過去の添削とアドバイス例 ６４
大学健康栄養学科入試出願 自己推薦書
自己推薦書の添削お願いします
私の最大の長所は何事にも一生懸命取り組むという所です。私は特に小学生４年生から現在までの８年間空手を頑張ってきました。高校では空手部というのはありませんでしたが、顧問の先生に高体連に登録して頂いて○○高校の名前で大会に出場し、地区大会では常に上位に入賞していました。また、元々やっていた流派の方の大会では全道・全国と大きな大会にも出場することができました。今まで空手を続け、大会でも良い成績を修めてこれたのはもちろん自分の努力によるものでもありますが、先生方のご指導、両親の応援があってのことと思っております。そしてもう一つ私の特徴として、非常に観察力に優れているということがあります。武道は技を目で見て盗まなければなりません。空手を始めたことにより更に観察力が身についたと確信しています。そして上達していくに連れ自分が後輩に指導する立場になりどのように教えたらわかりやすいかなど相手の立場になって考え、持ち前の観察力によって得た技術を試行錯誤し伝えることによって表現力も身につき今では先生顔負けの指導力もあるのではないかと自負しております。空手を通じて「精神力」「体力」「表現力」「指導力」を同時に身につけることができました。私は少し大雑把なところがあるという短所もありますが今までの経験を生かし何事にも挑戦、努力し、大学でも空手を続けて○○大学空手部の名前を少しでも広められればと思っています。そして健康栄養学科を志望するにあたって、将来、スポーツ団体や選手をサポートする管理栄養士を目指し精一杯頑張っていきたいと思います。おかしい所などの指摘、アドバイスお願いします。
空手をするために大学に行くのですか？
決して、非難しているわけではありませんが、空手をするために大学に行くのですか？空手部に入部することが前提の、スポーツ推薦などの入試ですか？そうであるなら、それで結構ですが、空手は好きだけれど、あくまで部活であるということなら、どうも空手の話が前面に出過ぎのように思います。また、「観察力」「表現力」という言葉の使い方が少しひっかかります。表現力は「コミュニケーション能力」などというほうが正しいのではないでしょうか？
他にも「おかしい所」はたくさんあります。たとえば、「先生顔負けの指導力もあるのではないかと自負して」いるというのは、いくら自己推薦書だとは言え、ずいぶん傲慢な話です。
細かな話ですが、空手部がないのに、なぜ顧問の先生がいらっしゃるのですか？
