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サービス見本2 模範文例提供サービス/Q&A作成サポートの見本
大学外国語学部入試出願の際の志望動機書

 

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 サービス見本の各ページに掲載する文章は、正常なお取引により実際に納品した文章を掲載しているものではありません。
 サービス見本の各文章は、下記のいずれかに該当するものです。
 1.お客様都合で途中キャンセルなさったにも関わらず、正当なキャンセル料金のお支払いに応じていただけなかったケース。
 2.Writing Solution/WSサービスの関連サイト■無料添削とアドバイス に投稿された文章をもとに、WSサービスが創作したもの。
 3.その他、各ページでとくに説明するもの。
 

サービス見本2 模範文例提供サービス/Q&A作成サポート
大学外国語学部入試に出願する際の志望動機書

 

利用お申込ご連絡文とデータ

 ある総合大学の外国語系学部への編入試験を受けようとなさる方の、志望動機書の模範文例を提供させていただいた事例です。(納品時期に関するやりとりなど、一部は省略)
 ○○大学○○○○○学部の編入試験を受けたいのですが、出願に必要な「志望動機書」がなかなか書けず困っています。模範文例をお願いします。
 私は社会人で、○○大学の社会人入学枠を利用します。志望動機書は、「これまでの職歴や社会経験、自己紹介などを含め、本学に編入を志望する動機を1500字以内で記述すること」となっています。 自分ではどうしても納得いく文書ができないので、私なりに考えたポイントを書きますので、これを参考によろしくお願いします。
・私は、23歳の社会人2年生です。
・職歴や社会経験
4年制大学を卒業後、中堅クラスの商社に就職しました。
一般職なので男性営業マンについて、そのアシスト業務を担当しています。一般的には営業事務という言い方をするようです。
・志望動機
今の仕事は職場環境に不満はないのですが、将来に対する希望が持てません。
母親が司書の仕事をしていた時期があり、私もその資格は取っているのですが、その方面に転職する気持ちはありません。
将来は、海外に出て頑張れるような、少なくとも自分自身が海外の人たちと関わりを持ちながら働けるような仕事がしたいです。できれば国連職員、国際NGOスタッフ等。小さな貿易会社でも、アシスト業務ではなく、自分が何かを任されて担当できるような仕事をしたく思います。
それには、今の私の能力(英語力、国際社会や諸外国についての知識等)では不足で、もう一度真剣に学び直したいという気持ちになりました。
・自己紹介
外向的で、活動的。母親の影響で司書の資格をとりましたが、自分自身、あまりそういう仕事は向いていないように思います。
社会人2年目でもう挫折するような印象で嫌なのですが、私自身はそうは思っていません。両親を安心させたい気持ちもあって、とにかく安定した就職をということで進路を決めたのですが、やはりこれは違うなと改めて思うようになったのです。
簡単ですが、参考になるでしょうか。よろしくお願いします。
 

WSサービスからの質問

 このお申込の文章はしっかりしており、かなり丁寧に書いていただいたほうでしたが、必要なデータが欠けていたり、材料不足の面もあったので、質問を送らせていただきました。
 ご連絡、ありがとうございます。
 さっそくですが、お申込の志望動機書模範文例を作成するにあたり、以下の質問にご回答をお願いします。
 ご記入は、まとまった文章でなく、メモや箇条書きなどの形で結構です。話が前後しても差し支えありませんので、思いついたことは何でもお書きください。質問のほうも、順序は結構バラバラですので。
1.念のためお尋ねしますが、あなたは女性でいらっしゃいますね?
2.将来に対するあなたの考えは理解できましたが、では、それを実現するために、なぜ○○大学○○○○○学部を選んだのかという理由が不明です。まず、これにお答えください。これは重要な要素ですので、できるだけ詳しくお願いします。
3.現在のお仕事について、もう少し詳しく、できるだけ具体的に、教えてください。また、その仕事は、それほどツマラナイ仕事なのですか?
4.将来の職業に関して、「国連職員、国際NGOスタッフ等」と挙げておられますが、国連関係の組織といっても多様です。また、国際NGOとなると、その活動内容から組織としての充実度まで、はっきりいって玉石混交の状態だろうと思います。そのあたりについて、失礼ですが、あなたはどの程度ご理解なさっているのかお聞かせください。
5.また、国連関係にせよ国際NGOにせよ、具体的にめざしている団体があれば、その理由なども含めて教えてください。
6.現在のご自分の能力が不足だと書いていらっしゃいますが、どのような能力がどの程度不足とお考えなのか、具体的に詳しくお願いします。
7.母上の影響で司書の資格、というお話が、こういっては何ですがちょっと興味深く、使えそうな気がします。母上の影響を受けたあなたの心理などをもう少し詳しく聞かせてください。
 

