ乗り越えた時の充実感が大きかった。私は今、公立保育園の嘱託として中度自閉症児の保育を担当しており、そこでも同じような体験をする。歌の時間に、皆の歌を聞くことさえ嫌がっていた子が、自分の席に座って皆の歌を聞いていられるようになる、その小さな進歩がとても嬉しい。
 こうした体験から、私は何より、子供一人一人の心を理解し、その声に耳を傾ける教師でありたいと思う。子供らとの心のつながりを築き、彼らに受け入れてもらえる教師になりたい。教える側のスケジュールではなく彼らのペースに合わせて根気よく指導し、彼らが自分の思いを言葉で周囲に伝え、円滑な人間関係を築く能力を身に付ける手助けをしたいと思うのである。