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過去の添削とアドバイス例50 大学経営学部AO入試 志望理由書

過去の添削とアドバイス例 50
大学経営学部AO入試 志望理由書

 
AO志望理由書、経営学部希望
☆800字程度、学科と募集分野を選んだ理由(選んだ分野は起業家)入学後の学習計画
 
私が経営学部を志望した理由は、高校の授業で企業分析をした時、企業の運営方法やしくみを学んでいくうちに自分自身でも起業してみたいと思ったからです。さらに、一つのテレビ番組がきっかけとなり、具体的に設立したい会社のイメージが生まれたので起業家の募集分野を選択しました。その番組とは、「大家族のお母さん」というものです。そのお母さんは、できちゃった結婚をし、次々に子どもが生まれて育児に追われ、費用の面でも結婚式を挙げられず残念だったと話していました。
そこで私は、費用や時間がなく式を挙げられなかった人も気軽に利用できるブライダル会社を設立しようと決心しました。小規模かもしれないけれど、式場と披露宴の設備を備え、式のすべてを自社で行う運営形式を考えています。利用する人の人生最大の思い出になるよう、最高のサービスを提供したいです。
○○大学の経営学部は、他校の経営学部にはない、大きなメリットがあります。それは、経営学科にいながらビジネス法学科の法律の授業や、二部の資格取得を目指した授業も履修できるということです。
 
既存のブライダル業者について調べましたか?
 標題の通りです。
 その「できちゃった婚」をしたお母さんが、今から結婚式や披露宴をやろうとすると、既存の業者利用では無理なのですか?もっと言えば、結婚式や披露宴は業者に頼まないとできないのですか?
 そういう「できちゃった婚」をしたお母さんのような人たちが、今から式や披露宴をするために何で困っているのかという具体的な、うなづける指摘、あるいは、おっしゃるような利用しやすいブライダル会社というのが、たとえばどんなサービスをするのか、その発想の原型といったものがなくては、要するに、起業云々を言うために無理に話を作っただけと解釈されますね。
 「式場と披露宴の設備を備え、式のすべてを自社で行う運営形式」など、珍しくも何ともないですね。自分の発想の当否を調べもせず、思い付きをそのまま書けば良い、というものではありません。
 もちろん、これは志望理由書であって、事業計画書ではないのですが、あなた自身が、具体的な起業イメージを書くことにしたのですから、その内容についても、最低限チェックは必要です。
 ついでですが、最後の「○○大学の経営学部は~」以降は、ずいぶん尻切れトンボですね。この程度のことなら書く必要はありません。その分、本論をもっと詳しく書くべきです。

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