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過去の添削とアドバイス例3 「だ、である」と「です、ます」

過去の添削とアドバイス例 3
「だ、である」と「です、ます」

「である」と「です、ます」どちらを使うべきですか?
 志望理由書なのですが、文の終わりを「である」や「だ」にすべきか、「です」「ます」にすべきか、迷っています。
 原則はあるのでしょうか?
Re: 「である」と「です、ます」どちらを使うべきですか?
 あなたの年齢や志望理由書の提出先、その他の事情が不明ですので断言はできません。
 しかし、少なくとも高校生以上なら、「~~だ。~~である」調を強く推奨します。
 理由は次の通りです。
 その1.「~です」とは相性の悪い言葉があります。
 たとえば「大きい」や「~したい」といった言葉を考えてください。
 これらを「~です」調にすると、それぞれ「大きいです」「~したいです」となります。
 話し言葉としてならいいのですが、書き言葉として読んでみると、小学生の作文のような、稚拙な印象になるでしょう。
 次のような例文を考えれば、さらにはっきりします。
 「私たちに課された責任は想像以上に大きい」
 「私たちに課された責任は想像以上に大きいです」
 その2.「~だ」「~である」調のほうが語尾変化が豊富です。
 一般に、良い文章の条件としては同じ言葉や表現を繰り返さないという原則があり、語尾についても同じことが言えます。
 しかし、「です、ます」調は、「美しい」なら「美しい」、「考える」なら「考える」ですむものを、わざわざ「です」「ます」を語尾に付け、「美しいです」「考えます」となります。「す」ですね。
 当然、語尾は「です」「ます」やその過去形の「でした」「ました」が多くなり、同じ言葉や表現の繰り返しになってしまうわけです。
 そういった不具合を回避するため、表現を工夫する必要があり、それが原因で文字数が増えてしまう結果となります。
 文字数が増えるほうがいいと喜んでいるようでは駄目です。
 限られた文字数を最大限活用して、志望動機や意欲をアピールすることを考えましょう。

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