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サービス見本1の2 その他のリライトサポート見本
大学芸術系学部入試出願で提出を指示された課題論文

 

【ご注意】

 サービス見本の各ページに掲載する文章は、正常なお取引により実際に納品した文章を掲載しているものではありません。
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 2.Writing Solution/WSサービスの関連サイト■無料添削とアドバイス に投稿された文章をもとに、WSサービスが創作したもの。
 3.その他、各ページでとくに説明するもの。
 

サービス見本1の2/その他のリライトサポートの見本
大学芸術系学部入試出願で提出を指示された課題論文

 ■無料添削とアドバイス に投稿された文章をもとに、投稿者とのやり取りも踏まえて、WSサービスなりの考えでリライトしました。
 投稿者とのやり取りは納得いくまでしたとは言えませんので、投稿者の真意にそったものかどうか確信はありません。またリライトサポートというより、Q&A作成サポートに近い仕上がりになっていますが、こういう用途のこういう文章を当サービスが作成するとこうなる、という参考にはしていただけるでしょう。
 投稿者がお書きになったリライトサポート前の文章と、投稿者とWSサービスのやり取りは、■無料添削とアドバイスの 芸術系大学志望理由書をご覧ください。
  

大学側の課題出題文

「これまでの自分の実績や集中して行ってきたことに触れながら、入学後に何をどのように学びたいのかを、2000字程度で記入して下さい。」
 

WSサービスがリライト(作成)した文章

 私は将来、舞台芸術もしくは映像芸術の演出の仕事に取り組みたいと希望しており、そのため、貴大学で映像身体学科の○○▽▽助教の講義や指導を受けたいと考えている。と言うのは、私は舞台芸術や映像芸術における「音」の役割や効果に強い関心があり、それを活かした演出の理論や技術を学びたいと思っているからだ。○○▽▽助教の著作を読み研究内容の概要を知って、映像作品における音の効果を考察するその研究に深い感銘を受け、ぜひ○○助教の指導を受け、自分なりに音についての考えを深めたいと思ったのである。
 私は、4歳の頃から習い始めたクラックバレエを今も続けており、高校では音楽同好会の活動にも取り組んで来た。その一方で、友人のバレエ公演や音楽ライブも数多く観覧、視聴するなどして、多様な芸術作品に親しんできた。クラシックバレエは言うまでもなく身体表現と音楽つまり音が主要な役割を果たす芸術であり、私は音楽に合わせて踊り、身体全体で表現する楽しさを感じた。年に一度の舞台公演は私の大きな喜びであり、遣り甲斐だった。音楽は音そのものが主役だと言ってよく、クラシックバレエとはまた異なる魅力がある。ライブでは曲調に合わせた効果的な光や小道具の使用など、最先端技術を駆使した演出が音楽演奏を盛り上げること、反対に、意図的に無音状態を作り出すことで不思議な効果を得られることも実感した。好きでよく観る様々なジャンルの映画でも、登場人物の足音の扱いや画面外から聞こえてくるちょっとした物音、本来なら聞こえるはずのない主人公の心臓の鼓動音、そしてBGMなども観る者の心理に大きな効果を与えることを感じた。そういうことを理解した上で観ると、演出家や監督の意図や狙いが見えてくるようにもなり、作品をいっそう味わい深く鑑賞できるようにもなった。
 映像芸術作品は動画と音から成り立っている。それらの個々の表現が重なり合い強調し合うことでひとつの作品が創り上げられ、作家の意図や伝えようとする主張や思想を表現するものになる。作家が伝えたいことを、より的確に効果的に表現するためには、動画つまり映像そのものを制作する技術だけでなく、音響の技術や、それらをどう組み合わせるのかという発想力など、多くの要素が必要なのである。それらがすべて作家の意図通りに発揮されてこそ、優れた作品となり、観るものに感動や感銘を与えることができる。これは舞台芸術でも同様である。私には原作を執筆するという能力はないと思うし、今はそれをしたいとも思わないが、小説家など他の作家が創造した物語を的確に読み解き、自分なりの解釈を施して、演劇などの舞台作品や音楽ライブ、映画などの映像芸術として表現することに挑戦したいのである。脚本家や演者、俳優らと徹底して話し合い、そこで統一された自分たちの想いを観客に伝えることに、意欲と意義を感じるのだ。
 ただ、これに関連してもう一点、私が貴学でぜひ学びたいと思っていることがある。それは、創作活動における共同作業や協業の在り方、それに演出家としてどう関わって行くべきかという点である。もちろん、創作活動が民主主義である必要はない。「船頭多くして舟山に登る」の例えもある通り、創作活動において、民主主義的にいろいろな意見を取り入れて最大公約数的に創りあげて行くことは、結局、創作意図を曖昧にし、焦点が定まらない作品を生み出すことにつながる。監督や演出家の意図を明確に表現して行くためには、その強いリーダーシップが重要であることは言うまでもない。しかし、その一方で、監督や演出家だけで舞台作品や映像作品ができないのも紛れもない事実である。私はバレエに一生懸命だった中学生の頃、出演した作品をDVD映像に収めたものを見て、その最後、エンドロールにスタッフの名前が次々と映し出されるのを見て、ひとつの舞台作品にもこんなに多くの人の協力があるのだと実感した。その思いは今も変わらない。
 つまり、監督や演出家には、強いリーダーシップで脚本家や俳優、カメラマン、照明係、音響係、大道具・小道具係といった創作スタッフ全員を説得し、リードし、彼らの協力を得て行く能力と、それに必要な知識が求められると思うのだ。私は貴学映像身体学科で用意されている映像制作、ダンス、演劇の実習、さらに多様なワークショップに参加して、創作に関わるスタッフが果たす役割やその技術の実際について学びつつ、共同作業の在り方について認識を深めたい。また俳優や役者、音響、照明、大道具・小道具などのスタッフと確かな意思疎通ができるコミュニケーション能力を養うことも重要である。貴学部には実践的なワークショップや他学部講義の受講制度もあり、自分が学びたいと思うことを自由に学べる。そうした利点を活かして、多様な人と交流し会話することで自分のコミュニケーション能力を磨きたい。
 そしていつか、観てくれる人々に小さな感動や驚き、何らかの示唆を与えるような舞台作品、映像作品を創り上げたいと切望している。

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