お客様からのご回答

 省略。
 

WSサービスからの再度の質問

 ご回答ありがとうございました。
 丁寧にご回答いただきましたので、おおむね材料は揃いましたが、あと2点だけ、お願いします。
1.あなたが自分に不足するとお考えの「道具としての英語力」ですが、今の勤務を続けながら専門学校などで学ぶ方法もあると思うのですが、そういう方法を選択なさらなかったのは、なぜですか?
2.地球環境問題に取り組む国際NGOについてのあなたのご興味、よく判りました。しかし、そうした団体は数こそ多いものの、スタッフ採用という点では、それほど採用枠はないように想像します。その点、どうお考えですか?
 

お客様からのご回答

 省略。
 

WSサービスが作成した模範文例

 ようやく社会人二年生になった私が、大学で学び直すというと周囲は皆びっくりする。何かあったのかと心配してくれる人も、我慢が足りないと苦言をくれる人もいる。しかし、私の決断は、決して中途半端な気持ちからのものではないし、今の仕事が辛くて逃げ出そうというのとは絶対に違う。就職する際の私の選択が誤っていたことを日々痛感し、私なりに考え抜いた結果なのだ。
 職業選択については、私にはもうひとつ誤りがあった。それは、司書として働いていた母の影響で、自分も最初、司書をめざしたことだ。だが、考えてみれば私は元来が活動的で外向的、おとなしく座っていられない性格だ。毎日毎日、本を相手に過ごす生活に我慢できるはずがない。私は、働く女性としての母への尊敬や憧れを、司書という職業に対する尊敬や憧れだと勘違いしていたのである。就職活動の時期になって気づき、あわてて方針転換したものの、この不況と自分の力不足で、結局、今の商社に一般職として就職することになった。
 商社での仕事は、それなりに面白いものだった。男性営業マンのアシスタントとして、書類作成など事務のバックアップをするのだが、海外の出先拠点や取り引き相手などとのメールやファクシミリのやり取りを通して、その国の経済状態の一端や、特定の商品をめぐる国際的な動きなども見えてくるのだ。一年たつ頃には、アシスタントではなく、自分自身がその営業の前線に出て働きたいと思うようになった。しかし、今の会社では制度の上からも企業風土の上からも、それは無理な相談である。そう思うと、余計に今の仕事が味気なく思えてきた。
 同時に、私は新聞報道などで目にする、いろいろな国際NGOと、そこで活動する人たちのことが気になりだした。現代社会で、NGOの果たす役割や影響力は決して小さなものではない。また、一般には、無給か薄給のボランティアと思われているNGO職員も、調べてみると、高い能力を持つ人はそれなりの待遇を受けているという。活動を充実させるため、有能な人材を高給で求めている団体も少なくないようだ。地球環境保全、国際支援といったNGO活動に、正当な報酬を得て取り組む。私は、そういう世界にかけてみたくなった。
 しかし、今の私の能力ではそれも難しい相談だ。大学で英米文学を専攻し、英語の読み書きはある程度できるし、会話もたどたどしい日常会話くらいなら何とかなると思う。けれども、英語を道具として使いこなせるレベルかと問われると、とてもその自信はない。また、英語を事実上の国際標準語として動くこの世界で、今何が起きているのか、今何が問題なのか。そういった国際情勢に関する理解や、日本と他国との関係についての知識なども、非常に心もとない。これらについて学び直し、その上で新しい生き方をめざしたい。そう考え、貴校の社会人編入学募集に応募することにした。
 単に英会話の力をつけるだけなら、今の勤務を続けながら英会話学校に通えば良かった。しかし、貴校○○○○○学部では、道具としての実践的な英語力の養成に力を注ぐと同時に、多様な異文化を理解するための講義も充実していると聞いた。また、国際政治や国際経済、地域情勢や国際機構など、国際関係に関する幅広い講義やセミナーが受講できることにも、大きな魅力を感じたのである。
 国際NGOのスタッフというと、「そんな夢みたいなことを…」という人もいる。私も、それが簡単なことだとは思わない。しかし、二年間もう一度真剣に、徹底的に学び直せば、おのずと道は見えてくるはずだ。どうか、私に機会を与えてくださるようお願いする。
 
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